がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩手スポーツ応援ニュース◆岩手県スポーツ賞(岩手県知事表彰)授賞式 ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー、土屋さん全日本選手権4冠!)

3月7日の全国大会優勝の岩手アスリートは

◇スキー/クロスカントリー全日本選手権 女子リレー5km×3
土屋正恵🥇弘果SRC(青森)/日本大学卒←盛岡南高校卒・安代中(八幡平市)

なお、土屋さんは、
今シーズンの全日本選手権 10kmC Mst、10kmF Ps、30kmF Mst、RR5km×3 の4競技で優勝。岩手アスリートで全日本選手権同一シーズン最多種目優勝です。
おめでとうございます。

詳細などは

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(2団体)

現在実施中の、岩手のスポーツ関連クラウドファンディングは

ウエイトリフティング「SUZU DREAM CLUB」
 (大会参加・活動経費/3月18日まで)
☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→ 岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆岩手県スポーツ賞授賞式が行われました(16競技/2団体・個人28名)

今日、3月7日に岩手県盛岡市で、
令和5年度岩手県スポーツ賞の授与式が行われました。
この賞は、
「岩手県スポーツ賞は、スポーツ競技大会において優秀な成績を挙げ、県民に明るい希望と活力を与えることに顕著な業績があった者」を岩手県知事が表彰する制度。
今年度は、16競技の2団体・個人28名の方々が表彰されています。
おめでとうございます。

受賞者一覧は、この下線部をタップすると 見られますので、ご覧ください。
とはいうものの、
わざわざ…という方もいらっしゃるでしょうから、競技五十音順に並べかえて、ここに書いておきます。

***

【団体】
◆サッカー(1団体)
  富士大学体育会サッカー部
◆自転車(1団体)
  特別国体女子チームスプリントチーム
   =小原乃亜/八戸大学・熊谷芽緯/日本競輪選手会
【個人、☆=国際大会実績
◆自転車(1名)
 ☆中野慎詞/チーム楽天Kドリームス・日本競輪選手会
◆水泳(3名)
  平賀大河/盛岡聴覚支援学校(盛岡スポーツ協会SC)
  千葉龍成/イーハトーブSC(長嶋製作所)
  村田奈々/(イーハトーブSC)釜石市役所
◆スキー(2名)
 ☆小林陵侑/TEAM ROY
  永井健弘/盛岡市役所
◆スケート(2名)
 ☆夏目 笑/中京大学
  松津秀太/シリウスEHC
◆スノーボード(1名)
 ☆岩渕麗楽/(バートン)法政大学
◆スポーツクライミング(1名)
 ☆上柿銀大/(岩手県協会)軽米高校生徒
◆相撲(1名)
  工藤佳太/平舘高校
◆ソフトテニス(1名)
 ☆高橋乃綾/どんぐり北広島
◆体操競技(3名)
  田子由璃菜/(パレットスポーツクラブ)滝沢南中学校
  西村瑠唯/(パレットスポーツクラブ)滝沢南中学校
 ☆南 一輝/エムズスポーツクラブ
◆フェンシング(1名)
 ☆千葉穂波/法政大学
◆ボウリング(1名)
  菅原 奏/同志社大学
◆ボクシング(1名)
  鳥谷部魁/拓殖大学
◆武術太極拳(2名)
 ☆川村心輝/(岩手県連盟)見前中学校
 ☆古川萌華/了徳寺大学
◆陸上競技(7名)
  江川 勤/キンレイI.S.W
  大井利江/北海道・東北パラ陸上競技協会(不明)
  小野寺萌恵/岩手県障がい者スポーツ協会(あすなろ屋産直羽場店)
  菊地 紫/(絆いわて)奥州市立水沢図書館
  今野桃果/盛岡聴覚支援学校
  中村大地/盛岡聴覚支援学校
  松浦 潤/(北海道・東北パラ陸上競技協会)一関市立滝沢小学校職員
◆ローイング(1名)
  菅原陸翔/日本大学

