昨日の祈りが通じて、今日は、午前中に「エアコン作動」でした。嬉しかったです。
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昨日の
岩手日報一面トップ記事は
「中学運動部減少の一途 10年で1割減」という見出しの記事でした。
小さな見出しには「
少子化の影響顕著 指導者不足も課題」ともありました。
記事には、
▼岩手県内中学校の設置運動部数を、2000年度から2010年度の10年間で比較すると、221部減っている
▼少子化を原因として中学生の数が減っており、特定の部の部員募集を停止せざるを得ない学校もある
▼しかし、競技を続けたい生徒のために、学校以外の場所での活動を認めるなどの工夫をしている
▼また、専門的指導者の不足もその原因の一つと捉えられ、県教育委員会は地域のスポーツ人材の派遣事業を実施している
とありました。
中学生のスポーツ活動振興のために、いろいろと工夫をしていただいて、本当にありがたいと考えています。
さて、
以前、高校生の部員数の「減りっぷり」を調べて皆さんにこのブログでお伝えしました。
(
ここの記事と、
ここの記事にあります。)
せっかくですので、中学生の運動部員数の「減りっぷり」もおなじように調べてみました。
こんな感じです。
Y軸は、
2009年に
岩手県中学校体育連盟の競技種目別の「専門部」に所属している中学生の数です。
対数軸にしてあります。
X軸は、
2002年の所属人数を100とした時の、2009年の所属人数の割合です。
中学生の数全体を比べると
2009年の中学生の数は、2002年を100として比較すると「85」でしたので
「85」で色を変えてあります。
4つの色分けゾーンについて説明します。
右上の青ゾーンは「率を落とさず、大人数」
(中学生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が低く、去年の部員が100人以上)
右下の水色ゾーンは「率を落とさず、少人数」
(中学生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が低いが、去年の部員が100人に満たない)
左上の黄色ゾーンは「率は落として、大人数」
(中学生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が大きいが、去年の部員が100人以上)
左下の赤ゾーンは「率を落として、少人数」
(中学生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が大きく、去年の部員が100人に満たない)
競技の特定ができませんが、下の表でご判断ください。
なお、率が215.4のスキーはプロットを省略しました。ご了承ください。
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◇何を言いたいんですか、一体?
◆�Tの区分、�Uの区分にある競技は、
「
少子化で子どもが減る率」よりも「部員が減少する率」の方が小さいんだ。
それどころか、
陸上競技や水泳は、数を増やしている。
◇そのとおりですね。
でもね、それは、
個人競技だから…
◆
ソフトボールもサッカーも健闘しているよ。
◇なるほどね。
少子化は、スポーツをする子どもたちを減らす大きな要因ではあるが、工夫次第で克服できる…
という程のことを仰りたいんですね、つまり。
◆そのとおり。
マイナス要因を一つ見つければ、自分の努力不足や考えの足りなさを棚にあげて、
すべてを、そのせいにして安心してしまう。
そんなことでは、いけない訳だな…と反省したんだ。
◇できない理由を一つ見つけて安心したりしてはいけませんよね。
でも、hirafujiさん、今日は殊勝なことを言いますね。おかしいですよ。
お疲れなんじゃありません?
◆そうそう、それだ、それだ!
「お疲れ」だから仕事がうまく行かないのだ。
「お疲れモード」が「できない理由」だから、これから抜け出るまでは、
何をやってもダメなんだ!
◇ばぁ〜か。