がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩手スポーツ応援ニュース◆ジュニアチームの展開 ほか

◆岩手アスリートの活躍(1月19日:ホッケー)

ホッケー・オリンピック予選大会(1月19日)
 3位🥉及川 栞/東京ベルディ/不来方高校卒・岩手町出身
  オリンピック出場権獲得!
皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン  

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人2団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
新規☆江釣子小ミニバスクラブスポーツ少年団
 (全国大会参加経費/3月24日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況  

◆ジュニアチームの展開

SNSで、ラグビー リーグワン Div.2 の新日鉄釜石シーウェイブスのジュニアチームである「釜石シーウェイブス アカデミー&ジュニア」の新メンバー募集が始まったという告知を目にしました。

釜石シーウェイブスのアカデミー&ジュニアの新入団員募集チラシ

なるほど、
中学生の部活動が地域連携・移行を始めているし、
学校の部活動ではラグビーができない人にも朗報だし、
なにより
地域のクラブとして、大切なことだよなと感心し、
ますます盛んになってほしいと思ったのです。

なかみを読むと、
会場は岩手県釜石市の「釜石市球技場」です。
釜石市を拠点とするチームなので、
当然と言えば当然なのですが、

釜石に遠いところに住んでいる人は、
なかなか参加できないよな…と感じました。
もちろん、
各地域にラグビースクールがあって活動していることは承知していますが、
リーグワンのチームの下部チームに参加することは、
また違う意味を持つような気がします。

サテライトはつくれないのかなぁ…と、他のプロチームを調べてみました。

***

■サッカーJ3・いわてグルージャ盛岡

「アカデミー → LINK 」を持ち
年齢別に、ジュニア(9~12歳)・ジュニアユース(13~15歳)・ユース(16~18歳)のカテゴリーで活動しているようです。
活動場所は、岩手県盛岡市の「つなぎ多目的運動場」が「主」とありました。

■バスケットボールB2・岩手ビッグブルズ

こちらも「アカデミー → LINK 」を持ち
バスケットボールコースとチアコースの2コースがありました。

チアコースはバスケットチームらしいなあ…と興味深いのですが、今回は触れず、
バスケットボールコースについて調べると
4つのサテライトがあり、それぞれ小学生クラスと中学生クラスがありました。
・盛岡校(活動場所:盛岡市)
・花巻校(花巻市)
・県南校(奥州市)
・矢巾校(矢巾町)

***

競技の特性や、学校を含めた地域のチーム事情、さらにはチームやリーグの考え方などがあるでしょうから、一概には比べることは乱暴なのですが、
プロチームのジュニアチームについて、
サテライトの観点からだけ見ると
やっぱり、
会場を4つ持つバスケットボールが、一歩進んでいるように、私には見えます。

ジュニアチームを持ち、
子どもたちを受け入れること、育成してゆくことも、
チームの存在価値の一部だと私は考えます。

その意味で、ジュニアチームも大きく充実してゆけばよいなあ…と願っています。

【参考】

*ラグビースクール登録数(チーム紹介 | 岩手県ラグビーフットボール協会

1)盛岡ラグビースクール
2)盛岡中学生ラグビースクール
3)宮古ラグビースクール
4)宮古中学生ラグビースクール
5)釜石シーウェイブスジュニア
6)奥州ラグビースクール
7)レッドファイアーズジュニアRFC(北上市)
8)北上ラグビースクール
9)紫波オックスFreeWays
10)紫波オックスラグビースクール
11)滝沢ラグビースクール

*スポーツ少年団登録数(令和4年)
登録状況 - スポーツ少年団 - JSPO

・サッカー  100団 2,297人
・ミニバス  55団 1,304人
・バスケット 56団 1,144人
・ラグビー  5団   169人

岩手スポーツ応援ニュース◆雪かきの戻り ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキージャンプ)

◇ワールドカップ女子第11戦(1月18日=予選)
 43位 小林諭果/CHINTAI/盛岡中央高校卒・八幡平市出身

皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン 

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

☆岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
☆釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/1月31日まで)
☆佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
☆千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆雪かきの戻り

この前、雪かきをしながら気がついたのですが、
雪を道路の向こうに押して行って戻る時は、戻ることしかしていないのです。

ほんの数歩ですが、
なにも考えず、なにもせず戻ってくるのは、
なんだかもったいないような気がしたのです。

雪かき途中の、家の前の道路。

とりあえず、
雪かきをしながら、
同じように戻るケースは他にあるだろうかと、思い浮かべてみました。

スポーツクライミングの下り(したことはないが)、
走り幅跳びで跳んだ後、サッカーでゴールした後・された後、
ボウリングで投げた後…

(ああ、戻りは、次にどうするかを考えるべき時間…なのかな)

と気がついて、

(戻りを大切にせねば!?)