★注:所属の( )内は、平藤が追記

***

ちょっと考えることがあります。

「所属」についてです。
表彰されたアスリートについている「所属」は、何を表しているのか…ということ。

①活動しているチーム、と、
②勤務している企業・団体、所属している学校、が混在しています。

私が、このブログにまとめている
「日本一の岩手アスリート/2023-2024シーズン」→ Link  
でも、そうなってしまっているのですが

大会出場時の「所属」の考え方に、大会や主催者によって違いがあることが原因です。
やむを得ないことなのかもしれませんが、

公的なものではない、つまり、要綱や細則などで決められたものではない、
私的な私のリストでは、
できる限り
①と②の両方を調べてお知らせしないといけないと、
考えます。

先ほど、私がお示ししたリストでは、
①と②が一致していないと思われる方について調べ
「お名前/活動チーム・勤務通学先等」の順で、記載されていないものを( )書きで追記しています。

だって、
そうではないリストを見たときに、
陸上競技をしたくて「滝沢小学校」や「水沢図書館」にいったり、
武術太極拳ができると思って「見前中学校」に入学したり、
スポオーツクライミングをしたくて「軽米高校」に転校したりする人が出てきかねないと、私は思うのです。

そして、
どこに勤務・通学していても受け入れてくれるクラブがある競技がわかるという、利点もあります。

私は、
活動チームを優先して記載したいと思いますし、
できる限り、勤務通学先も併記したいと考えています。

もはや、スポーツは
スポーツ少年団→中学部活→高校部活→大学体育会→実業団→全日本…という単線ではないのですから。

岩手スポーツ応援ニュース◆コラム「沿岸部のスポーツイベントを」 ほか

 

◆岩手アスリートの活躍(スキー、フェンシング、スノーボード、スケート・3月3日)

【国際競技会】
☆スキー/ジャンプワールドカップ
 5位 小林陵侑■TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 32位 小林潤志郎■雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
☆フェンシング/ワールドカップ
 13位 吉田健人■警視庁/法政大学卒・岩手県生まれ
【全国大会優勝】
☆スノーボード/JSBA全日本選手権
 1位🥇阿部心美/HANELU'Z・盛岡白百合学園小学校
 1位🥇川崎 遥/TEAM SAMURAI・厨川中学校
☆スケート/長根ファイナル競技会
 1位🥇松井大和/シリウス(盛岡市)/日本大学卒・北海道出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は
→ 国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン 
→ 日本一の岩手アスリート/2023-2024シーズン 

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(2団体)

☆ウエイトリフティング「SUZU DREAM CLUB」
 (大会参加・活動経費/3月18日まで)
☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→ 岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆コラム「沿岸部のスポーツイベントを」

2月25日に岩手県陸前高田市の「夢アリーナたかた」で
「卓球バレーたかたサントリーカップ」という大会が行われました。
参加チームは17チーム。
競技レベルの高いチームの「ゆめちゃんクラス」はリーグ戦、
それ以外のチームでの「一本松クラス」は、予選リーグ→決勝トーナメント方式で試合が進みます。

一本松クラスの決勝トーナメント表をみて、気がついたことがあります。

競技の様子とトーナメント表。8チームのトーナメントだが、久慈市・盛岡市・宮城県名取市・宮城県気仙沼市・大船渡市・陸前高田市のチームが参加している。

◆広範囲の参加者

参加チームを見ると、
 あまちゃん(久慈市)
 飛天(盛岡・北上合同)
 なとり(宮城県名取市)
 もうかの星・ホヤぼうや(宮城県気仙沼市)
 大船渡スポ進(大船渡市)
 桜・桃(陸前高田市)
と、ずいぶん広範囲で、
なんと、
岩手県北の久慈市から、宮城県の仙台市の南にある名取市までは、330kmほどもあるのです。

実は、この大会、
「日本卓球バレー連盟東ブロック公認 エリアカップ岩手大会」という名前も持っていて、埼玉、茨城、岩手の3会場3戦のシリーズ戦の最終戦。
その関係もあるのでしょうが、

