がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

別のチラシ/二刀流のススメ

休日のお昼に、ピザのテイクアウトを注文しました。
お店から戻って袋の中を見ると、そのお店のチラシのほかに、なんと、お蕎麦屋さんの持ち帰りチラシが入っているではありませんか⁉

同じビルの中にある、お蕎麦屋さんのものでした。
調べると、
この二つのお店は、同じ会社が経営していました。

パスタやピザがお好きでしょうが、日本蕎麦もたまにはいかが。
あなたは、このビルまで取りにくることをいとわない人なんだから、一度、試してみてもいいんじゃない。
で、
どっちも好きになってもらったら、うれしいなあ…

という気持ちが込められた2枚のチラシだと、私は、感じました。

(なるほどねぇ、でも、待てよ…)

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ある岩手県立高等学校の生徒会規則です(Web掲載されています)。

《第10節 部・同好会》
第60条 部・同好会の活動は、部員相互が理解、協力し、自主的運営をすることによって心身の鍛練、個性の伸長、人格の向上を図ることを目的とする。
兼部する場合は、二つの部または同好会に限る。

2つまでは、別々の部活動をしても良いのだそうです。
もう一つ、やりたいことができても、入部はだめなようです。
同じ学校内でできるのに…
(もちろん、体験入部とかはできるでしょうが)

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体育館にバドミントンをしに来た人に、卓球をすすめたり、
グラウンドにサッカーをしに来た人に、ラグビーをすすめたり、
プールに泳ぎに来た人に、飛込みをすすめたり…するのは、
私は
良いことだと考えています。

そのためには、
バドミントンや卓球やサッカーやラグビー、競泳や飛込みのサークルやチームが、「出入り自由」途中参加オーケー、でなければいけませんし、

体育館やグラウンドやプールが、
多くのスポーツを紹介する機能を持っていなければいけません。

そしてなにより
「しない人」が「する人」になるようになることだけを目標とすることではなく、
複数のスポーツに関わることや、新しいスポーツに移行することも、良しとして、いや、望ましいという考えを持たなければなりません。

でも、
これまで私たちのが教えられてきたスポーツは「この道一筋」「思い込んだら試練の道を」という路線に乗っていました。
それはそれで、よいことではありますが、それでは嫌だという人もいます。
それが原因で、スポーツから遠ざかっている人もいます。

可能性のある人にチラシをまく仕組みが必要ですね。

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スポーツ施設の持つ機能について考えた私の記事
→ 総合の意味/Number1000から→[ link ]