と考えたのですが、
雪かきの戻りには、
作戦や修正点を考える必要などないことに気づき、
ギャフン!でした。

でもね、
何も考えずにただ歩いてくる数歩も、あってもよいように思えたのです。
ということで、
次の雪かきの時に、もう一度、確認してみます。

岩手スポーツ応援ニュース◆岩手県営体育館が持つ半世紀前の大切な考え ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー、フェンシング)

スキー/ワールドカップ
・ジャンプ男子
 1位🥇小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
 26位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身 
・コンバインド男子
 39位 谷地 宙/JAL/盛岡中央高校卒・紫波町出身
フェンシング/グランプリ
・サーブル男子個人
 33位 吉田健人/警視庁/岩手県生まれ

皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/1月31日まで)
佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆岩手県営体育館が持つ半世紀前の大切な考え方

新年初、1月6・7日のバスケットボールB 2・岩手ビッグブルズホーム戦は、東地区最下位の新潟と対戦でした。
ここで連勝して、少しでも上位へ…と、いさんで出かけるも、なんと、連敗。
5番デイビスを中心とする新潟は、強かったのです。
現在、ビッグブルズB 2の東西通算の順位は、下から3番目。
下位2チームがB3に自動降格ですので、一生懸命応援しないといけません。

会場は、岩手県奥州市の奥州市総合体育館。
土足禁止です。
花巻市総合体育館での試合でもそうでしたが、入り口が狭くて、靴の脱ぎ履きで混雑が発生します。
面倒くさいこともありますが、特に退場時は怖いのです。
(フロアにはシートを敷いているのになあ、県立病院だって、大学病院だって外履のままでいいのになあ)

今シーズン、私が入った、観客席のある屋内スポーツ施設は、結構、あります。
それらを、靴の履き替えに着目して、2つに分けてみました。

1ー1履き替え不要/観客入口2階
    岩手県営体育館
    盛岡市立総合プール
1ー2履き替え不要/観客入口1階
    盛岡タカヤアリーナ
2ー1履き替え/観客入口2階
    岩手県営武道館
2ー2履き替え/観客入口2階・通常は1階使用
    花巻市総合体育館(本館)
    奥州市総合体育館
2ー3履き替え/観客入口1階
    宮古市民総合体育館
    久慈市総合体育館
    花巻市総合体育館(アネックス)

入口がどうあればよいのか、靴は履き替えてもらった方がいいのか…などというのは、それぞれの施設の考え方ですので、どうこういうことではありません。

そんなことよりも、
岩手県営体育館の凄さに気づいたのです。
この体育館は、1967年6月に完成したもので、代々木第一体育館を思い起こさせるような美しい外観を持っています。

岩手県営体育館の軒と荷物搬入口

私は、子供の頃、よく病院に行きました。
その頃の病院で思い出すのは、入口の「靴預かり所」。有料だったと思います。
大学病院にもありました。まだ、履き替え必須の時代だったのです。
そのころにでき上った岩手県営体育館が、
入り口から、直接、観客席にアクセスできる、履き替え不要の考え方で作られていたことに驚いたのです。

現在は、諸室の数や広さ、バリアフリー対応、冷暖房や照明、ネット環境、駐車場など、さまざまな条件で、2016年の岩手県での国民体育大会の競技会場として使われなかったように、大きな大会では使われなくなっています。
私の個人としては、県営体育館の機能を考えれば、改修しなければいけないと考えています。
もし、
新設・改修があるとすれば、
その時に忘れてはいけない大切なことがあるように思います。

