撤収作業
スキー係員3日目。
今日は岩手県八幡平市の安比高原スキー場で行われた、第62回岩手県高等学校スキー大会ジャイアントスラローム競技の旗門審判員に行って来ました。
全身筋肉痛…であります。
でも、
昨日は素晴らしい岩手山を見ることができましたし、今日は、青森県弘前市の岩木山を、はるかかなたに見ることができました。
いかがです。
安比高原スキー場に行って見たいなぁ…と思いませんか。
ところで
スキーの大会をご覧になったことはありますか?
動画を撮ってきましたので、ご覧ください。
この下線部をクリックするとyoutubeにアップした動画が見られます。
ところで、
下の写真は動画の一部ですが、コースわきにャcンャcンと人が立っているのがわかるでしょうか。
それが、私たち旗門審判員です。
レース中、ずっと立って、選手の通過・不通過を判定し、さらに、旗門を直したりコースを整備したりしています。
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今日のレースが終わると、次は、今度の土日に同じ会場で行われる、国体予選会を兼ねた「岩手県民体育大会スキー競技会」です。
中学校・高校大会は最終日ですので、メ[ルの撤収が予想されました。
次の日にも同じレースがあれば、旗門に使うメ[ルはコースの脇に寄せておけばいいのですが、そうでないときは、全部のメ[ルをフィニッシュに下げなければなりません。
レースの終了と役員・係員への謝意を告げるアナウンスの後に
「旗門審判員は、今日使ったメ[ルをフィニッシュに下げろ」という放送が入りました。
撤収作業は本当にきついのです。
私は、今日の2本目は18・19・20の3ゲートの担当でした。1ゲートで4本のメ[ルを使います。
3ゲートでは全部で12本です。
メ[ルは長さが2.15m程度、重さが1�s弱あります。
さらに、私はコース整備の道具としてスノープッシャーまで装備しています。
それらをもって、フィニッシュまでスキーを履いて降りて行かなければなりません。
覚悟して、撤収を始めました。
メ[ルは、8本が限度でした。
8本目をまとめて、スノープッシャーと一緒にかつごうとしていると、手伝いに来ていた中学生が近づいてきました。
地元の中学生か、安比ジュニアチームの選手だと思います。
彼は、メ[ルの10本束とメ[ルを回すためのレンチを4本、持っています。
もう何も持てません。
でも、
私のそばにわざわざ止まって、私にこう声をかけてくれました。
「メ[ル、大丈夫ですか? 持ちましょうか?」
こんな子どもたちのために、休みにスキー場に行って大会のお手伝いをするわけです。
さて、
明日から仕事、仕事!