前半は、今日のfacebookのまる写し。既読の方は、前半スルーでお願いします。
後半は、独占掲載『今日の校長講話 「始めることは、止めること」』
どうぞ、お読みください!
*****【前半】*****
国体は来年!
訳あって、外食。
食べ終わって店を出ようとしたら、ボウリング無料券が、さりげなく、置いてありました。
2016年に岩手県で開催される
第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)のボウリング会場の、
国体の会場で、ボウリングをしてみようze!
といういざないです。
こんな「しつらえ」は、他の競技では見たことがありません。
ボウリング連盟でしょうか、ビッグハウスでしょうか、両方のコラボレーションでしょうか、
いずれにしても、
とんでもなく素晴らしい取り組みです。
競技人口が増えればいいなあ、
ボウリングに関心を持つ人が増えればいいなあ、
という気持ちが「カタチ」にされています。
想いを形にしている方々がいらっしゃいます。
あなたの関係している競技では、何かがカタチになっていますか?
見習うべし!です。
あ、忘れてました。
盛岡市永井の
セザンヌ盛岡南インター店です。
ボリューム満点で美味しい、ピザとパスタのお店です。
*****【後半】*****
さて、今日は、岩手県立不来方(こずかた)高校の冬休み明けの始業式です。
始業式といえば、校長講話。
校長はこんなことを言ったのです。
参考までに。
***校長講話の原稿から***
明けましておめでとうございます。
充実した冬休みは過ごせましたでしょうか。
休みとはいえ、
さまざまな行事や冬季課外などがあり、忙しい年末年始だったと思います。
特にも、
3年生は、課外や学習会、模擬試験が行われ、大晦日と元日の二日しか休まないで勉強に励み、力を伸ばしています。
生徒の皆さんの努力もすばらしいのですが、指導に当たった先生にも大変だったでしょう。
感謝申し上げます。
そして、この努力は必ず実を結ぶものと信じています。
さて、
休みに入る前の終業式で、
「終わり」とは、
終わった時点の一瞬をとらえた「点」ではなくて、
長い期間の端っこ、たとえれば「線の端っこ」のことなんだよ…というお話をしました。
そして、
今年度の「終わり」を迎えるための「線」を、終業式の日から始めてください。
終業式の日を「終わりの始まり」にしてくださいと申し上げました。
そのスタートを切ることができた冬休みだったでしょうか。
もしも、
「終わりを始める」ことができなかった人は
「高校生の終わり・高校2年生の終わり・高校1年生の終わり」に向けて、
たった今、なにかを始めてください。
まだ、間に合います。
‐‐‐
さて、今、
なにかを始める…といいました。
実は、
新しいことを始める時は、始めるだけでは済まないのです。
2015年になったからといって、
一日の時間が長くなったはずはありません。身体が二つになったわけでもありません。
私たちは限られた条件の中で生きているのです。
ですから、
新しいことを自分の生活の中に取り入れるためには
今やっている「なにか」を止めにしたり、その量を少なくしたりしなければ生活が成り立たないだろう、
と、私は考えています。
そして、
今までしてきた「すべて」を行ったうえで、新しいことを始めれば、きっとそれは失敗するだろう、とも考えています。
新しいなにかを始めるということは、
現在の自分がしていること、そして、すべきことに優先順位をつけることです。
一言で言えば、「始めることは、止めること」です。
もちろん、
高校生の三年の間にも、これから何十年と続く一生の中でも、
さまざまな変化とともに、その優先順位は変わるものですから、そう簡単なことではないのですが、
「始めることは、止めること」を頭の片隅において、生活に「めりはり」をつける必要があります。
ただし、
「すべきこと」は止めるわけには行きません。
不来方高校の高校生としてするべきことは、たくさんあります。
具体的には教室に掲げてある
「生活五言(ごごん)」示されている五項目
�@礼節を守る �A秩序を保つ �B学習に励む �C友情を温める �D正義に生きる
です。
詳しくは説明しませんが、
この生活五言を頭に置きながら
現在の自分の立場をよく観察し、新たなスタートを切ってほしいと思っています。
よろしく、お願いします。
‐‐‐
おまけの話です
引用します。
(本物は→ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=759100960835189 )
嬉しくて、涙出る!ほんのちょっと前に「友達」になった
岩手県立不来方(こずかた)高校の生徒のfacebook記事に
こんな素敵な記述があったのです。
‐‐‐
久々に浮上!
さっき部活終わって電車に乗ったら飯岡で視覚障害を持っていらっしゃるお年寄りの方が乗ってきました。
すると、優先席に座っていた方がその方のために席をあけていました。
私は立っていたので何もできませんでしたが、いいなぁこういうのと思って見ておりました。
みんなも気をつけよう!
‐‐‐
素晴らしい生徒たちがいる学校です。
私は、
昨日、終業式でこういうことを生徒の皆さんにお伝えしました。
(↑朝のボランティア雪かきを例に出して)
『「なにかに気づいて、なにかを行う」
具体的には、
ほとんどの人が気づかないような事柄に気がついて、
そのことを後押ししたり、不都合をなくしてあげるために
行動すること…です。
「なにかに気づいて、なにかを行う」ことを、し続けてください。
これは
学校のためだけではありません。
個人個人の力がどんどん伸びてゆくことにもなります。』
なにかに気づいた、けれども、なにもできなかった
このことを皆さんに知らせることも
立派な
「なにかを行った」
ことです!
素晴らしい!誇りに思います!
120を超える「いいね!」をいただきました。
すばらしい生徒たちがいる学校に勤めていることを私は誇りに思います。
皆さんの行動が「不来方高校」を作っています。
ますます、良い学校を目指して行動し続けてください。