総合開会式まで、あと58日を残すのみとなった
第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)
の
自転車競技の会場地です。
その紫波町の「彦部(ひこべ)地区公民館で
高齢者と中学生が
自転車競技の「観戦ャCント」を学ぶ
「国体を数倍楽しむ方法」という講演会を行った、というものです。
実は
その講演を行った藤根さんは、
私が作って、皆さんにつけていただいている
「おもっちピンバッジ・自転車競技バージョン」を持っていて
あちらこちらでPRしていただいてる方で、
昨夜、
講演会にピンバッジを持っていっている写真を
メールで送ってくださいました。
(このことは、facebookでご報告済みです。)
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私は、過去の仕事の関係で、
国体やインターハイの会場に何度も足を運んでいます。
特に国体の会場では、
幼稚園児、小学生、中学生を中心とした
地元の子どもたちがたくさん会場に居る風景を目にします。
これが、嫌いなのです。
子どもたちのほとんどは
競技を見ていなくて
その結果、
会場がざわつくのです。
興味半減、です。
でも、
子どもたちが悪いのではありません。
きちんと
まとまって
「がんばれ、がんばれ、○○県!
ファイト、ファイト、○○県!
おおおおおおおおおおおおお!」
などと、
一生懸命に、
たくさん練習をしてきたであろう応援をしていることは確かなのですが、
なにしろ、
競技については何も教えてもらっていない様子なので
まとまった応援をする以外は、
お隣とおしゃべりが始まります。
当然、ですよね。
特に自転車競技では
タイムや
着順や
先頭回数や
点数など、と
種目によって、順位の決定方法がさまざまです。
これをきちんと教えておかないと、
見ても、ないがなんだかわからず、
ざわついてしまうのです。
このような意味で、
「国体を数倍楽しむ方法」は、とても素晴らしい取り組みです。
見習わなければなりません。
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新聞には載っていないのですが、
写真を送ってくださったメールにはこうありました。
「中学生、高齢者の行く時間帯の競技二種目を中心に
DVDを見ながら、
今大会の通告(平藤の注:国体のアナウンサー)の方の
実況がありまして
あわせて聞いていただきました。」
いかがですか、
中学生が行く時間におこなわれている競技にしぼって
その見方を教えるのです。
何のため、誰のため…が、きちんと考えられています。
素晴らしい取り組みですね。
競技団体の中にいる人たちには考えつかない発想です。
このような取り組みが広がればいいなぁ、と、
しみじみと思います。
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今、読んでいる本にこんな文章がありました。
(略)集団として生きていく"生活"が始まると改良・改善が必須になり、人間は、集合、団結して、活動することを考える。そして、大小の社会が生まれる。
その社会は同類、同質の世界である。それから外れるのは反社会的で、なんらかの罰を受けることになるから、保守的になり、進歩を忘れることになる。同質度の高い組織は活力を失って衰弱する。
それをまぬがれるには、同質性を放棄する必要がある。めいめい違った個性をもっているものが力を合わせたときに、新しいものが生まれるのである。
(略)