がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

公式キャンプ地もれ

Team camps announced for RWC 2019.

I will support two cities not chosen as camps.

今日・4月20日

ラグビーワールドカップ2019「公認チームキャンプ地」が発表されました。

岩手県では

釜石市宮古市盛岡市北上市の4市が

公認チームキャンプ地に内定しています。

アフリカ地区代表が、宮古市盛岡市

敗者復活予選優勝チームが、釜石市

フィジーが、宮古市

ウルグアイが、釜石市北上市 でキャンプを行うことになります。

なお、

岩手県釜石市釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)が競技会場になっていて、

2019年9月25日(水)に、フィジーウルグアイ

2019年10月13日(日)には、アフリカ地区代表と敗者復活予選優勝チームが

試合を行うことになっています。

ワクワクしてきましたね。

みんなで、キャンプ地の活動も応援しましょう!

■公認チームキャンプ地内定のニュースは

 この下線部をタップしてWorld Rugby のサイトへ

***

ところで

立候補しても内定をもらえなかった市と町が、岩手県にあることはご存知でしょうか。

八幡平市雫石町です。

(立候補地はこの下線部をタップするとご覧いただけます)

ラグビーワールドカップの公認チームキャンプ地になって

市や町に何かをもたらしたかった市と町です。

でも、それができませんでした。

キャンプ地も決まって

2019年に向けてそれゆけドンドン…の雰囲気が盛り上がってきています。

どうしても

競技会場地やキャンプ地に目が行くのですが

かなわなかった市や町が

キャンプ地以外の形態で

この後どうかかわってくださるのかということを

注目し応援してゆかなければなりません。

2020年の東京オリンピックパラリンピックでも、きっと同じことが起きます。

しかも、

岩手県には会場がありません。

ラグビーワールドカップを成功させるため

ラグビーワールドカップで狽、力を私たちの生活に生かしてゆくためだけではなく

東京オリンピックパラリンピックも視野に入れて

今回の「公認チームキャンプ地もれ」を、大チャンスにしなければいけないのです。

***

2011年の東日本大震災津波で大きな被害を受けた

宮古市では

その年の8月に、全国高等学校総合体育大会(北東北インターハイ)の

ヨット競技とレスリング競技が行われる予定でした。

しかし被害が大きかったため

二つの競技の開催を断念したのです。

その時、

レスリング競技の会場となってもいい、

いや、

こんな時だからぜひやらせてほしいと手を挙げてくださったのが

八幡平市雫石町だったのです。

その時、私は県実行委員会の事務局長でした。

そのことをブログに記していますので、前後を略して写します。

さて、二つ考えました。

一つは、八幡平市雫石町は「何を援けようとしたのか」ということです。

単純に見れば、

宮古市」を援けるために行動したように見えます。

でも、よく考えれば、そうではないような気がします。

じゃあ岩手県かな…どうやらそれも違うような気がします。

こういうことでしょうか、

災害で開催が難しくなったが、みんなに迷惑をかけてしまうと思っているであろう

宮古市」を精神的に援け、

今年のインターハイは開かれるのだろうかと心配をしているであろう

「全国のレスリングをしている高校生」の活躍の場を援けようとした。

二つ目は

なんで、その「二つの市町からしか申し出がなかったのか」ということです。

これはわかりません。

特に、他の市町村から申し出がなかったことの理由については、まったく、わかりません。

でも、申し出た二つの市と町には共通点がありました。

どちらも、毎年、全国レベルのスキー大会を運営していること、

さらに

八幡平市はアジアバイアスロン大会、雫石町アルペンスキー世界選手権大会という国際大会も開催・運営しています。

「スポーツの価値」を大きく認識なさっている市と町なのです。

逆に、スポーツイベントの開催が、八幡平市雫石町をこのような街に育ててきたのかもしれません。

いずれにせよ、

本当にありがたい市と町で、足を向けて寝ることが出来ません。

心から、感謝申し上げる次第です。

(引用したブログ記事は

 この下線部をタップするとお読みいただけます)

宮古市の高校生も関係する後日譚があります。

 この下線部をタップしてお読みください)

八幡平市雫石町、さあ、応援だ!