Thinking about Work style reform on school.
Inspired by the seminar of SENOH Masatoshi.
今日・11月25日、岩手県盛岡市で行われた「いわて教育の日のつどい」のニュース動画がIBC岩手放送のサイトにアップされていましたのでシェア。
画像タップで動画が見られます。
https://news.ibc.co.jp/item_37914.html
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部活動改革が働き方改革の中心課題になっているような雰囲気のある、昨今、
その第一人者である
妹尾昌俊さん
(教育研究家、学校マネジメントコンサルタント、文部科学省学校業務改善アドバイザー、スポーツ庁・部活動ガイドライン検討会議委員、文化庁・部下章夫ガイドライン検討会議委員などをお勤め)が
「働きがいがあり、かつ、働きやすい学校づくりに向けて」というご講演をなさると聞けば、
足を運ばない手はありません。
なるほど〜、なるほど〜と、あっという間の時間でした。
で、
最後のまとめは
スライドだけ見ても、
聞きに来ない人にはわかりませんね。
聞きにくるべき、聞いて考えるべきですよね。
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おどろいたことがありました。
あ、
ステージの上ではなく、客席です。
隣の人と考えていることをシェアしてください…と、妹尾さんが何回かおっしゃいました。
今度は、前か後ろの人と…
もしも近くの人がいつも一緒にいる人だったら席をかわってください…
客席の照明も明るくなり
(さて、お隣と…)
会場全体の雰囲気が変でした。
動きがないのです。
自分の考えを隣の人とシェアしようとしている人は2割もいたでしょうか…
果たして、私の隣の人も後ろの人も迷惑そうに…
(本気なのかな…)
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せっかくなので
まとめスライドの中だけではわかりづらいだろうという点を
一つ目の■
講演中で「長時間労働の影響(忙しい毎日を放置しておけない理由)」として
次の3点を「大きなところ」としてあげています。
〇教師の健康への影響***・教師の過労死が相次いでいる。
・精神疾患者も毎年約5千人。
〇教育への影響(児童生徒への影響)
・心身が疲弊してよい授業にはならない。
・AI(人工知能)等が便利になる時代、教師がクリエイティブに深く思考する時間がなくては、子供たちの思考力や創造性が高まる教育活動にならない。
〇人材獲得への影響
・「ブラック」な職場のままでは優秀な人材は来ない。
・既に人材獲得競争の時代。
テレビニュースのまとめは、こうでした。
参加した人たちは効果的な教育のため、教師自身の人生を豊かにする必要があることを認識していました。
妹尾さんのコンセプトは、たぶんこうです。
働きがいがある
= 働きやすい
とは限らない。
まったくそのとおり。
がんばります、がんばりましょうね!