がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

椅子のつながり

今日は、

私の周りの方々は、大盛り上がりの様子です。

な、な、なんと、

2011年W 杯NZ大会、2015年W杯イングランド大会をNZ代表の主将として連覇、

個人ではワールドラグビー(世界ラグビー協会のよなもの)の年間MVP3回、

国代表どうしの試合出場数(キャップ数)148の最多記録を保有する

ラグビー界の歴史的なスターである

リッチー・マコウさんが

岩手県にいらっしゃっているからです。

東日本大震災被災児童自立支援 RICHIE MCCAW Charity for All Japan Tour May 2017

〜Support Our Kids〜

という

5月26日(金)から4日間のイベントの一環で、

26日は、東京都

今日27日が岩手県釜石市北上市盛岡市

28・29日は、神奈川県・東京都

シンャWウム、トークショー、クリニックなどが

実施・計画されています。

(詳しくは、この下線部をタップしてください)

これは、

2011年6月に「東日本大震災被災児の自立支援」「復興のリーダーづくり」を目的に発足した

「Support Our Kidsプロジェクト」という団体が行ってくださったもので

世界11ヶ国の大使館や外務省と連携して「海外ホームステイを通した被災児の自立心育成活動」

を中心に、復興に力をお貸しくださっている団体です。

(団体の詳細は、この下線部をタップしてHPをご覧ください)

***

東京、横浜以外では

岩手県の釜石・北上・盛岡の3市のみでの開催です。

なぜ、

岩手県なのか…

どなたが実現してくださったのか…

ということは、

私は、一切、知らないのですが、

どう考えても、

2019年のラグビーワールドカップ

東日本大震災津波で大きな被害があった

岩手県釜石市で開催されることが

一つの要因となっていることは、

容易に想像できます。

被災地釜石のワールドカップ開催の

大きな大きな意義については

以前、

このブログで記事にしていますが

(その記事は、この下線部をタップしてお読みください)

マコウさんがいらっしゃる、このイベントをみると

国際的にも大きな意義を持っている

ラグビーワールドカップの会場地なのだ…と

岩手県民として

またまた、大きな期待と、もっと大きな責任を感じるのです。

がんばりましょうね。

***

で、

なぜ、北上、

なぜ、盛岡…という疑問があります。

キャンプ地に立候補しているからなのかなぁ、と

調べてみると

2017年1月11日に公表された

ラグビーワールドカップ2019日本大会の「公認チームキャンプ地」へ応募した自治体の中に

岩手県では

盛岡市宮古市北上市八幡平市雫石町

5市町がありました。

(立候補は全国で90自治体。詳細は、この下線部をタップ

なぜその中で、二つだけ…と

またまた考えてみたのですが、

たった一つ、

私が、

思い当たることがありました。

あたっているかどうかは、わかりません。

競技場の椅子 でしょう。

5月10日の岩手県の新聞・岩手日報にこういう記事があります。

北上市が譲り受けた旧国立競技場(東京都)の座席が31日、同市から釜石市への約90キロをマラソンリレーされる。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)へ向け釜石市に建設が進む釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)に設置し、「国立」や岩手国体のレガシー(遺産)や思いをつなぐ。

 同日午前8時15分に北上市芳町の市役所本庁舎前をスタートし、同市が釜石市に再譲渡する計300席のうちの1席をリレー。第1走者は女子マラソン五輪2大会連続でメダルを獲得した有森裕子さんが務める。

 北上市民約15人がつないだ後、仙人峠で釜石市民にリレー。最終走者の高橋敏彦北上市長とラグビー新日鉄釜石OBらが、午後6時ごろ釜石市鈴子町のシープラザ釜石で野田武則釜石市長に座席を手渡す。(元の記事

北上市は、

解体された、国立競技場の椅子をもらいうけ

東日本大震災復興の架け橋」と冠がついた

2016年第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)の

主会場(総合開閉会式と陸上競技を実施)である

北上総合運動公園陸上競技場

設置したのです。

(新聞報道→ ここ(読売新聞)

オリンピックが国体に受け継がれたのです。

いや

日本が岩手に、

あるいは

全国から被災県に、かもしれません。

今度はその椅子が

北上から釜石に受け継がれるのです。

私は、

北上を中継点にして

オリンピックからラグビーワールドカップ

あるいは

全世界から被災地へ

復興の思いがこもった椅子が

リレーされているような気がしてならないのです。

これは

初めから

椅子が釜石に行くことが計画されていたものではないはずです。

でも、

国立競技場の椅子を譲り受け、

復興のシンボルとして使わせてもらいたいと

考えた人がいなければ

椅子がつながる、このようなことはおこりえなかったのです。

チャンス逃すべからず、

実行あるのみ、ですね。

おそるべし!北上市

***

あ、いいことを聞いた。

サメ[トアワーキッズにお手伝いしたいなあ…と思った人もいらっしゃるでしょう。

リッチー・マコウ チャリティー に特化した

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その益金でこのイベントをお手伝いすることができます。

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詳しくは この下線部をタップして ご覧くださいませ。