がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

平均と「とりえ」

 今年度も終わりました。  右が、平成20年度一年間使った「カドケシ・ミニ」。  ちなみに、左が新品です。  すべての角が、すっかり丸くなってしまいました。  これでは、「カドケシ」とはいい難いなあ  …と思っていましたが、  使い方が間違っていたようです。 ケースに書いてあるそうですが、ケースを少しずつ切って、端っこから使ってゆくものだったようです。 悔しいので、このまま使い続けることにします。 忘れていなければ、来年の今月今夜、2年目終了の「カドケシ」をご報告いたしましょう。 ********** 今日、紫波第二中学校のPTA会報「川波」20年3月号と20年7月号が届きました。 学校あてではなく、私個人あてです。 7月号に「『平均』と『とりえ』」という題で、私の文章が1ページ載っているからです。 副題は「〜紫波第二中学校の新体力テスト結果分析から〜」としています。 前の職場で「小岩井牛乳2000本@岩手県営体育館」などでお世話になった方がPTAにおられたりした関係で、書かせていただいたものです。 詳しくは、ここに、pdf形式で載せておきましたが、一番いいたかったところは次のとおりです。
『バランスよく、全国平均をやや上回る運動能力』は大変な財産で、これからも、この状態を維持してゆくことはもちろん必要なことであり、これまでの先生方のご努力に敬意を表するものですが、紫波第二中学校の子どもさんたちが、これからさらにステップアップして行くためには、何か一つ平均を大きく上回る力、つまり「とりえ」が求められるのだろうと思います。
私たちは自分たちの「強み」を知らなければなりません。 欠点を直すことだけに目を向ければ、「弱み」が「普通」つまり「平均」になるだけです。 「強み」を伸ばすことに目を向ければ、だれにも負けない「とりえ」ができます。 ********** 今朝の岩手日報朝刊のトップ記事は 「16年岩手国体 19競技の開催地内定 主会場絡む陸上見送り」とありますし、 岩手県のサイト中の国体推進課のページには 「第71回国民体育大会会場地市町村の選定【第1次】について」という記事があり「競技別会場地一覧」が載っています。 じっくりと見て気がついたことが二つ 一つは、県営スポーツ施設が一箇所も競技会場になっていないということです。 すべて、市町村の施設が競技会場に上げられています。 これまでの報道をみれば、 岩手県営スポーツ施設の「とりえ」を、競技開催施設から選手強化・健康増進施設にシフトしてゆこうという考えが見てとれますので、当然といえば当然です。 でも、県営スポーツ施設を、国体競技開催施設としての「平均レベル」にもっていって欲しいとの声があります。 「とりえ」か「平均」か…さて、悩ましいところです。 もう一つは、馬術競技会場です。 表には「奥州市・未定」とありました。「未定」で発表することの意味はいったいなんなのでしょう? やっぱり、競馬場の敷地内にある「馬術競技場」の関係なのかなぁ…と、岩手競馬に投票する決意をさらに硬くした私でした。