昨日・8月5日は
「第4回部活動のあり方を考え語り合う研究集会 in 岩手」というあつまりに出ていました。
部活動をめぐる問題はここ数年、教育関係者のみならず多くの市民の関心ごととなりました。生徒と教員の生活の質(QOL)を高め、より良い教育を進めるために部活動改革は急務です。
部活動のあり方を考え語り合う集会は、これまで東京、大阪、名古屋で開催してきましたが、第4回の今回は「生徒の全員加入のメッカ・岩手県」で開催します。
岩手県の部活動の歴史を踏まえた全員加入制の問題点や、現状の部活動のシステムの問題点などを多角的に分析し、より良い部活動のあり方を考えます。
という趣獅ナ、
学習院大学文学部教育学科
長沼豊研究室と
第4回岩手研究集会準備委員会が主催したものです。
(趣氏E内容等が載っている「要項」は、
この下線部をタップすると見られます。)
6月に
岩手県教育委員会は
「
岩手県における部活動の在り方に関する方針」を策定したばかりですので
これはもう、行って勉強しなければなりません。
(
この下線部をタップすると「方針」のページに行けます)
そう思っているときに実行委員会の方から連絡がありました。
(5月の内田良先生の講演会にも出ていることを
ブログ記事を読んで知った。参加してみてはいかが)
という連絡です。参加することにしました。
すると、
高校の部活動についてのパネラーにという依頼です。
頼まれたことはお引き受けする主義ですので
オーケーしました。
すると、すると、
長沼先生から基調講演もしてほしいというメールが入りました。
お引き受けするためには
自分できちんと、もう一度、部活動について考える必要があります。
素敵な機会に巡り合いました。
お引き受け!です。
***
「
まとめ」はこうしました。
�@部活動の意義を認める
�A部活動は次の3観点から、持続可能なシステムに向けて、大胆に改革されなければならない
・教員が
新しいことに取り組むための負担軽減
・児童生徒が
別なことにも取り組めるための時間的開放
・児童生徒の健康の保持
�Bその大胆な改革のためのツールは
・学校基準の策定と公表、部活動指導員、部活動連絡会、地域との連携
・これで大丈夫か…と思ったら「実行と検証と提案」
そして、
「
きめ言葉」は
『
「したいことができる部活動」に移行するために』
「したい」には、複数の意味を持たせてありまtす。
昨日の投影資料(あ、時間の関係でスルーしたものもあります)は、
すべてがpdf形式でダウンロードできます。
この下線部をタップしてください。
昨日の話を聞いたりスライドを見たりして
興味を持った方は、ご連絡くださいませ。
「したいことができる部活動」を目指すために、時間の許す限りではありますが、対応を検討します。
昨日、参加させていただいて、
さまざまなお考えの方々がいらっしゃる、
今のシステム=昔からのシステムに困っている方がいらっしゃる…
ということを実感しました。
このような機会を与えていただいた皆様に、改めて、感謝いたします。
***
でも、
この前の「ブラック部活」の著者・内田良先生の講演会のときもそうでしたが、
やっぱり、
方針を形にしたり、その方針を社会に「実装」させなければならないお立場の方々の姿が、
会場には、さっぱり、見えないのです。
残念でした。
***
Number Web に今朝こういう見出しの記事が載りました。
【NSBC補講I】
池田純のスポーツビジネス補講BACK NUMBER
池田純が語るボクシング連盟騒動。
「全てはトップの問題なんです」
こういう記述がありました。
今回こういう問題が出たときに、かばう人がいるどころか身内からも告発する人が出てくる。もしこれまでに彼が本当の課題を解決してきて、ボクシング界を発展させてビジネスにも繋げていたら、本当の意味での“ドン”と周りどころかボクシング界を超えて呼ばれるでしょう。
さらに
スポーツは公共財です。みんなが好き勝手言っていいし、全員がオンブズマンであるべきもの。そうした批判を乗り越えられる理念を打ち出していくのがあるべき姿で、乗り越えられないなら外部からでもリーダーを抜擢して、発展させていく必要があるんです。
自分たちの世界だけに生きて、
その世界の人だけで動いてゆくことの危険性でしょう。
気をつけましょうね。
あ、原文は、
この下線部タップです。