いずれにしても、
こんなに広い範囲から参加を集める
卓球バレーの魅力は大きいものだ…と感心しました。

◆三陸沿岸道路

同時に、三陸沿岸道路についても考えました。
三陸沿岸道路は、東日本大震災津波からの復興道路です。
国土交通省のサイトにはこうあります。

三陸沿岸道路は、宮城、岩手、青森の各県の太平洋沿岸を結ぶ延長359kmの自動車専用道路で、東日本大震災からの早期復興に向けたリーディングプロジェクトに位置付けられた復興道路です。
(引用元は→ この下線部 )

沿岸部の自動車移動は、この道路のおかげで劇的に便利になりましたし、
内陸部と沿岸部を結ぶ道路も、ずいぶん改良され、南北の移動も東西の移動も大きく時間が短縮されています。
三陸沿岸道路がなければ、こんな広範囲の参加者はなかっただろうと、私は、考えます。

いったい、どのくらいの時間がかかっているんだろうか…と、Yahooカーナビというアプリで調べてみました

夢アリーナたかた(陸前高田市)とのアプリ上の所要時間(分単位切り上げ)は
 久慈市役所から 2時間20分
 盛岡市役所から 1時間50分
 大船渡市役所から 30分
 気仙沼市役所から 30分
 名取市役所から 2時間00分
10時の開会式から、15時の閉会式の日程であれば、日帰りが、十分、可能です。

三陸沿岸道路がもたらした、時間的な変化を、一度、確認して、
スポーツイベントの会場地のあり方を検討しなおす必要があります。
具体的には
「これまでやってきた会場」という「当たり前」を見直すべきです。

◆夢アリーナたかた

会場の「夢アリーナたかた」は、観客席、サブアリーナ付きの高規格なアリーナであるうえ、避難所機能が考えらえているからでしょうか、駐車場やホワイエ(玄関ホールなど体育館の外側の空間)が広くとても使いやすい作りです。

観客席が、740席+車いす席34席と盛岡タカヤアリーナ(5,058席)に比べると少ないものの、プロリーグ以外のイベントであれば、盛岡と同等の開催ができると、私は、考えます。

岩手の沿岸北部や宮城県北部からの参加者を見込むイベントであれば、
さらに、
地震津波からの復興という観点から見れば、
内陸部で開催するよりもメリットがあります。

◆実態は内陸

毎週、個人的に、岩手県内のスポーツイベントを調べて、皆さんにお知らせしていますが(イメージは下の図)

週末の岩手県内スポーツイベントのリスト。タップすると、Web版が見られます。

岩手県内のスポーツイベントは、圧倒的に内陸、それも、盛岡・花巻・奥州が多いような印象を持っています。

新たな会場地、新たな施設でイベントを行うには「いつもの運営」ではない負担があります。
でも、
「いつもの会場地・施設」が複数あることは、特定競技の、ひいてはスポーツ全般の発展につながるはずです。

沿岸部の施設が「いつもの」施設にたくさんなればいいなあ…と、考えます。

◆すすめなければいけないことは

沿岸部の立派な施設、沿岸部の便利なアクセス道路を生かして、イベントを開催することは、
沿岸部の人たちが、容易にスポーツイベントにアクセスできるという意味で、大切なことです。
するアクセス、みるアクセス、支えるアクセス…多くの面でメリットがあります。

なぜ、
沿岸部ではイベントが少ないのかと考えてみると、こんなことが思い当たりました。

スポーツイベントの主催者は
いつもの大会をいつものところで運営する「ランニング」にしか目が行かず、
新しい大会、新しい会場、新しい会場地を作り出すというスポーツイベントの「イニシャル」に気づいていないのではないか…ということです。

続けること…の力は、十分、持っていますが
気づくこと、始めること…の力もつけてゆかなければいけません。

そういう研修会が行われなければいけません。

***

【関連記事】
アーチェリーに縁もゆかりもなかった雫石町が、2016年岩手国体の会場になったわけ

hirafujijun.hatenablog.com

 

岩手スポーツ応援ニュース◆大きく反省・モッパーの思い込み ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー、フェンシング、スケート・2月11日)

