がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

アンケートの2つのねらい/誘う質問

3月31日に盛岡で行われたコンサートに「先行抽選当選!」で、行って来ました。
楽しかったです。

2週間ほどたった昨日、チケットを買った「ぴあ」からメールが来ました。
「参加公演に関するWebアンケートにご協力のお願い&Amazonギフトカードプレゼント」という題名で、アンケートに答えてくれたらAmazonギフトカードを抽選で贈るよ…というものです。

抽選当たり!に目がない私は、迷うことなく、ただし、安全には気を配りながら、アンケート開始です。

その中に、
「公演の後に行ったことを教えてください」というページがあり
15項目について「コンサート後にしたこと」にチェックを入れるようになっていました。

写真を撮ったり、友達と打ち上げをしたり、写真や動画をSNSにアップしたり、感想を記録したり公開したり…
(うんうん、するだろうね、私はしないけど)…と進んで行くと、

「セットリストどおりのプレイリストを作成した」という項目があったのです。

(うひゃぁ!そんなふうにすれば良いのか!これは楽しそうだ!)

コンサート終了時のステージ風景、セットリスト、アンケートのスクリーンショットの合成写真。

コンサートに行った時には、たいていセットリストの写真を撮ってくるのですが、だいたい、その後は何にも使われずに、そのままになっています。
なるほど、
「槙原 TIME TRAVELING TOUR 2024/03/31」というプレイリストをつくっておけば、
いつでも、コンサートが再現できるのです。

これは素晴らしいコンサート後の楽しみ方だ!と思ったのです。

***

アンケートは、
主催者が、観客の属性や事前・事後の行動を知るというねらいがあります。
そして、
観客に、こんな楽しみ方もあるんですよということを知らせるねらいもあったのです。

これは、本当に大切なこと。
自分を変えるためのアンケートだけでは不十分、
回答者の行動を変えるアンケートも作って行かなければと考えたのでした。

豆腐屋のぷぅ~ぴぃ/ひきつける音と匂い

昨日(4/11)の夕方、街を歩いていると(ぷぅ〜ぴぃ)という音が。
午後5時前に、町内を軽トラックのお豆腐屋さんがこの音を流しながら走っていることを思い出し、交差点や道路を探すものの、軽トラ豆腐屋さんは見当たりません。

道路ではなく、デパートの前に車を停めて店開きをしていたのです。

軽トラックの豆腐屋さん。運転席付近に「とうふ」と書いた黄色いのぼり旗、荷台には商品が並んでいる。

たぶん、
私の年代であれば、誰でも知っている、商売をあらわすサウンドの一つです。

お豆腐屋さんの、とぉーふぅ
ラーメン屋さんの、たらりーらら たらりらりらー
焼き芋屋さんの、ピィーーーーーーー

もはやサウンドロゴ!と思うと同時に気づいたのです。
これ、全部、移動販売の音なのです。
お店を構えている豆腐屋さんや、ラーメン屋さん、焼き芋屋さんは、匂いは出しますが、音を出しません。

なぜだろう。

***

スポーツ、ここでやってますよ!という合図は、なんだろう。

音ではない、匂いでもない。あったとしても、大きなイベントでの「のぼり旗」などの受動的な視覚情報だけ。

全国高校総合体育大会、国民体育大会、日本スポーツマスターズ…いろんな機会があったけど「岩手スポーツテーマソング」や「香水・岩手スポーツの香」などをつくるのを忘れていました。
ああ、失敗。

***

Facebook に焼き芋屋さんの音の入った動画をアップしました。
興味のある方はどうぞ↓
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0sGNgYnx1kWLUnWmsMnfv5y1Nen1CdqJXnB4BxbiMLtL5o1BATbt52sYrcNNfScY2l&id=100002058772740

 

岩手スポーツ応援ニュース◆コラム「終わりはあるのだろうか/県立美術館にて」 ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・自転車・柔道、3/22)

3月22日の岩手アスリート成績
【国際競技会】
◇スキー/ジャンプワールドカップ 男子32戦フライングヒル
 9位■小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 22位■小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
◇自転車/パラトラック世界選手権 男子視覚1kmTT(パイロット)
 9位■三浦生誠/日本大学/盛岡農業高校卒・岩手町出身
◇柔道/グランドスラム トビリシ大会男子-66kg級
 2回戦■中野修源/フィリピン連盟/盛岡大学附属高校卒・野田村出身
【詳細は】 
国際競技会での岩手アスリート 
全国大会優勝の岩手アスリート 

◆コラム「終わりはあるのだろうか/県立美術館にて」

岩手県立美術館で「アートフェスタいわて2023 ー岩手芸術祭受賞作品・推薦作家展+岩手県美術選奨受賞者作品展ー」を見てきました。

気になる作品がたくさんありました。
その中で1点、
浅倉伸さんの「滅びない・美術室(七十三)」を見ながら、考えたことがあります。

たぶんエッチング技法による版画。細かい線がたくさん彫り込まれている。

(終わりは、あるのだろうか…)

