がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

最近の仏事で

最近、仏事が続いておりまして、感じたことがたくさんありました。
書いておかないと忘れてしまうので、書いておくことにします。

電話の声

先週、叔父さんがなくなりました。
そのことを伝える、いとこ(叔父さんの長男)からの電話をとったとき
(あれ、おじさん…)
声がそっくりなのです。
安心したような、がっかりしたような、複雑な気持ちでした。

葬儀で

葬儀で、いとこ(叔父さんの長女)と50年ぶりぐらいに話をしました。
(あれ、おばさん…)
声は違いますが、話し方がそっくりなのです。
今度は、
懐かしいような、心配なような気持になりました。

お坊さんの胸に

昨日は、私の母の一周忌法要を行いました。
法要を終え、和尚さまと話をしてる時に気がついたのですが、
その胸に「SDGs(持続可能な開発目標)」の丸いバッジをつけていたのです。

画像
SDGsバッジ

調べると、曹洞宗のサイトには「曹洞宗 SOTOZEN×SDGs」というコーナーがあって、トップページからバナーで導くつくりになっていました。そこでは、SDGsに取り組む趣旨を(単に社会貢献活動としての取組ではなく、これまで取り組んできた信仰実践としても位置付ける)と説明していました。

曹洞宗の教えには、坐禅の実践に限らず、食べ物や水などを仏の姿そのものとして尊び、無駄にせず大切に丁寧に頂くという修行生活の実践があります。
また困難を抱え生きている人々の苦しみを、少しでも和らげることが出来るよう、願い行動するという菩薩行の実践があります。

これらは社会全体や相手のための行いであると同時に、自分自身を仏として成長させる大切な修行でもあります。「人はどう生きるべきか」という重要な問いの答えが、SDGsへの取り組みを通じて、禅の生き方の実践として実現されるのです。
曹洞宗におけるSDGsの取り組みは、単に社会貢献活動としてだけではなく、禅の信仰実践として位置づけられるものなのです。

曹洞宗全体で取り組んでいるようです。
和尚さまがバッジをつけている理由がわかりました。

仏教は
「釈迦の教えをもとに、心豊かな日常を過ごそう」というものだそうです。←”LINK@TOYO(東洋大学 )”

なるほど、仏教もSDGsも「心豊かな日常」を目指すという点で、共通しています。

しっかりしないと

気がつかなかったなあ…と、
日本オリンピック委員会(JOC) と、
日本パラリンピック委員会(JPC) と、
日本スポーツ協会(JSPO) のサイトを見てみました。

はたして、
トップページにバナーを置いて、「SDGs」のコーナーに導く仕組みは見当たりませんでした。

国のスポーツ基本計画だって、「スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会」を創出するために策定された…と書いてあります。←”スポーツ基本計画リーフレット(スポーツ庁)

そういえば、
岩手県体育協会の『「団結・結束 スポーツいわて」 宣言』も、
『スポーツによって県民誰もが健やかで輝く岩手を創り上げていくことができるよう、ここに「団結・結束 スポーツいわて」を宣言します』
と結んでいることを思い出しました。

しっかりしないといけないな。