【国際競技会】
☆スキー・ジャンプワールドカップ
 5位 小林陵侑■TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 17位 小林潤志郎■雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
☆スキー・コンバインドワールドカップ
 39位 谷地 宙■JAL/盛岡中央高校卒・紫波町出身
☆フェンシング・ワールドカップ
 10位 吉田健人■警視庁/岩手県生まれ
【全国大会優勝】
☆スケート/全日本選抜大会
 1位🥇松井大和■株式会社シリウス(盛岡市)/北海道出身
 1位🥇熊谷 萌■マーベル美装(一戸町)/盛岡工業高校卒・滝沢市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は
→ 国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン 
→ 日本一の岩手アスリート/2023-2024シーズン 

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(2個人1団体)

☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆大きく反省・モッパーの思い込み

昨日、おとといは、バスケットボールB2・岩手ビッグブルズのホームゲーム、福島ファイヤーボンズ戦。
結果は、惜敗・大勝の1勝1敗。
昨日の分の3点をおとといに回すことができれば、連勝だったのに…と、できないことを残念がっています。

さて、おとといのゲームのお話です。
ゲームの時は、
選手が転んだ時などに床に落ちた汗などをモップで拭くモッパーが、普通は4人います。

モッパーは、
大人の時もあれば、高校生や中学生の時もありますし、Bリーグの試合前にジュニアのゲームがあるときには、そのチームの人が行ったりもします。
おとといは、
たぶん、ジュニアチームの人で、4人とも、たぶん小学生。

バスケットボールのゲームでのモッパー。小学生が2人、コートにモップをかけている。

(大丈夫かなぁ…)と、思ったのです。
なぜかというと、背が低かったから。

ゲームを見ていて、
私は、自分を恥じました。
背が低い子供は、プロの試合の運営を手伝えるはずがない…と思い込んでいたのです。

でも、
写真のように必要に応じて指示する人がついてはいましたが
試合中は全く支障なく、床ふきをしていたのです。
モッパーに関連する試合の中断などは、一切、ありませんでした。
しっかり仕事をしてくれました。

たぶん、
4人の小学生は「やる」といってモッパーに従事していたのでしょう、
できる子供たちだったのです。

見かけで、可能性を否定してはいけない…などといっていながら、
実は、
私自身が、可能性を否定したいたのでした。
こんなことではいけないな…と、深く反省しています。

これからは、肯定で人を見ながら判断・行動することを誓います。

岩手スポーツ応援ニュース◆ダ・ヴィンチ川戸編集長の講演から ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・2月9日)

☆スキー・コンバインドワールドカップ男子
 35位 谷地 宙/JAL/早稲田大学卒←盛岡中央高校←紫波第一中(紫波町)
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン 

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(2個人1団体)

☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆ダ・ヴィンチ川戸編集長の講演から

2月5日に「盛岡市政調査会研修会」という、盛岡市議会が主催する講演会がありました。
参加者は、盛岡広域圏8市町(盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町、紫波町、矢巾町)の市議会議員・町議会議員さんたち。

その中で、
株式会社KADOKAWA「ダ・ヴィンチ」編集長の、川戸崇央さんが
『Take a look from space !!「盛岡に生まれ育った自分」という物語の編集者として生きる』
と題して講演を行っています。

実は、私も、議員でないのに、その講演を聞くことができました。
心に残ったことを書き残しておきます。

あ、川戸さんの略歴紹介を忘れていました。
・盛岡市生まれ、野田村育ち
・盛岡第一高校を経て、東京大学法学部へ進学
・2010年株式会社メディアファクトリーに入社(のちKADOKAWAが買収)
・書籍編集部でノンフィクションを中心に編集を担当したのち、2011年にダ・ヴィンチに異動して現職
(研修会パンフレットから引用)

■参考図書

講演の中で、川戸さんが「参考図書」を3冊提示しました。
【身銭を切れ 「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質】
 (2019年刊/ナシーム・ニコラス・タレブ著/ダイヤモンド社)
【編集者という病い】
 (07年刊/見城徹著/太田出版*のちに集英社文庫)
【死ぬこと以外かすり傷】
 (18年刊/箕輪厚介著/マガジンハウス)

