「チーム岩手」って、一体、何のことを表しているんだろう…
と、私が、今頃、言ったりすると、各方面から山のようにご意見を頂戴することは覚悟のうえで、
ちょっと考えてみます。
最近、
「チーム岩手」が「耳当たりのいい言葉」として、
思考を省略する目的で、多くの人に都合のいいように使われているような気がしてならないからです。
一つ、お聞きします。
あなたは「チーム岩手」って次のどれだと思っていますか?
�A様々な競技が有機的に結合した、全ての県内スポーツ団体を網羅する組織体。
�B経済界・産業界・官界など、岩手県のすべてを構成団体とするスポーツ支援組織。
�Cその他。
*****
2016年に岩手県で開催する第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)の選手強化については、
東日本大震災津波被害の関連から、その実施組織が変更されています。
乱暴に言うと、
主体が「県」から「県体育協会」に変更になっているということです。
組織名称も
県知事が本部長の「選手強化本部」から、県体育協会会長が委員長の「選手強化委員会」になっています。
どちらの組織も
選手強化に関する『基本計画』を持っていて、その「基本方針」の中に「チーム岩手」という言葉が出てくるのです。
震災津波前の「選手強化本部」のものには、こういう記述があります。(前後略)
県・市町村をはじめ、関係機関・団体等が緊密に連携し、熱意あふれる県内スポーツ関係者が一丸となった「チーム岩手」の体制を確立また、震災津波後の「選手強化委員会」のものには、こういう記述があります。(これも前後略)
県・市町村をはじめ、関係機関・団体等と緊密な連携を図り、県内関係者が一丸となった「チーム岩手」の体制を確立これを読めば、「チーム岩手」とは、
国体の4×100mリレーで優勝した「岩手県成年少年女子共通リレーチーム」や、
国体のハンドボール競技少年男子で優勝した、不来方高校と盛岡第一高校の混成「岩手選抜」などという、選手・指導者の集合体をさすことではなく、
さらに、
特定の競技団体の中で完結するものでもないことが、お分かり頂けるかと思います。
震災津波前の「チーム岩手」は
さっきの選択肢でいえば、�Aを「熱心なスポーツ関係者」にまで拡大しようとするもの。
震災津波後の「チーム岩手」は
「熱心なスポーツ関係者」がなくなりましたので、さっきの選択肢では、�Bになるでしょう。
お気づきかどうかわかりませんが、
実はチームを構成する範囲が拡大していたわけです。
チームを構成する範囲は、とても広い…ということが、分かりましたね。
次の機会に、
チームの目的は、一体、何なんだろう…ということを考えてみます。
(そんなの、希望郷いわて国体で8位になるために決まってるべぇ!)
なんて、言わないで、一度、考えてみてください。
(参考)
二つの強化計画の「基本方針」は、この下線部をクリックすると見られます。
**********
昨日のfacebookでお知らせした記事です。
ご覧になった方は、スルーしてください。
【昨日のFB記事始まり】
岩手県の県庁所在地・盛岡にある盛岡駅で、リンゴやなしを売っている、盛岡市手代森(てしろもり)の「田屋果樹園」のお話は3日目。昨日のFB記事終わり】おととい
『夫婦げんかの翌日に!!』とャbプを付けていた「オーロラ」ですが、
昨日は
『もう無理です。やめられません!!』
朝になって梨を食べても、夫婦げんかが収まらない図を想像してしまいましたが、正解かな?
こんなャbプを書いている田屋祐樹さんの写真をご披露します。
素敵な若者でしょ!
「現代農業」最新号(11月号)の自分の記事をわざわざ持ってきてくださいました。
見出しは、
「果物直売 インパクトで勝負
ャbプで勝負 お客さんの足を止める売り文句 田屋祐樹」
応援したいお店です。
あ、しまった!
今日も行くんだった。きっと、ハロウィンのカボチャを売っていたに違いない。