まずはお知らせ。
【その1】
岩手県体育協会スポーツ医・科学委員会が監修した
『競技力向上のためのスポーツ医・科学サメ[トハンドブック』が
同作成委員会(岩手県体育協会内)から、12月1日に発行されます。
購入方法などの詳細は、ここをクリックして見てください。
【その2】
12月8日(土)に岩手県盛岡市の岩手教育会館で
レスリングの吉田沙保里選手が講演します。
一般参加者の募集を始めました。
『いわてスポーツコンベンション2012』という第71回国民体育大会選手強化委員会が主催する催しです。
申し込み方法などの詳細は、ここをクリックして見てください。
(あ、上の素敵な図は、私がニギヤカシに勝手に作ったものです。)
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今日は、二つの団体の会長さんにお会いしてきました。
2016年の「希望郷いわて国体」の選手強化事業のうち、来年度から新たに着手することをご説明し、ご意見をいただくことが目的です。
ある団体の会長さんが、こうおっしゃいました。
「競技力の向上については、わかった。協力しましょう。
でもね、
学校に通っている子どもたちの第一の目的は勉強だよ。勉強も保障してやらないと…」
思い出したのです。
夏の暑い日に、高校の同級生数人が集まって飲み会をした時のことを。
私たちは、1970年の第25回国民体育大会=1巡目の岩手国体の開催時は、中学2年生でした。
その時の思い出話になりました。
私は、盛岡市内の学校ではなかったので、国体では何にもしませんでしたが、
盛岡市内の中学校2年生は、総合開会式のマスゲームに出場したのです。
(参加した中学生の回顧文がここにあります。また、指導なさった先生の回顧文は ここにあります。)
私は、羨ましかったのです。いいなぁ〜と思っていました。
ところが、
同級生の一人が、こういいました。
「hirafuji、また、国体でマスゲームやるのか!?
俺は、本当に嫌だった。国体のマスゲームがすべてに優先した。
俺は、体育の時間は体育をしたかった。勉強の時間は、勉強をしたかった。
これからの中学生に、そんな思いさせるんじゃないぞ!」
自分が良いと思っていることが、正しいとは限らないんだよな…。