(すごいな…どれも、自分の会社の本じゃないんだ。
 著者の考えを、世間に伝えることは、
 単に、
 出版社ではなく、
 広く、
 出版界がしているんだよ…という姿勢だな。
 さて、
 他の競技に子供がとられる、行ってしまう、
 なんていう話ではなく、
 スポーツ全体で皆を幸せにしてゆこうという姿勢を
 私たち、スポーツ関係者は持っているんだろうか…)

■編集者が問うこと

この人はどうなりたいのかを整理して、才能を開花させること…が編集者の「企画」であるとおっしゃったと、私は、聞きました。
具体的には
・売れる作家になりたいのか
・なんとしてもこの本を出したいのか

(以前、
 編集者はスポーツに例えればコーチなんだ(→ Link )と考えたが、
 コーチは、このような考えを持っているのだろうか。
 ああ、そうか、
 大船渡高校の最後の試合に、
 佐々木朗希選手(当時)を登板させなかった監督のような方は
 整理して企画していたんだな。
 一方、
 チームのためなら、腕が壊れても投げるべきだ…
 という意見を持つ人もいる。
 どうあればよいのだろう…)

■番外編

実は、川戸さんの次に私が講演をしています。
演題は「スポーツの力で盛岡広域圏の未来を~中学生のスポーツを中心に~」。
主催者側からの「部活動の地域連携・地域移行」を中心に話してほしいというリクエストにお応えしたものです。
講演で投影した資料は、この下線部をタップすると、すべて見られますので、興味のあり方はご覧いただき、
これ変だよ…とか、ちょっと話を聞きたいなあ…とかいうときには、ご連絡をいただければ幸いです。

で、その研修会にはテレビカメラが入っていたのですが、
公開されたニュースには
川戸さんのことしか触れられず…とほほ

www.menkoi-tv.co.jp

でもね、
私は、売れる作家じゃなくて、この本を出したい、
つまり、「この話を伝えたい」人だったので、
(平藤の「ひ」の字もなくても平気だよ)…と強がっております。

岩手スポーツ応援ニュース◆スポーツエールカンパニー認定/岩手から5社 ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・1月23日)

スキー・パラアルペンワールドカップ男子立位GS
 13位 髙橋幸平/コムニコ/日本体育大学卒←盛岡農業高校←矢巾北中
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン  

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人2団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/あと7日=1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/あと7日=1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況

◆スポーツエールカンパニー認定/岩手から5社

スポーツ庁では、従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業を「スポーツエールカンパニー」として認定しています。
平成29年(2017年)に始まった制度ですが、

昨日1月23日に、「スポーツエールカンパニー2024」として 1,246 社が認定されました。[ → Link ]

具体的には
『朝や昼休みなどに体操・ストレッチをするなどの運動機会の提供や、階段の利用や徒歩・自転車通勤の奨励、あるいはスタンディングミーティングの実施など、スポーツ競技に限らず、社員の健康増進のためスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業を「スポーツエールカンパニー」(英語名称:Sports Yell Company)として認定する』ものですが、
2024年の認定企業1,246社(応募は1,261社)のうち
岩手県の企業は5社でした。
全国に占める割合は0.4%です。さて…

岩手県のスポーツ推進計画には
「成人のスポーツ機会の充実」のための主な取り組み内容として「働く世代のスポーツ参画人口の拡大」があげられ、 次の2項目が具体的に示されています。

○ 各市町村のスポーツ推進委員、学校、企業等と有機的な連携を進め、働く世代の運動習慣の定着化に向けた取組を幅広く展開します。
○ 関係団体等と連携し、セミナーを共同で実施するなど健康経営の普及啓発を図るとともに、「いわて健康経営宣言」事業等の取組の促進やいわて健康経営アワードを充実するなどインセンティブの拡充等により、働く世代の生活習慣改善の取組を効果的に推進します。

国がスポーツに向けた積極的な取り組みをしていると認定する企業が増えることは、望ましいことです。
応募する企業、認定される企業、
つまり、
従業員のスポーツ実施に向けて何かをしている企業、
そのレベルの高い企業を増やしてゆくこと、
さらに、モデルとして他社に知らせ、ほめてあげることが大切なはずです。

