がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

できない理由

今年度も「あと二日」の岩手山です。

年度越しの仕事を山ほど抱え、おまけに風邪までひいて…目がまがりそうです。

私の子どもは、うんと小さい時、「目が回る」を「目が曲がる」と覚えていました。

でも、何か「回る」よりも「曲がる」ほうが説得力があるような気もしたりしています。

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さて、全国高校選抜大会もひと段落。

残すは、花巻東高校がベスト8に勝ち残っている「センバツ甲子園」のみとなりました。

3月30日現在の今年の岩手県選手の成績を見てみましょう。

8位以内の入賞は、新体操男子団体の盛岡市立高校の優勝を筆頭に10競技で15入賞です。

野球も8位以内に入っていますので、最終的には11競技16入賞となります。

昨年の成績はここにまとめてありますが、

スキージャンプ・盛岡中央高校の小林潤志郎選手の優勝をはじめとして、8競技で12入賞でしたので、昨年を大きく上回っています。(水泳のジュニアオリンピックも対象とした統計です)

なお、

今シーズンは、雪不足でスキーのノルディック種目の高校選抜大会が中止になっています。

小林潤志郎選手は出場すれば入賞は確実と考えられましたので、今年の入賞がもっと延びる可能性がありました。

また、連続入賞競技は

 ホッケー、ボート、ウエイトリフティング、スキー、レスリング、自転車の6競技でした。

 いずれもオリンピック選手をだした競技、つまり、岩手県から世界を狙える競技であることが共通点です。

さらに、よく見ると、

 気象条件などと関係なく、年中、県内の部屋の中で練習できる競技は、ウエイトリフティングレスリングの二つだけ。

 他の4つは、中途半端な雪国の岩手県では、屋外施設での通年練習が出来ない競技でした。

ああ、「できない理由」なんかないのだな…と脱帽です。

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【全国高校選抜大会岩手選手の入賞状況(3月30日まで)】

1位 新体操 男子団体 盛岡市立高校

2位 ホッケー 男子 沼宮内高校

2位 ボート 女子シングルスカル 山根 由絹(宮古高校)

2位 ウエイトリフティング 男子56kg級  内村 湧嬉(盛岡工業高校)

2位 ウエイトリフティング 男子105kg級  水上 貴史(久慈工業高校)

3位 ハンドボール 男子 不来方高校

3位 スキー 女子スラローム   新里 尚子(平舘高校)

3位 ボクシング ライトフライ級  佐々木健介(水沢第一高校)

3位 レスリング 74kg級     藤原 亘平(盛岡工業高校)

5位 なぎなた 女子団体 盛岡第二高校

5位 ハンドボール 女子 不来方高校

5位 自転車 女子スクラッチ   藤根 美咲(紫波総合高校)

5位 スキー 女子スーパーG   新里 尚子(平舘高校)

5位 ウエイトリフティング 男子+105kg級 吉田 大地(盛岡工業高校)

7位 ウエイトリフティング 男子69kg級  及川  翼(久慈工業高校)

(ほかに技能優秀校として、挙ケ男子団体の黒沢尻工業高校が表彰されています。)

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咳がいっぱい出ます。頭もなんだか痛くなってきました。

木曜日にはピンピンしていないと、まずいことになります。薬を飲んで寝ます。