がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

選手層の概念

『旅するハイチュウ さくらんぼ』

昨日まで山形県で行われていた、

第69回国民体育大会冬季大会スキー競技会(やまがた樹氷国体)に行って来た人のお土産。

味が「さくらんぼ」というよりは、香りが「さくらんぼ」…と、たべた時は、思いましたが、

今となっては、

さくらんぼの匂いが思い出せない自分です。

ごちそうさん

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悪口ではありません。

喧嘩を売っているわけでもありません。

言葉というのは、

いろいろな人が、それぞれの意味で使ったりしているので、

どうとらえれば良いのかを確認するために、この記事で考えようとするものです。

今朝の岩手日報に、

昨日、終了した、第69回国民体育大会冬季大会スキー競技会(やまがた樹氷国体)の

岩手県選手団に関する

『県勢総評』が載っていました。

「獲得した競技得点43点は目標に5点及ばなかったが、前回の30点から大きく伸ばした。

過去5年が10〜30点だったことを考えれば、大躍進したと言える。」

と、ほめていただいております。

励みになります。

ありがとうございます。

しかし、

赤の傍線の部分が気になったのです。

「入賞ゼロに終わったアルペン、入賞2にとどまった距離は、厳しい現実を突きつけられた。

 両種目ともに選手層の薄さが響いており、2016年の国体に向け対策が急務だ。」

(選手層の薄さ…)

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私は、ちょっと違う肌感覚を持っていましたので、調べてみました。

選手層…

選手の厚さ、つまり、人数だろうから、国体の予選に出た人の数だろうなぁ、と、

今年の選手数を調べました。

ジャンプは、

競技得点を16点取って、県予選参加者は11人

複合は、

競技得点 24点、予選参加者10人

距離は、

競技得点 3点、予選参加者52人

アルペンは、

競技得点 0点、予選参加者106人

予選参加者と競技得点は、反比例しています。

(あれれれれ、「選手層」の薄い方が点をとっているぞ!?)

ということで、

私の「選手層」と、新聞社の「選手層」は、ちがっていることがわかりました。

こうなると、もはや、なにも分からなくなるのです…。

(いったい、「選手層」って何だろう?)

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せっかくだったので、2002年の予選参加者を調べてみました。

この12年での選手の「減り方」わかりました。

距離とアルペンは、ジャンプと複合に比べると「減り方」が大きいのです。

(も、も、もしかして「選手層の薄さ」って「選手の減り方の大きさ」? まさか…)

ちなみに、

2002年は、アルペンに予選参加選手が272人もいたのに、競技得点は1点でした。

ますます「選手層」がわからなくなってしまいました。

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どうも、最近、話がうまく伝わらなかったりします。

(なんで伝わらないんだろう…)

と思ったりしていましたが、

きっと、

私のものごとの捉え方が他の人とは違うから、理解していただけないんだろう、

と、考えた方がよさそうです。

自分を疑ってかかる…大切なことです。