がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

部活動再開/この時期にすべきこと

Growing the student to think by own. What sports coaches have to think at reopening of school club activity. 今朝、駅に向かう途中、たくさんの高校生とすれ違いました。 新型コロナウイルス感染拡大防止のための一斉休業から1か月あまり、 久しぶりの高校氏に、ホッとするとともに、なんだか心配でもあります。 さて、 昨日4月5日・今日4月6日の二日間連続で 岩手県の新聞・岩手日報が「部活動再開」についての記事を掲載しました。 ただし 二日間ともスポーツ面でしたので、運動部活動が念頭にあってのものでしょう。 これは、 岩手県教育委員会が3月25日に出した 「令和2年度における教育活動の再開等について」という通知に関するものですが、 全般的留意事項の最初の項目に 部活動の参加は、生徒本人と保護者の意向を尊重して、参加を強制しないこと という記述のある、大きな特色のあるもので、 私は、これに大賛成の立場で、ブログ記事を書きました(→学校再開/違いを認める素晴らしい通知) *** さて本題。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、 学校再開を延期するところがあったり、緊急事態宣言が出されそうな報道があったりと まだまだ油断できない状況にあるのです。 きっと、また、学校の休業や部活動・スポーツ活動の停止があるに違いないのです。 そう考えると、 岩手県の部活動再開にあたっての注意事項の「全般」に こう書き加えたいのです。 「再びの休止があっても  生徒が自分で活動できる能力を育てる   活動を行うこと」  ◆今は、with COVID-19であって、after COVID-19ではない  ◆だから、次の休止がやってくると考えるべき  ◆次の休止までに    「一人で活動できる生徒を育成する時期」だ  ◆つまり    身体能力ではなく    知的能力を育てる時期にすべきである いかがでしょう、ご賛同していただけますか? *** 【参考までに】 映画『みんなの学校』の舞台である大阪市立大空小学校の初代校長として、現場からの教育改革に取り組んできた木村泰子さんは、こう言っています。
大空小では、見える学力と見えない学力を明確に区分けしています。 見えない学力=10年後に必要な力として、毎年四つ設定するのですが、 今のところそれは、 �@人を大切にする力、 �A自分の考えを持つ力、 �B自分を表現する力、 �Cチャレンジする力で、ずっと変わりません。 (木村泰子・菊池省三,タテマエ抜きの教育論,2018,小学館Link(「見える学力」とは「高い点数を取る=学力調査の結果を高める」こと→Link
***おまけ*** ありのままに生きようとしたアリはありのままだった(浅生鴨 @aso_kamo) *** 昨日は 今日は