茨城の人って、すごいな。
9月28日に茨城県なかみなと市で行われた
第74回国民体育体育大会(いきいき茨城ゆめ国体)の総合開会式の様子です。
私は、
何度も国民体育大会の総合開会式を見ていますが、
こんな風景を見たのは初めて。
見えますか、スタンドの下にいる、ざっと70人ほどのお客様が。
車いす席がこんなに広い、
というよりも、
グラウンドレベル(グラウンドと同じ高さの場所)に車いす席を置いている総合開会式なのです。
この配置でも、
競技会ではないので危険はなく、
式典の進行にもなんの支障もないと思われます。
私にはこういう発想ができません。
施設がそうなっているから仕方がないんだ
私がだめなんじゃない、施設が悪いんだ…と考えます。
でも、そうではないのです。
茨城の方々は、
グラウンドレベルで開会式を見てもいいよという人がいるだろう、
じゃあ、
その人たちには「空地」に入って見てもらおう。
きっと楽しんでもらえる…という考え方をしたのでしょう。
いろいろな意味で、大きな広い観客席でした。
おそるべし★茨城
みならうべし★茨城
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返す返すも、
台風19号で第19回全国障害者スポーツ大会が全日程中止となったことが、残念でなりません。
競技会もそうですが
こんな開会式・閉会式で、
全国から来た選手や地元の皆さんを、もてなす準備ができていたのに…
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