今朝、
盛岡地方裁判所の敷地内にある「
石割桜」の隣の
梅の花が何輪か開いているのを見ました。
帰りに通りかかると、朝の30倍は開花しています。
写真を撮って、思わず、この歌です。
♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな どんぶり鉢 ういたういた ステテコシャンシャン ♪
でもこれ、意味がさっぱりわかりません。調べると、これは替え歌のようでした。
本当はこういう歌なのだそうです。
♪ 梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳なよなよ風次第 山吹ゃ浮気で 色ばっかり しょんがいな〜 ♪
耳にしたことのあるものが、すべて、正しいものとは限りません。あぶない、あぶない。
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この前、
岩手日報の一面に、でかでかと、その方針が報道された、
2016年に
岩手県で開かれる第71回
国民体育大会に向けた選手強化に関する、最近の会議が、
なぜ、白熱しないのだろうか…と考えてみました。
県と「県民・企業・団体等との連携」を図りながら、「新しい岩手型」を目指す私たちスポーツ界にとって、この状態が続いていいものだろうかと心配です。
なにかが伝わっていない気がします。
それが理由で、なにか、あきらめに似た空気が漂っているような気がします。
ちょっと、流れをまとめてみる必要があるようです。
このブログでは『新しい岩手型国体』というカテゴリーをつくって、皆さんと一緒に考えたいと思っていました。
シリーズのコンセプトについて、
私は、こう書いています。
第1回の今日は、『シリーズのコンセプト』です。ちょっと長いのですが、お読みいただければ幸いです。
第71回国民体育大会については、平成28年に岩手県を会場として開催することとして準備委員会を組織し、大会の開催準備にあたっていました。しかし、平成23年3月11日に東日本大震災津波が発生し、その復旧・復興との関連から、「予定どおりの規模」で行うためには「開催時期を繰り延べ」する必要があるとの見解を岩手県が示したことはご記憶に新しいかと思います。
その見解に対して、競技団体、市町村、経済団体等からは「規模を縮小しても予定どおりの時期に開催すべき」という声があがり、県は国民体育大会の開催についての再検討を行いました。
その結果、「復旧・復興のシンボルとして国体を位置付け、開催することが民意にかなうものと判断し」予定どおりの時期に開催する方針を示しました。しかしながら、震災・津波からの復旧・復興は、岩手県にとって最優先で取り組まねばならない課題であり、復旧・復興と並行する開催・準備のあり方について『「県民」「企業」「団体」等との協働を基本とすることで、必要な業務について「ゼロからのスタート」という発想に基づき構築する新しい岩手型国体の開催を目指したい』という視点が示されています。
そこで、日本のロールモデルともなりうる「岩手型国体」の新しいコンセプトについて理解を深めていただくとともに、皆様には、これからの岩手県のスポーツを発展させてゆくパートナーとしての役割・姿を考える機会にしていただきたいと考えています。
選手強化もこの考え方に従って動いています。その動きを、個人的な見解として、図にまとめてみました。
大切なのは、右上のピンクの部分です。
県と「県民と企業と団体」が一緒になって、「県民と企業と団体」に手伝っていただいて、事業を拡大して当初目標の達成に近づくために、一丸となって頑張るんだよ。
そして、
そのシステムを、この機会に作り上げるんだよ。だから、あきらめている場合じゃないんですよ。
今が、「がんばり時」なんですよ…
ということをお伝えしなければいけないなと、考えています。
今朝の
岩手日報「論説」には
『スポーツコミッション 経済活性化の推進役に』と題した社説がありました。
その結びはこうでした。
緊縮財政の中で4年後に開催される国体のキーワードは「協働」。民間との連携が鍵となる。協働効果を一過性にしないため、恒久的な組織や工夫がほしい。スポーツコミッションを一考したい。
そのとおりだと思います。
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県庁に駐車した大型観光バスから、たくさんの観光客のみなさんが「
石割桜」を見に行きます。
会議で外にでると、修学旅行に来た中学生が街を歩いています。
去年は、一切、目にしなかった風景です。
なにか、ほっとします。