がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

レガシーを考えてみる�Aレガシーキューブ

昨年、岩手県で開催された

第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)と

第16回全国障害者スポーツ大会(希望郷いわて大会)の実行委員会が運営していた

facebookページが

「希望郷いわてレガシー/スポーツ」

と名を変えて、

今年度も、まだ、

情報を発信し続けています。

素晴らしいことです。

その、今日の記事に、こういう画像を添えられた

こういう記事がありました。

障がい者スポーツ大会サメ[ター募集】

岩手県障がい者スポーツ大会では、大会ボランティアとして、「ココパト(ココロをつなぐパートナー)」を募集しています。

大会は6月3日(土)、岩手県営運動公園で。

応募締切は4月28日(金)です。

皆さんの御協力をよろしくお願いします!!

どうぞご応募を!

詳しくは、この下線部をタップして「希望郷いわてレガシー/スポーツ」facebookへどうぞ!

なお、この「ココパト」は

このブログでも何度か記事にしていて(たとえば→ ここ 

去年の

国体や大会がどうのこうのということではないのですが、

二つのスポーツイベントを経験した私たちにとっては

スポーツに関わる新たな形になるものでしょう。

素敵なレガシーだと考えます。

***

希望郷いわて国体・希望郷いわて大会実行委員会が採択した

「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会のレガシーを未来に!」

に触発されての

レガシーを考えてみるシリーズ その�A は

レガシーキューブ

レガシーキューブについては、何度か、このブログで記事にしていますが、

今日は、

改めて

2014年2月21日の自分の記事をぬき出しします。

■■ぬき出し、開始■■

アマゾンを意識して、本は作られるべきかな…と。

とっても素晴らしい本なのですが、アマゾンのサイトでは、この図が表示されます。

カバーが真っ白なので

どうも、見栄えがよくありません。注文するのに、ちょっと躊躇しました。

でも、読んでみると、とても素晴らしい!

思わず、

アマゾンに「カスタマーレビュー」を書いてしまいました。

お読みください。

**********

  この本を読めば、スポーツの捉え方が大きく変わります。

  スポーツが創りだすものを、もう一度、考えるきっかけになる本です。

 「レガシー」という言葉が、世の中にあふれています。

  2020年の東京オリンピックパラリンピック開催のレガシー、

  そのキャンプ地になることのレガシー…。

  でも、この言葉は漠然とした使われ方をしています。

  著者は、

  レガシーを「3つの軸」でとらえ「八個のキューブ」に分類する、

  「レガシー・キューブ」というPreussの考え方を紹介しながら、

  それに「時間軸」と「空間軸」を加えて考えよう、と提案しています。

  この考え方で、スポーツイベントやスポーツ活動を捉えると、

  輪郭がくっきりと見えてきます。

  私たちは

 「ャWティブ・有形・計画的」なものだけを「レガシー」と呼びがちです。

  そして、その対極にある

 「ネガティブ・無形・偶発的」なものは、無いものとして話を進めています。

  そのことが、

  現在のスポーツに関する様々な問題を発生させた、原因の一つでしょう。

  星が一つ足りない理由は、

  本のタイトルが「東京とオリンピックに関係する人」が読む本…

  という印象を与えてしまっている点。

*****

あ、

肝心の書名をお知らせするのを忘れていました。

『オリンピック・レガシー: 2020年東京をこう変える! 』、間野義之、ャvラ社

是非、お買い求めのうえ、お読みください。

(上の段落の下線部クリックでamazonの注文画面に行けます。)

せっかくなので「レガシー・キューブ」をご覧いただきます。

いかがですか。

左下奥にあるはずの「ネガティブ・無形・偶発的」のブロックは、

この角度からでは一面も見えていませんよね。

見えないからと言って、無いことにしてはいけないのです。

今、騒がれている、スポーツの「歪」は、そこに隠れているような気がしてなりません。

**********

どうでしょう、岩手のスポーツ関係者の皆さん、

読書会してみませんか?

そして、

どうしてもわからないところをお聞きするために、岩手県に間野先生をお呼びしてみませんか?

会費を集めれば実行可能です。

事務仕事は私がやりますが。

■■ぬき出し、終了■■

(元の記事は、この下線部をタップするとお読みいただけます。)

ああ、

3年前に「言っただけ」だったな

なにも形にしていないな、自分…

と、愕然としながら、

このシリーズを続けることを決心し直しました。

よろしくお願いします!