では、岩手県のこれまでの認定企業をお知らせします。
◆平成29年「スポーツエールカンパニー」2018年・217社
 なし
◆平成30年度「スポーツエールカンパニー」2019年・347社
 株式会社共栄薬品(盛岡市)
◆令和元年度「スポーツエールカンパニー」2020年・533社
 株式会社共栄薬品
◆「スポーツエールカンパニー2021」2021年・623社
 株式会社共栄薬品
 株式会社菊池技研コンサルタント(大船渡市)
◆「スポーツエールカンパニー2022」2022年・685社(この年から、年数によるブロンズ認定、実績によるプラス認定開始)

 株式会社菊池技研コンサルタント
◆「スポーツエールカンパニー2023」2023年・915社
 株式会社共栄薬品☆プラス認定
 株式会社菊池技研コンサルタント☆プラス認定
 東北フローズン株式会社(一関市)
◆「スポーツエールカンパニー2024」2024年・1246社
 株式会社共栄薬品☆ブロンズ認定☆プラス認定
 株式会社スポーツブレイン(盛岡市)☆プラス認定
 株式会社アースデザインコンサルタンツ(菊池技研が名称変更)☆プラス認定
 東北フローズン株式会社
 株式会社アイディーエス(奥州市)

スポーツを活用した「健康経営」に取り組む企業が、岩手県内にもどんどん増えてくることを祈っています。
あ、
祈るだけではだめですね。

ところで、
2022年には株式会社共栄薬品が認定されませんでした。
可能性としては
・応募していない
・応募したが認定されない
のいずれかです。
どちらにしても「なぜ」をお聞きしたいものです。
そして、
2023年に再認定されていることについても
・再び応募した
・実施内容を点検、変更した
・そうじゃない
も「なぜ」「どのように」をお聞きしたいのもです。

これ、とても大切なことだと私は考えます。

岩手スポーツ応援ニュース◆「減量なし」のニュースから ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・ホッケー=1月21日、フェンシング=1月20・21日)

スキー・ジャンプワールドカップ男子個人LH
 5位 小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 24位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
ホッケー・オリンピック予選会男子
 7位 田中海渡/表示灯/天理高校(奈良)卒・岩手町出身
フェンシング・ジュニアワールドカップ女子フルーレ
 1位🥇団体・12位個人
    千葉穂波/法政大学/仙台城南高校(宮城)卒・一関市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン  

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人2団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/あと9日=1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/あと9日=1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
新規☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況

◆「減量なし」のニュースから

日本経済新聞電子版の”X”の
1月19日の記事に『レスリング育英大は「減量なし」 女子に寄り添う先進性』という記事がありました。(購読者ではないので、ちょっぴりしか読めないのですが…)

www.nikkei.com

スポーツに関する減量は、
選手としてしたこともなく、指導者としてさせたこともなく、
さらに、身近にも、している人がいたこともなく…というまったくの「第三者」。
でも、
みだしの「減量なし」には反応してしまったのです。

■三階級制覇

減量…でまず、頭に浮かんだのは
八重樫 東(あきら)さん(拓殖大学←黒沢尻工業高校)が頭に浮かびました。
八重樫さんは、2020年9月に現役引退した、岩手県北上市出身の元プロボクサーで、
3階級で世界チャンピオンになった岩手の偉大なアスリートです。

(きっと、強い相手を求めて、体重の重い階級に進んでいったんだろうな)

と、ワクワクしたのです。
岩手の偉大な世界チャンピオンだぜぇ!と皆さんにお知らせするために調べてみました。

2011年に、WBAのミニマム級(47.627kg以下)
2013年に、WBCのフライ級(48.988~50.802kg)
2015年に、IBFのライトフライ級(47.627~48.988kg)で世界チャンピオンになっています。
ミニマム級から2階級あげてフライ級に、フライ級から1階級さげてライトフライ級に挑戦しています。

