昨日は仙台の会議に行ってきました。
仙台駅の中にある「楽天イーグルスグッズショップ仙台駅店」は、平日の真昼間だというのに、大賑わい。
すごい人気でした。
今年はテレビの前で、夫婦そろって(やったぁ)と、ガッツメ[ズをしたことが、2回、ありました。
2020年のオリンピックが東京に決まった時と、楽天イーグルスが日本シリーズ優勝した時です。
スポーツって、人を喜ばせる力を持っていますよね。
「ごひいき」をつくって、応援しましょう!
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仙台といえば東北新幹線、東北新幹線といえば盛岡駅、盛岡駅といえば「田屋果樹園」のお店。
ということで、
出発前に、お店をご訪問。やっぱり「楽天イーグルス優勝セール」をやっていました。
店長の田屋祐樹さんがいらっしゃいましたので、お話をさせていただきました。
(じゃあ、帰りに、リンゴを買いに寄るね!)
といって、新幹線に乗り込みました。
仙台から帰ってきて、田屋果樹園のブースに行こうとすると、向こうから、ガイドさんの「旗」に従った30名ほどの団体のお客さんがゾロゾロと改札に向かって歩いてきました。
私は、端によってすれ違わざるを得ません。
リンゴやさんと私の間に、団体のお客様が入った形です。
(ありゃぁ、これじゃあ、通路の向こうのお店には寄れないなぁ…)
と、リンゴやさんの方を見ると、
田屋さんが、スルスルスルと店頭に出てきて、半分に割ったリンゴの中を団体の人たちに見せながら、大声で叫び始めました。
「美味しいリンゴですよぉぅ、お一ついかがですかぁぁ!盛岡のリンゴ、いかがですかぁぁ!」
はっ!と思いました。
一生懸命に仕事をなさっている人なんだぁ、お若いのに立派な商売人だ…
なにか、
ャbプだけで、面白おかしく商売してる人なのかなあ…というイメージも少し持っていたのですが、そうではない人です。
がんばっている人を、応援しましょう!
(田屋果樹園の「完熟サクランボ」のお話が、小池裕二さんという人の「元気玉社長のブログ」に紹介されています。この下線部をクリックしてお読みください。)
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『ボン・クラージュ 東北「ワインで乾杯プロジェクト」発会 & ボルドーワイン認定講師就任を祝う会』
という「ワイン飲み放題」のイベントに出ていました。
昨日の岩手日報の
「被災地ワイン造ろう 釜石、ブドウ苗300本植樹へ」という見出しで載っていたプロジェクトのキックオフパーティーです。
記事を少し引用します。
東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市鵜住居町でブドウを栽狽オ、ワインを造る「ワインで乾杯プロジェクト」が始動する。被災した地元旅館「宝来館」のおかみ岩崎昭子さん(57)が発案した。作業を通して復興への思いを共有する仲間の輪を広げ、新名物や産業、雇用の創出も視野に入れる。地域の活性化にもつなげたい考えだ。実は、造ったワインをどうするかというもくろみも持っていて、
ワイン用は収穫まで2〜3年かかるため、最初はジュースにする予定。2016年岩手国体や釜石市が試合誘致を目指す19年のラグビーワールドカップに訪れる人に提供することも企画している。とありました。
【ステージ上にいるのが宝来館の岩崎おかみ】
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スポーツの「会場」といえば、みなさんは、どんな英単語を思い浮かべますか?
私は、
venue と city の二つを思い浮かべます。
簡単に言えば
venueは「会場となる競技場」。
たとえば「盛岡南公園球技場」や「北上総合運動公園陸上競技場」や「安比高原スキー場ハヤブサコース」などのことです。
観客収容数、運営諸室、アクセス、情報伝達設備…などで語られます。
cityは「会場となる街」。
さっきのvenueと対応させれば「盛岡市」や「北上市」や「八幡平市」のこと。
街の雰囲気、独特の文化、住民の気質、ホスピタリティー…などで語られます。
この見方から言えば、
「ワインで乾杯プロジェクト」は、
ラグビーやトライアスロンの競技には、直接、関わるものではないけれども、
競技が行われる「city」のクオリティをあげることを狙っていると考えられます。
こういう考え方が、
まさに、協働による「新しい岩手型」であり、
「東日本大震災津波」×「釜石」×「ラグビー」×「トライアスロン」×「ワイン」で
とんでもなく素敵な「相乗効果」が生まれることが大いに期待されるのです。
ワクワクすることを考え出した人を、応援しましょう!