半世紀以上も前に考えられていた
「お客さまが快適にゲームを楽しむことができる造り」
は、
受け継がれるべきものだと考えるのです。

競技者や運営者の視点中心から、
他の利用者、
具体的には、観客の視点、障がいを持つ人の視点、高齢者の視点、ボランティアの視点…の意見も反映された施設のつくりが大切だと考えています。

参考★技術的に優れた施設のようです
「2013年のザハ・ハディドの最優秀案を見たとき、私はすぐに岩手県営体育館(1967)を思い出しました」↓
https://a-forum.info/articles/prof_write/saitoh250130.pdf

 

岩手スポーツ応援ニュース◆ ああでもない、こうでもないの時間/和菓子作り体験 ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキー・ワールドカップ)

スキー/ワールドカップ
・ジャンプ男子スーパーチーム
 5位 小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
・ジャンプ女子
 45位 小林諭果/CHINTAI/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
・コンバインド男子
 37位 谷地 宙/JAL/盛岡中央高校卒・紫波町出身

皆さまの引き続きの応援をお願いします。
詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

岩手県障がい者スポーツ協会
 (障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
釜石ベースボールクリニック・栗澤
 (設立のための用具整備/1月31日まで)
佐々木 虎
 (モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
千葉穂波
 (フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆ああでもない、こうでもないの時間/和菓子作り体験

1月12日に和菓子教室に行って「きりせんしょ」をつくってきたことは、Facebookでお知らせしました。

***丸写し、始め***

今日は、菓子作り。
きりせんしょ!だよ。
こねて、こねて、丸めて、包んで、整形して、手がカピカピになって、蒸して、クルミやゴマをのせて、はい出来あがり!

できあがった「きりせんしょ」と、作成途中の写真

上手にできたし、美味しいのよ、これが。
センスあるかも。

(元の記事は→ この下線部をタップ) 

***丸写し、終わり***

「おかしなお菓子体験」という、盛岡市立施設での事業ですが、実は、講師の先生がびっくりするような著名な方。
ブログやXもやっていて、
ブログに「2024お菓子教室始まる前に…きりせんしょ試作」という記事があることを発見しました。
おお、と思ったところを抜き出します。

❶上新粉の配合は全部違う

12日から始まる今年のお菓子教室です。
先ずは失敗しないように自宅で試作をしてみました。手持ちの上新粉A社と、実際に使用するB社と2種類同じ配合で作ってみましたが、簡単に10パーセントくらい水の量が変わって来ます。
『今日は9日、もう一回くらい試作は必要です』。
A社とB社の違いは、製粉方法などの違いがあるかもしれません。
店頭に並ぶ上新粉は、メーカーの数だけ配合が違うと言っても過言ではありません

❷同じワット数のIHヒーターにも出力の違い

基本20分で蒸すのですが、表面から細かい泡がでて来るまでの時間によって、早めに火を止めたり、延長したりします。
早すぎると生地が固かったり、包んだ黒糖が溶けなかったりします。逆に長すぎると蜜が飛び出たりします。
自宅のキッチンと教室の火力との違いがありますので、見えるガラスの鍋蓋が便利です。
一発目の菓子教室は、ポータブルのIHコンロを使うので、少し長めになると予測しなければなりません。同じワット数のIHヒーターでも、メジャーメーカーと新興メーカーとではパワーが違うのです。

***

材料を混ぜ、整形して蒸す…作り方はひとつです。
でも、
粉の状態を見て、コンロの力を火力を勘案して、調整してゆく。
つまり、
「上新粉」「IHヒーター」でひとくくりにしない考え方です。
お菓子作りは、奥深い。

ひとくくり、一般化…気をつけないといけないなぁと感じた、きりせんしょ作りでした。

***
お菓子教室は初めての参加。
きりせんしょが、蒸し上がるまでのおよそ20分の、受講者と講師の方の、そして、受講者どうしのおしゃべりが、興味深く、楽しいのです。
また、行こうと思っています。

そして、
スポーツでは、こんな経験したことないな…と思いました。
講師の方、スポーツでいえばコーチと、
お菓子の作り方、つまり、ゲームの進め方やスキルの身につけ方などにについて、ああでもないこうでもないと、話を弾ませた経験を、
私は、持っていないのです。

他の人はどうなのか、今はどうなのか、
聞いたこともないしスポーツの教室に行ったことがないのでわからないのですが、
身体を動かさない時間の「ああでもない、こうでもない」もデザインされるべきだよ…と考えています。

岩手スポーツ応援ニュース◆コラム「本屋で道を聞く」ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキージャンプ)

スキージャンプワールドカップ男子個人11戦ラージヒルKO(オーストリア、1月3日)
2位🥈小林陵侑/TEAN ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
30位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします!

詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

岩手県障がい者スポーツ協会(障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
釜石ベースボールクリニック・栗澤(設立のための用具整備/1月31日まで)
佐々木 虎(モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
千葉穂波(フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
髙橋幸平(パラアルペンスキーヤー/欧州遠征経費/おかげさまでプロジェクト成立!

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆本屋で道を聞く

道がわからなくなった時、どこで道を聞くだろうか。
交番、通行人、タバコ屋さん、駄菓子屋さん、酒屋さん…

1月2日に街に出て、本屋さんにゆきました。
どうも気になる本があり、
(まだ、読みおわっていない本がたくさんあるなあ…でも、見つけた時に買わないで、二度と会えなくなった本がたくさんあったなあ…)
と、迷いに迷って、結局、購入。

レジで、お正月のウエットティッシュをプレゼントされ、とてもおめでたい気持ちになったのです。

本とミニウエットティッシュ

すると、
お客さんが一人、入口からまっしぐらに、レジに向かってやってきました。
そして、レジの店員さんにこう言います。

「カラオケまねきねこ…は、どこですか?」

盛岡市の大通りには、カラオケ店が数店あります。
店を出て、右にも左にもあることはわかっていますが、どれが何というお店かは、私は、はっきりしません。
店員さんもそのような感じでした。
果たして、店員さんは、
「お待ちください、わかる者に聞いてきます」
と、
店の奥の方に聞きに行きました。

この様子を見ていた私は
…本屋のお客さんではない人にこんなに親切にするのは、なぜだろう。
私だったら
(さぁて、カラオケ屋さんは右にも左にもありますねえ。
 近いから行ってみてください)
というよな、きっと…
と思ってみていました。

でも、
こういうことだったんじゃないのかな…と、今、思っています。

店員さんは「大通り商店街のお店」の人だったから、
お店では何も買わなくても、
大通りに用事のある人は「大通りのお客さん」と捉えて対応したのだろう。

こんな店員さんのいるお店、こんなお店のある商店街は、いいもんだなあ…と感じた、お正月です。

岩手スポーツ応援ニュース◆コラム”「またやりたい」から「いつやるの」" ほか

◆岩手アスリートの活躍(スキージャンプ)

スキージャンプワールドカップ男子個人10戦ラージヒルKO(ドイツ、1月1日)
2位🥈小林陵侑/TEAN ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
42位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
皆さまの引き続きの応援をお願いします!

詳細は→国際競技会での岩手アスリートの成績/2023~2024シーズン

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

岩手県障がい者スポーツ協会(障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
釜石ベースボールクリニック・栗澤(設立のための用具整備/1月31日まで)
佐々木 虎(モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
千葉穂波(フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
髙橋幸平(パラアルペンスキーヤー/欧州遠征経費/おかげさまでプロジェクト成立!

詳細は→岩手のスポーツ関連クラウドファンディング実施状況 

◆「またやりたい」から「いつやるの」

12月24日に、岩手県盛岡市で行われた「障がい者スポーツ特別研修会」に参加しました。
テーマは
"「支える」から「共に創る」〜「またやりたい」を「いつやるの」に変えるプロセス“

テーマについて吟味せずに、なんとなく(積極的に関わりましょうというテーマね)ぐらいの、ゆるゆるなイメージで参加したのです。

3つの事例発表、基調講演、パネルディスカッションを通して、
そんな、ゆるゆるなテーマではなかったのです。

研修会で気づいたことを書いておきます。

■思考のマンネリ化

多くの人が、「障がい者」という言葉で、考えることをやめてしまう。
それは、
障がいのある人のスポーツを推進している人、そして、障がいのある人を迎え入れる障がいのない人、どちらにも言えることで、さまざまなことが「マンネリ化」してしまう。

