がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩手スポーツ応援ニュース◆「減量なし」のニュースから ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・ホッケー=1月21日、フェンシング=1月20・21日)

スキー・ジャンプワールドカップ男子個人LH
 5位 小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 24位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
ホッケー・オリンピック予選会男子
 7位 田中海渡/表示灯/天理高校(奈良)卒・岩手町出身
フェンシング・ジュニアワールドカップ女子フルーレ
 1位🥇団体・12位個人
    千葉穂波/法政大学/仙台城南高校(宮城)卒・一関市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン  

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人2団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/あと9日=1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/あと9日=1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
新規☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況

◆「減量なし」のニュースから

日本経済新聞電子版の”X”の
1月19日の記事に『レスリング育英大は「減量なし」 女子に寄り添う先進性』という記事がありました。(購読者ではないので、ちょっぴりしか読めないのですが…)

www.nikkei.com

スポーツに関する減量は、
選手としてしたこともなく、指導者としてさせたこともなく、
さらに、身近にも、している人がいたこともなく…というまったくの「第三者」。
でも、
みだしの「減量なし」には反応してしまったのです。

■三階級制覇

減量…でまず、頭に浮かんだのは
八重樫 東(あきら)さん(拓殖大学←黒沢尻工業高校)が頭に浮かびました。
八重樫さんは、2020年9月に現役引退した、岩手県北上市出身の元プロボクサーで、
3階級で世界チャンピオンになった岩手の偉大なアスリートです。

(きっと、強い相手を求めて、体重の重い階級に進んでいったんだろうな)

と、ワクワクしたのです。
岩手の偉大な世界チャンピオンだぜぇ!と皆さんにお知らせするために調べてみました。

2011年に、WBAのミニマム級(47.627kg以下)
2013年に、WBCのフライ級(48.988~50.802kg)
2015年に、IBFのライトフライ級(47.627~48.988kg)で世界チャンピオンになっています。
ミニマム級から2階級あげてフライ級に、フライ級から1階級さげてライトフライ級に挑戦しています。

私の妄想、階級をあげ続けて、つまりどんどん身体の大きい相手と対戦していっての3階級制覇ではありませんでした。
でも、
日本人3人目の、3階級で世界チャンピオンになった偉大なボクサーであることに変わりはありません。

なぜ、3階級で戦ったのか…その動機などをお聞きしたいものです。

■減量の目的は何だろう

体重によってクラスを分ける階級制は、
体格による力の差の影響を少なくする目的、そして、選手の安全を確保する目的で行われているものだと、私は思います。

減量せずに
身体が大きくなったり、技量が高くなったりしたら、
同じような相手を選んで、
楽しく、そして上達しながら対戦してゆけばいいのに…とも感じます。
きっと育英大学はそういう意味で「減量なし」なのではないか…と、記事も読まずに、思い込んでいます。

そこで、
「減量」の理由は何だろうと考えてみました。
体を大きくして、どんどん記録・実力が伸ばしてゆくことを「よし」としないケースがあるのはなぜだろう…
トーナメント方式ではない、つまり、負けても翌日にまた試合のある大相撲には、体重による階級がないのは、なせだろう…

それは、
「この試合で相手に勝つことが目的となっているから」だろうと、私は考えました。
「減量第三者」の考えです。間違っているかもしれません。
勝つことは大切なことです。
安全のために体重別で試合を運営することも、否定はしません。
でも、
評価の観点が、勝った負けた、だけではいけないと思うのです。
私が妄想する「減量なし」のスポーツもあっていいはずです。