私の妄想、階級をあげ続けて、つまりどんどん身体の大きい相手と対戦していっての3階級制覇ではありませんでした。
でも、
日本人3人目の、3階級で世界チャンピオンになった偉大なボクサーであることに変わりはありません。

なぜ、3階級で戦ったのか…その動機などをお聞きしたいものです。

■減量の目的は何だろう

体重によってクラスを分ける階級制は、
体格による力の差の影響を少なくする目的、そして、選手の安全を確保する目的で行われているものだと、私は思います。

減量せずに
身体が大きくなったり、技量が高くなったりしたら、
同じような相手を選んで、
楽しく、そして上達しながら対戦してゆけばいいのに…とも感じます。
きっと育英大学はそういう意味で「減量なし」なのではないか…と、記事も読まずに、思い込んでいます。

そこで、
「減量」の理由は何だろうと考えてみました。
体を大きくして、どんどん記録・実力が伸ばしてゆくことを「よし」としないケースがあるのはなぜだろう…
トーナメント方式ではない、つまり、負けても翌日にまた試合のある大相撲には、体重による階級がないのは、なせだろう…

それは、
「この試合で相手に勝つことが目的となっているから」だろうと、私は考えました。
「減量第三者」の考えです。間違っているかもしれません。
勝つことは大切なことです。
安全のために体重別で試合を運営することも、否定はしません。
でも、
評価の観点が、勝った負けた、だけではいけないと思うのです。
私が妄想する「減量なし」のスポーツもあっていいはずです。

岩手スポーツ応援ニュース◆屋外の魅力 ほか

◆岩手アスリートの活躍(1月20日:スキー、スケート)

スキー・ジャンプワールドカップ男子団体LH
 4位 小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 4位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
スピードスケート・4大陸選手権
 6位 吉田雪乃/寿広/盛岡工業高校卒・盛岡市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン  

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人2団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/あと10日=1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/あと10日=1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
新規☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況  

◆屋外の魅力

昨日、1月20日の9時半ごろ、
スピードスケートの4大陸選手権のyoutubeライブを見ていました。
アメリカで行われているもので、現地19日に、最初の種目の女子チームスプリントがあり、
岩手アスリートの吉田雪乃さん(寿広=盛岡市/盛岡工業高校卒・盛岡市出身)がそのメンバーに入っていたことを確認していたからです。
登録メンバーは4人ですが、実際に出走するのは3人。
出るだろうか…とドキドキしながら見ていましたが、残念、高木美保選手をはじめとする世界トップレベルの先輩方3人の出場でした。
でも、
日本では4番目にいるといえる岩手の選手です。
応援せねば…と、心から思っています。

さて、
ライブを見ていると、
リンクコンディションが表示されました。
驚きました。

youtubeのスクリーンショット。スケートリンクを背景に気温、氷温、気圧の表示が写っている

会場のソルトレークシティーのスケート場は、屋内リンクです。
気温がなんと「17.3℃」の表示です。

これは選手にとっては競技しやすいコンディション、
いい記録も出るはずです。

(ああ、こういう施設がほしいものだ…)

***

昨日は、雲が少しかかってはいるものの、晴天。
いい天気でした。

スキーにも、スケートにも、よい日よりだなぁ…と思ったのですが、
結局、散歩どまり。
まあ、しょうがないな…と、自分をなぐさめながら歩いていると、
思い浮かんだのです。

天気がいいから「屋内スケート場」に行こうと考えるだろうか…と。

岩手県には、400mのスピードスケートができる屋内リンクはないのですが、
こういう日には、青空の下での屋外スケートだろうと思ったのです。
まけおしみではなく、
屋外リンクにも、魅力があることに気がつきました。

でも、生かし切ってはいないかもしれない…とも考えたのです。
「豊かな文化と自然に恵まれた岩手県」、
「自然豊かな岩手」…
さまざまなキャッチコピーや標語が岩手の魅力を伝えようとしていますが、
こんなのもアリだろうなと考えています。

花見をしながら トレイルラン
真夏のギラギラ サーフィンに
紅葉の山道 サイクリング
雪が晴れたぞ スキーやスケート