たとえば、
障がい者には、一人に二人ずつ介助者をつけるべき…という「常識」に囚われ、
そんなにたくさんの人を受け入れることはできない、と、イベント開催を断るスポーツ施設、
そんなに介助者を集めることができないと、開催を断念する主催団体。

片麻痺の人と電動車いすユーザーを比べた時に、
動ける範囲は、自分で移動できる片麻痺の人が広いに決まっていると思い込んで、
事業を組み立てる事業主催者

本当にそうなのか、変えることはできないのか、と場面に応じて検討することをしないことが「マンネリ化」をもたらし、障がいのある人のスポーツ実施機会を奪っているのだ…ということでした。

関連して、
障がいのある人は、スポーツイベントに「プレーヤーとして」参加するもの…と思い込んでいる人もいるが、

茨城県の卓球バレー協会の方が「障がいのある人が、企画・運営、指導を行う」イベントの例があることを参加者に伝えてくれた。
そういえば、
2023年の9月23・24日に岩手県八幡平市で行われた、
eスポーツの、バリアフリー格闘ゲーム交流会「HACHIMANTAI 8 FIGHTS」という、東北レベルの大きなイベントのプロデューサーは、
岩手県紫波町在住の電動車いすユーザー・畠山駿也さん(会社員、eスポーツプレーヤー)だったことを思い出しました。私も、会場に行って、資金調達の方法などを教えていただいたのです。

活躍の場を、プレーヤーにだけ限定してはいけないのです。

hachimantai8fights.epara.co.jp

■目的はなんなのか

こういうスライドが出ました。

劇場での映画鑑賞体験と同じにしない

スポーツの力に騙されない
・優れたインクルーシブスポーツはコミニュケーションを取らなくても多様な参加者が楽しめてしまいます。
・コミュニティ作りなどが目的の場合は明確な指標設定が必要です。
(例 スポーツ体験後の会話や連絡先交換があるか?

映画館には、さまざまな属性のたくさんの人が来て、同じ映画を見ます。
そして、楽しい体験やワクワクする体験、何かを感じ取る体験を共通して得ます。

しかし、
映画が終わったときに、隣の見ず知らずの人と感想を語り合ったり、連絡先を交換したりして、交流することはほとんどありません。
もちろん、
これを機会にコミュニティが形成されることもありません。
映画はそれでいいのです。目的がそうではありませんから。

楽しめることを目的とする事業と、
コミュニティづくりを目的とする事業では、
その取り組み方や評価の仕方が、当然、異なります。
そのあたりを「マンネリ化」させてはいけないのです。

■「またやりたい」と「いつやるの」

こうしてみると、
「またやりたい」は、一人の観点です。
私が楽しかったから、もう一度、参加してみたい。
そんな、イベントがないかなぁ…そんなスタンス。

一方、
「いつやるの」は、複数の視点。
企画、運営している人に、照会したり提案したりするのです。
さらに、
自分たちも運営に参加して、イベントを開催しようということにも、つながるでしょう。

研修会のテーマは、
"「支える」から「共に創る」〜「またやりたい」を「いつやるの」に変えるプロセス“。
見方を固定せず、
考えることを忘れずに、
障がいのある人もない人も「共に創る」ことを行うための、あるいは、後押しするを、参加者に起こさせることが、この研修の目的だったんだ…と、腑に落ちたのです。

がんばりますよ!がんばりましょうね!

岩手スポーツ応援ニュース(12月30日)

◆国際競技会での岩手アスリート(スキージャンプ)

スキージャンプワールドカップ男子第9戦ラージヒル
・2位🥈小林陵侑/TEAM ROY/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
・29位 小林潤志郎/雪印メグミルク/盛岡中央高校卒・八幡平市出身
・23‐24シーズンの国際競技会での岩手アスリート成績は この下線部 をタップ

◆岩手のスポーツ関連クラウドファンディング(3個人1団体)

岩手県障がい者スポーツ協会(障がい者スキー交流会開催継続/1月31日まで)
釜石ベースボールクリニック・栗澤(設立のための用具整備/1月31日まで)
佐々木 虎(モーグルスキーヤー/トレーニング経費/2月28日まで)
千葉穂波(フェンシング/遠征・用具経費/2月28日まで)
髙橋幸平(パラアルペンスキーヤー/欧州遠征経費/おかげさまでプロジェクト成立!
・詳細は この下線部をタップ 

