がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

どこに導くのか/タイのスキー選手権

We have to check the purpose of the event.

Inspired by Thailand ski championship in APPI,Iwate,Japan.

3月1日の私のブログ記事

「タイ選手権はキャンセルだったけど/素晴らしい企業の力」で

国際スキー連盟(FIS)のサイトで調べものをしていると、

2月27日に岩手県安比高原スキー場で行われる予定だった、

FIS公認レースがキャンセルになったという情報を見つけました。

と書いたのですが(元の記事→Link

その記事をお読みになったスキー場の関係者の方から、メールをいただきました。

レースは行われたが

公認レースとしての取り扱いができなかったために

FISのサイトには「キャンセル」となったということでした。

なるほど、安比高原スキー場Twitterには大会の様子が載っていますし

(from 安比高原TwitterLink

タイのスキー・スノーボード連盟のサイトには

公式記録も掲載されていて、

出場者がスキーとスノーボードをあわせて、73人いたことがわかります。

今年の

岩手県中学校スキー大会では60人(男41・女19)

岩手県高校スキー大会では15人(男11・女3)が、ジャイアントスラロームでスタートしていますので、それを上回る人数のレースだったのです。

そして、

ツアーの一環で行われたもので

レース参加者の倍ぐらいの方々が、安比でスキーやスノーボードを楽しんでいたのだそうです。

まったく知らなかったのです。

***

大会が行われたことを教えてくださった方からのメールは、次の言葉で結ばれていました。

来冬から個人のお客様が増えていくと思います

***

安比高原でタイのツアーを受け入れ、スキー大会を開催することが目指すものは何だろう…と

考えてみました。

とりあえず

昨夜、考え付いた「SV-Grid」で、ツアーの性格を考えてみましょう。

横軸がS(主語)。

私たちなのか私なのか、グループなのか単独なのか…という観点です。

縦軸がV(動詞)。

するのか見るのか、プレーヤーなのか観客なのか…という観点。

せっかくなので

私の妄想、釜石鵜住居復興スタジアムで外国チームを招待して、ラグビーワールドカップのメモリアルマッチをすることも、並べてみました。

左の図は、

今回のタイのスキー大会に参加した人たち。

「スキーツアー(スキー場へのツアー)」として安比高原にやってきたのでしょう。

中には、スキーやスノーボードをするのではなく「日本旅行」が目的だった方もいるかもしれません。

ということで、茶色の丸のャWションにおさめます。

右の図は、

妄想釜石メモリアルマッチ。

6千人のスタンドがお客さまで埋まります。

個人でチケットを買ってくる方も、遠くからツアーで来る方もいらっしゃいます。

「Do」は選手とボランティアを含めた運営者。

ですから、青の丸の位置におさまるでしょう。

どちらも「スポーツイベント」なのですが

解像度を少し上げると、違いが見えてきます。

ただし、これは「今」

目指すもの=未来 がわかりません。

***

ここで、

来年のスキーツアーの様子を、再び、妄想してみました。

来年は

■新たに参加する人(茶色)

■リピーターとして、もう一度、安比に来る人(濃い青、薄い青)

■もう来ない人(みどり)

に分かれるでしょう。

そして、

リピーターは

◆もう一度、パッケージツアーに参加して「We」のスケジュールで過ごす人(薄い青)

◆自分で手配して「I」(あるいは少人数グループ)の思ったとおりに過ごす人(濃い青)

メールに添えられていた、先ほどの、言葉を思い出してください。

大会が行われたことを教えてくださった方からのメールは、次の言葉で結ばれていました。

来冬から個人のお客様が増えていくと思います

安比高原でタイのツアーを受け入れ、スキー大会を開催することが目指すものは、濃い青の丸印=

個人手配のリピーターを増やすことだったのです。

目指すものが明らかでないと、することが曖昧になります。

おそるべし★安比高原

***

せっかくのなので、ワークをお願いします。

■釜石メモリアルマッチは、

 関係した人が次の年にどうなっていることを目指して開催するのか

 SV-Grid を用いて表してください