がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

環境について

昨日の1月12日、

盛岡市のいわて県民情報交流センター「アイーナ」で開かれた

「いわてスポーツコンベンション2015」という催しに行ってきました。

たくさんの講演・講座があったのですが、

私のねらいは、

元バレーボール女子日本代表の忠コ佳江さんと、

同じく元日本代表で、現在、紫波町のオガールベースを拠点とした

「OWLS紫波バレーボールアカデミー」のヘッドコーチをなさっている

綱島(旧姓・向井)久子さんのトークショー

日本代表だったお二人のお話には、とても興味深いものがありました。

その時の様子は、

岩手日日新聞のネット版に載っていますので、昨日、行かなかった人は、

この下線部をクリックしておよみくださいませ。

実は、

いわてスポーツコンベンションの前日

忠コさんは「OWLS紫波バレーボールアカデミー」でバレーボール教室をなさっているのです。

(その様子が、オガールベースのブログにありますので、興味のある方は、この下線部をクリックしてお読みください)

トークショーの進行は、

IBC岩手放送の奥村奈穂美アナウンサーでしたが、さすが、そのことをちゃんと知っていて、

バレーボール教室の様子を聞きだしてくださいました。

忠コさんは、

すばらしい「環境」でバレーボールの指導が行われている…という趣獅フことをお話になりました。

 (だよなぁ…

  日本初のバレーボール専用体育館。

  床材は、オリンピックや世界選手権で使われるフランス製のもの。

  宿泊施設も隣接。

  JRの駅も近接。

  いい「環境」にあるよなぁ…

  ラグビーにもこんな「環境」がほしいものだなぁ。)

が、わずか10秒後に、私の浅はかな考えは、打ち消されてしまったのです。

***

忠コさんのいう「環境」は、私の考えた「環境」とは、全く違っていたのです。

小学生から高校生まで、幅広い年代の選手がいて、

その選手たちに対する一貫した指導体制(メソッドとマンパワーの両面)が整っていること…

つまり、ソフト面のことを「環境」と言っていたのです。

私は、瞬間的に、施設のことを「環境」だと考えました。

長い間、日本代表のキャプテンをなさり、世界で戦った忠コさんは、ソフトを評価しました。

もしかして自分は、

目に見える「物」しか評価することができない人、なんじゃないのかな…と少し不安になっています。

他の人のお話を聞いて、他の人の考え方を知り、自分の考え方の修正をすること…大切なことです。

このような機会を与えてくださった、関係者の方々に、心から感謝申し上げます。