今日は
いわて県民情報交流センター(aiina=アイーナ)に行ってきました。
私が勤めている
「世界一大きな授業」というイベントをする、という、情報があったので、
参加者として授業を受けに行ったのです。
高校生が、
オープンなスペースで、不特定多数の人を対象に60分の「授業」を展開する
イベントです。
よく準備して、よく工夫して、よく実施してくれました。
いただいたチラシには
世界一大きな事業
すべての子供に教育を。みんなが動けば世界は変わる。
というキャッチコピーが、ありましたし、
世界各地域の教育事情や識字率を知らせたり、
字を読めないための不都合をゲーム形式で感じさせたりと、
多くの国々の子どもたちが置かれている状況を教えていただきました。
最後に、
「世界の教育事情に目を向けていただくだけでも、世界が変わるきっかけになるだろう」
という趣獅フ言葉を、生徒が述べて終了。
素晴らしかったです。
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導入部分でクイズがありました。
今、世界では、多くの子どもたちが学校に通っていない。
その理由は?
というものです。
ホワイトボードには、この選択肢が書かれていました。
(う〜ん、Bかなあ、Cかなあ…)
と考えていると、他の人があてられて、答えました。
「C…かな」
先生役の女子生徒が、しばらく間をおいて、こういいました。
「全部です!」
そうなんです、全部なんです。
でも、
油断すると、
どれか一つを選ばなければならない…という固定観念でものごとを見てしまう私は、
果たして、
どれか一つを選ぼうという行動をとるのです。
あぶない、あぶない。
(「世界一大きな授業」って、一体、何のこと? という方は、この下線部クリックして公式サイトへどうぞ)
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今、岩手のスポーツは
2016年の第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)に向けての選手強化が、大きな課題になっています。
そのための様々な事業が行われ、集中した強化が実施されています。
これは、悪いことでもなんでもなく、
事務方が知恵を絞り、皆さんのコンセンサスを得て行われているものです。
全力で進めるべきもの、応援すべきものです。
でも、
トップ選手の強化だけではない、様々なスポーツ振興もあるのです。
「世界一大きな授業」で
「全部です!」
を聞いた瞬間に(うっ、忘れそうだ。あぶないな…)と感じたのです。
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終わると、
生徒からアナウンスがありました。
一つ下、5階では、「2014世界フェアトレードデー in いわて」というイベントをやっていて
そちらでは、
外国語学系の3年生がお手伝いしているから、是非、よってみて!
という趣獅ナす。
(イベントの詳細は、この下線部をクリックして岩手県国際交流協会のサイトへ)
寄らないわけには行きません。
「フェアトレード商品販売」コーナーで、様々な商品を説明して販売する仕事を
一生懸命に、していました。
素敵な高校生です!
そこで、全員の許可を得て記念撮影です。
フェアトレード商品を、買わないわけには行きませんよね。
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今日の午前中のアイーナは
「岩手県立不来方高等学校外国語学系デー」みたいなものでした。
単に、
外国語を習得することにとどまらず
外国語をコミュニケーションツールとして習得しながら
国際的な視野を養う、世界レベルでものを考える人を育てている…ということを確信しました。
指導なさっている教員・職員の皆さんに敬意を表します。
人文、理数、件p、外国語、体育の5学系をもつ普通高校ですが、
不来方高校を構成しているのは、
「全部です!」
素敵な学校でしょ!
がんばります、がんばりましょうね!