喪失感…。
ここ数年、毎年、行っている、東北総合体育大会も国民体育大会も中止。
会議もリモート。
2月を最後に、新幹線にも乗っていない。
ああ。
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今日・9月18日は愛媛県で
「日本スポーツマスターズ2020 愛媛大会」が始まるはずだった日。
中学生や高校生の全国大会、国民体育大会などの、
全国総合大会が中止や延期になっていること、
そして、
その代替の競技会などが行われていることがしきりに報道されていますが、
大人や高齢者の大会に関する報道は目にすることがありません。
全国規模の大人や高齢者の総合大会は
日本スポーツマスターズ(35才以上、日本スポーツ協会が主催)や
ねんりんピック=全国健康福祉祭(60才以上、厚生労働省が主催)がありますが、
前者は、2020年の大会は中止
後者は、会場は岐阜県のまま来年に延期…という状況です。
どなたもご存じないですよね。
ちなみに、
ねんりんピックにつながる、岩手県民長寿体育祭も
14競技中、5競技しか行われていません。
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さて、
次の図は、日本スポーツ協会が日本スポーツマスターズの説明のために作って
ホームページ(→ ここ )に載せているものです。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、
多くのスポーツ活動・スポーツイベントが行えなくなっていますが、
今の私たちの情報や興味・関心は、上の図の左側、
つまり、
Young=若年層 に偏っているように感じています。
次代を担う…という観点からは、
左側が大切なことは重々承知しておりますが、
右側だって大切なんだよね…と、
敬老の日を前に思うのでありました。
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もれなく、ダブりなく全体を眺め、
その視点を持ちながら、重点を定め解決してゆくこと…
と手も大切なことだと、私は考えます。
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■忘れてはいけないことなので、なんどでも載せます
6月に、私が勤めている公益財団法人岩手県体育協会の定時評議員会で
「団結・結束 スポーツいわて」宣言が採択されました。
キーフレーズは
今、再びスポーツを通して団結・結束する時です。新型コロナウイルス感染 症を克服すべく、社会全体が前進しようとするにあたり、スポーツは人々の心 を癒し、人々に勇気を与える大きな力を持っています。 「新しい生活様式」のもと、新しいスポーツの在り方を新たな発想で創造していきましょう。「全体の関係を見る」ことは、新しいスポーツのあり方を考えるうえで、重要なことの一つだと思うのです。
下の画像をタップすると宣言の全文が読めますのです、どうぞお読みください。