◆コラム「”あたりまえという奇跡 岩手・岩泉ヨーグルト物語”から」

まず、
12月21日の私の facebook 記事の丸写しから。

***丸写し、開始***

岩泉ホールディングス株式会社の山下社長の本が出ます。
岩手県岩泉町にある、岩泉ヨーグルトで知られるこの会社は、
スポーツに対する支援にも積極的に取り組んでいただいています。
たとえば、
社会貢献「サプライヤー活動」として、
岩手ビッグブルズ、サッカーJ3いわてグルージャ盛岡、女子サッカーWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザのプロチームに、
また、県内アスリートを対象にした「岩泉ホールディングススポーツ選手支援事業」として、チームや、個人プレーヤーに、ヨーグルトを提供しています。
そのお考えは、どのような背景から実現したのか…興味深いのです。
【おまけ】
冬になると、以前、社長さんにお会いした時の言葉がおもいおこされます。
***
岩泉ホールディングスの乳業事業部の工場は、年末年始も止まらないのだそうです。
「牛も生産者も、休まないから…製品にしてあげないと…」
とおっしゃっていました。
従業員は人数は減るものの、交代で勤務するそうです。
「申し訳ない。みんなが休みの時には、休ませたいのだが…」
***
岩泉ホールディングスの私のブログ記事リンクが、コメント欄にあります。
お読みくださいませ。
(注:リンクはここに置きなおしました↓)

hirafujijun.hatenablog.com

***丸写し、終了***

とうことで、岩泉ヨーグルトのネットショッピングサイトで発売日に注文した本が、
28日に届きました。
興味深くて、ドキドキして、その日のうちに読み終わったのです。
こんな文に行き当たって、考え込んでしまいました。

■岩手のスポーツをススメてくれるだろうか

〈略〉メジャーリーガーとして活躍する大谷翔平選手が〈略〉インタビューにおいて
「岩手県の名物を教えてください」
という質問に対して、次のように答えてくれました。
「一番のオススメは岩泉ヨーグルトです。本当に美味しくて、僕は世界一だと思っています」
〈略〉彼とは面識も何もありませんから、岩泉ヨーグルトを気に入ってくれていたとはつゆも知りませんでした〈略〉

さて、
大谷選手は
「一番のオススメは、岩手でスポーツを始めることです。
 楽しいし、自分で選べるし、上達させてくれるし、
 多くの人が認めてくれるし、
 僕は、岩手のスポーツは世界一だと思っています」
と言ってくれるのかなぁ…と心配になったのです。

岩泉ヨーグルトから学んで、行動せねばなりません。


■常に新しいものを生み出しているだろうか

〈台風による土砂災害で工場3つが全部流された時のことを例に引き〉
そう考えると、一つの商品を大切に育てつつも、決して固執することなく別の何かをつくらなければならない。視野を広げ時代の流れを読み取りながら、常に新しいものを生み出していかなければなりません。〈略〉

大きな反省があります。

岩泉ホールディングスは、令和2年・3年の2年間、岩泉ホールディングススポーツ支援事業を実施してくださいました。
その間、私は、岩手県体育協会にいたのです。

その時のプレスリリースから抜粋します。

岩泉ホールディングス株式会社は<略>
岩手県体育協会所属競技団体及び岩泉町体育協会より推薦を得た30名(岩手県体育協会25名、岩泉町体育協会5名)に対し、表記の事業を開始させていただきました。
この事業は、
アスリートの活躍を通して岩手県民の皆様が希望を持ち、
元気に生活を送って貰うことを目的としております。
岩手ゆかりのアスリートや次世代を担うアスリートの健康と身体作りをサポートするため、1年間毎月定期的な支援を実施させていただきます。

具体的には、
岩泉ヨーグルトを毎月4キロ、つまり、年間48キロを、アスリートへ送り届けるものです。

そして、この事業は、当初から2年間の計画でした。

今、考えれば
この事業が行われていた2年間に、
事業終了後の「新しいもの」を生み出しておかなければならなかったのです。
なんとか、延長してもらえないだろうか…とばかり考えるのではなく。

本の扉絵と表紙カバー