銅板を削って、削って、削って…これでいいと思う時は来るのだろうか、と、思ったのです。

そして、
作品をつくるイメージどおりとなった時、
事前のイメージを超えた作品となった時、
この環境(手法や大きさなど)でのベストとなった時…
など
「これでいい」にも種類があるだろうと気づいたのです。

私の「これでいい」は何だろうな…と、今、確認しています。

◆岩手のスポーツ支援募集情報

岩手アスリートや、岩手のスポーツ団体・スポーツチームが、ボランティアを募集していたり、クラウドファンディングやスポーツギフティングで支援を求めています。
スポーツを「支える」という視点で、支援をご検討ください。
詳細は↓
岩手のスポーツ支援募集情報

 

 

岩手スポーツ応援ニュース◆せめて下の段に/配膳ロボット ほか

◆岩手アスリートの活躍(トライアスロン・スノーボード・カヌー、3/15)

3月15日の岩手アスリート成績
【国際競技会】
◇トライアスロン/パラトライアスロンシリーズ 男子視覚
 3位🥉寺澤光介/サニーフィッシュ/盛岡南高校卒・大船渡市出身
   (米岡聡選手のガイド)
◇スノーボード/ワールドカップ 女子スロープスタイル
 3位🥉岩渕麗楽/バートン/一関学院高校卒・一関市出身
【全国大会優勝】
◇カヌー/スプリント日本代表選手選考記録会 男子カヤックペア
 水本圭治/チョープロ/不来方高校卒・矢巾町出身
【詳細は】 
国際競技会での岩手アスリート
全国大会優勝の岩手アスリート

◆コラム「せめて下の段に/配膳ロボット」

最近、ファミリーレストランなどで、メロディーを流しながら料理を運んでくる配膳ロボットを目にします。
どうやら、
タブレットでの注文やセルフレジとセットで、人手不足を解消する狙いでの導入のようです。

飲食店の配膳ロボット。別の店の2台を写した写真だが、どちらも最上段に料理が乗っている。

結構、面白いし、こういうの好きなので、気にならなかったのですが、
何度かロボットに配膳してもらっているうちに、
どうも、
めんどうくさいことに気づいたのです。

写真を見てください、
別のお店のロボットですが、
お料理はどちらも一番上の棚に乗せられています。

ここに料理があると、
お客様は
椅子から立たないと、料理をとれないのです。

人が持ってくると、テーブルの上においてくださいます。
この違い、大きいのです。

これ、
ロボットに料理を乗せるお店の人が、
下の段に乗せてくれれば解決しそうなことだよな…と、勝手に思っています。

何かを変える時にありがちなことなのかな、
気をつけないといけないな…と、感じます。

かえたシステムの中でも、工夫は必要だということを忘れてしまってはいないだろうか、
システムをかえたから、もうこれでいいんだと注意を払うことを忘れてはいないだろうか…
注意が必要ですね。

◆岩手のスポーツ支援募集情報

岩手アスリートや、岩手のスポーツ団体・スポーツチームが、ボランティアを募集していたり、クラウドファンディングやスポーツギフティングで支援を求めています。
スポーツを「支える」という視点で、支援をご検討ください。
詳細は↓
岩手のスポーツ支援募集情報

岩手スポーツ応援ニュース◆釜石市の黍原さんジャパン アウトドア リーダーズ アワード大賞に ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー、3/13)

3月13日の国際競技会での岩手アスリート成績

◇スキー/ジャンプワールドカップ
14位 小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
28位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身

詳細は↓ 
国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン - 岩手アスリートの活躍

◆ボランティア募集開始(県障がい者スポーツ大会)

岩手県障がい者スポーツ大会(6月1日)の運営ボランティア募集が始まりました。
詳細は↓
ボランティア(ココパト募集)|岩手県障がい者スポーツ協会(公式ホームページ)

◆釜石市の黍原さんジャパン アウトドア リーダーズ アワード大賞に

ジャパン アウトドア リーダーズ アワード運営委員会(事務局: NPO法人 自然体験活動推進協議会)が、
「JAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 2024」を発表しました。

岩手県釜石市の
黍原 豊さん(きびはら ゆたか、一般社団法人三陸駒舎共同創設者・理事)が
最高賞の大賞に輝きました。

釜石市橋野町の和山高原の歴史と地形を生かし、北上山系の馬事文化を継承する、岩手らしいアウトドアアクティビティとしての「馬との関わりを手法とした人づくりの実践」が高く評価されたものです。

おめでとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

なお、
選出理由について次のとおりの記載がありましたので、引用します。

岩手県釜石市の築100年を超える古民家をベースに、馬とのかかわりを手法とした人づくりを実践。馬とのやり取りを通して、自分自身を見つめ、成長を促していく。 馬と自然との暮らしから、人間としての土台作りに軸を 置いているその姿勢、考え方や哲学、地域とのかかわり がJOLAの理念に最も合致すると考え、大賞に選出いたしました(引用元→ ここ  )

