妄想のススメ/大迫選手は何を考えていたのか
Recommended Novels for Sports viewing.
"Front runner" and "Guide runner"
3月1日の日曜日に、
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、エリートランナーだけで行われた
東京マラソン2020
(兼 マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ〜東京2020オリンピック日本代表選手選考競技会〜)は
大迫傑選手(Nike)が、日本人最高順位の4位。
そして、日本記録を樹立する快挙!
おめでとうございます!
ライブでは見ませんでしたが、
何度もニュースに出ましたので20km過ぎからの「後退」がとても気になったのです。
果たして、
生島淳さんがNumberWEBに
「大迫傑には自尊心と自重が同居する。東京マラソン、会心の完勝劇の裏側。」という記事を載せ
「わきまえる」というテーマでレースを語っています。
これを読むと「後退」ではなく「わきまえ」だったことがわかります。
(記事は、この下線部をタップ)
どうぞ、お読みください。
***
長距離レースでは、
ランナーは色々なことを考えたり、考えなかったり
色々なことを起こしたり、起こさなかったりしているようです。
それが小説になっていて、
本当に面白いのです。
2冊ご紹介します。
■佐藤喬「逃げ」 自転車ロードレースが題材。
私のブログ記事「3時間25分25秒が4人」で紹介しました→Link
■浅生鴨「伴走者」 視覚障害者のマラソンが題材
私のブログ記事「私たくさん間違っている/浅生鴨の伴走者」で紹介→ここ
これを読んで観戦すると妄想がふくらんで、儲かったような気になります。
きっと、
オリンピックを前に読んでおくと、
妄想の力が増して、楽しく観戦できる本が、まだまだ、あるんだろうなぁ…と。