先週の終わりごろから風邪をひいています。
金曜日に声が出なくなったら…と気を張ってなんとかごまかしておりましたが、
土曜日になって緊張が解けたのでしょうかとても調子が悪くなり、昨日・今日は「横」になっているのが主の生活を送っておりました。
でも、
土曜の朝に急ぎの調べ仕事が入ってきて、「縦」になっているときはコンピュータに向かっておりました。ふう。
とは言うものの、調べもののついでに、とても楽しい資料が出てきましたのでクイズにしました。
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「がんばろう!岩手のスポーツ」が認定する『
いわてスポーツ検定(番外編)』
【問題】
1939年に日詰(
岩手県紫波町)から15人が自転車で東京まで行きました。
さて、いったい何日かかったでしょう。
【参考】
▼
紫波総合高等学校の前身、日詰実業専修青年学校の男生徒11名、職員3名、
そして
写真屋さん1名が、
「
明治神宮参拝
輪行団」という名前で、
1939年(
昭和14年)7月29日に日詰を出発したようです。
▼東京では、当然「アモネし」で、
秩父宮邸(不在で記帳のみ)、
米内光政
海軍大臣官邸(大臣本人から訓示を賜る)、
陸軍省に
板垣征四郎陸軍大臣を訪ねる(門前払い)、
文部省に石黒英彦次官を訪ねる(元
岩手県知事、訓辞を賜る)などを敢行しています。
▼
紫波高等学校五十周年記念誌に詳しい記載があります。
少しサイズが大きくなりましたが、
ここにpdfファイルがあります。
【興味】
▼今年は「
明治神宮参拝
輪行団」敢行70周年!
そのDNA、あるは蔵付
酵母を受け継ぎ、7月29日に何かを企んでいるものはいるだろうか?
(ニヤリ!)
▼五十周年記念誌に寄稿しているのは当時の数学教員で
輪行団の一員、葛西道之さん。
書き出しは、
自転車で東京へ行ったことがある。というと大抵の人は『何日かかったか』とたずねる。それは四日半かかったのである。
結びは、
その後、名古屋国体で小野史幸君(定時制)が実用車レースで初優勝したり、今や全国的に有名になった紫波高校自転車競技部の活躍がある。しかし、その先駆は我々の『ペダルを踏んで東京へ』の壮挙にあったと自惚れている者は一人もないことを付記しておきたい。
会ってお話を伺いたい方の一人です。