岩手を生かした人づくり…素晴らしい取り組みです。

参考リンク
・Japan outdoor leaders award ↓
ジャパンアウトドアリーダーズアワード – わたしたちはアウトドアフィールドで人材育成に尽力する方々を支援します。

・一般社団法人三陸駒舎 ↓ 
三陸駒舎 | ホースセラピー | 馬と古民家で暮らし 馬から生きる力を学ぶ

・岩手の乗馬施設 ↓
乗馬施設 – HORSE LAND IWATE

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(1団体)

現在実施中の、岩手のスポーツ関連クラウドファンディングは

☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は↓
岩手県のスポーツのクラウドファンディング活動 - 岩手のスポーツ支援募集情報

岩手スポーツ応援ニュース◆ユニバスアワードに富士大学から2人 ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー)

3月12日の国際競技会での岩手アスリート成績

◇スキー/ジャンプワールドカップ
1位🥇小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
30位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身

詳細は→ 国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン - 岩手アスリートの活躍

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(1団体)

現在実施中の、岩手のスポーツ関連クラウドファンディングは

☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→ 岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆富士大学から2人がユニバスアワード表彰に

一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS)が『UNIVAS AWARDS 2023-24』の表彰式を、3月11日に東京都で行いました。

岩手県花巻市の富士大学から2名の学生が表彰されていますので、お知らせします。
おめでとうございます。

 ■サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー
(17名、運動部学生や運動部を支える活躍をした学生を表彰する)
 【優秀賞】
 福山智仁/富士大学/サッカー部

■マン・オブ・ザ・イヤー
(31名、文武両道を実践し、他の模範となる運動部学生を表彰する)
【入賞】
 菅原 新/富士大学/サッカー部

■アワードの詳細は↓

univas.jp

◆新たに「岩手のスポーツ関連スポーツギフティング実施状況」を記載

Unlim(アンリム)、 Engate(エンゲート)、FiNANCiE(フィナンシェ)をプラットフォームに行われている「スポーツギフティング」の
岩手アスリート、岩手県のスポーツチームに関するものをまとめました。

詳細は→ 岩手のスポーツ関連スポーツギフティング実施状況 

岩手大学 浅沼道成 教授退職記念祝賀会

3月9日に「国立大学法人岩手大学 浅沼道成 教授退職記念祝賀会に参加してきました。

浅沼先生は、岩手大学 人文社会科学部 人間文化課程の教授で、スポーツ社会学を専門とする方です。(研究者詳細 - 浅沼 道成

スピーチを依頼され、皆さんの前でお話しようとしたこと(このとおりにはお話ししていませんが…)を、備忘として書いておきます。

***

岩手県障がい者スポーツ協会の平藤です。

私は、
県教育委員会事務局、県体育協会などの、スポーツに関する事務局仕事に携わってきました。
その間、
浅沼先生とは、
岩手大学の先生としてはもちろん、
テニス協会の理事長・会長として、また、各種委員会の委員として、ご一緒したり、お世話になったりしてきました。

浅沼先生が素晴らしいなあ…と感じていることを、今日は、3つに絞って、お話しします。

❶必要だと考える実行組織を作って、事業を実施すること

既存組織では実行しづらい事業を効果的に行うための組織を作り、
実働させる力には感服しています。

・総合型地域スポーツクラブ まつぞのスポーツクラブ
・NPOテニスチャレンジいわて2020
・いわて生涯スポーツネットワーク

❷多様な方々と繋がっており、そのつながりを岩手に生かしてくださっていること

・2018年のデビスカップ盛岡開催

・新町スポーツクラブ 小出利一
・陸上競技 朝原宜治、バレーボール柳本晶一
・自らが養成した人を県内で生かす
  クラブアドバイザーの育成・活用

❸地域に根差した研究を続けていること

・岩手のスポーツ状況を検索すると、岩手大学ネット上に公開されている浅沼先生の論文がヒットします。
・ビッグブルズのホームゲームに行くと、学生がアンケート調査をしていた

■まだまだ活躍してほしい
今後、どのようなお立場で岩手のスポーツに関わってくださるのかは、
わかりませんが、
常勤の職を退くと、みえてくることがたくさんあります。
私は、それを見ているだけなのですが、浅沼先生のお力をもってすれば、
新たな組織や人を作り出し続けるだろう、
あるいは、
新たな組織を作り人を育て続けるだろうと、確信しています。

これまでのご尽力に心より敬意を表するとともに、
岩手のスポーツへの引き続きのご支援をお願いして、
スピーチを閉じます。
ご退官、おめでとうございました。

【祝賀会での様子の合成写真。記念品贈呈者(左)も花束を贈った人(右)も、浅沼先生に教えられた人で、なんと、二人とも、現在、岩手県体育協会で働いている】