昨日の会議で配布になった
「いわての中高生のためのおすすめ図書100選」
「いわ100と読んでください」と添えてあります。
(中味はここで見られます。)
恥ずかしながら…が二つ。
お隣の課が、去年の2月末に出したのに知りませんでした。
さらに、
100冊のなかで、読んだことのある本は1冊だけでした。
これでは立派な大人になれるはずがありませんね。
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自分自身の持っている「許されざる矛盾」を解消し、「私個人の考え方」を整理するために行っている、第71回国民体育大会と東日本大震災津波の被害からの復旧・復興に関する「矛盾整理」です。
今日の岩手日報にも「再び『岩手国体』 議論は尽くされたのか」という「論説」が載っていました。
これまでの記事は国体震災矛盾整理というカテゴリーでまとめていますので、「議論を尽くす」ための材料にもなるだろうと、勝手に自分で思っています。
さて、7回目の今日は、選手強化の観点から考えてみます。
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まず「選手強化」という言葉について考える必要があります。
第71回国民体育大会選手強化本部では、「強化基本計画」のなかの「基本方針」で「第71回国民体育大会において…開催県にふさわしい優秀な成績を収める」と定めています。
つまり「男女総合優勝して、天皇杯を頂いちゃおう!」ということです。
しかし、
様々なご意見の中には(総合優勝しなくてもいいから…)というものもあります。
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第71回国体に向けての選手強化に関する私の考えはこうです。
▼男女総合優勝は選手強化の「目標」である。
▼選手強化の「目的」は、岩手のスポーツのレベルの向上である。
つまり、
選手強化事業で岩手のスポーツレベルを向上させ、その結果、男女総合優勝がもたらされる
…という程のことでしょうか。
したがって、
選手強化を縮減して総合優勝をしなくてもいいんじゃない…という考え方は、
国体の開催を契機とした選手強化という「岩手のスポーツレベル向上策」はしなくてもいいよ…
ということと同義になると考えます。
半世紀に一度の国民体育大会を開催する時に、スポーツレベルの向上を図らない…
私は、この考え方には与しません。
そもそも「基本方針」には「将来においても、高い競技力の維持を目指す」とありますから、「一過性の競技力向上」ではなく、きちんとした競技力向上システムを残すことが競技力向上の目的です。
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そんなこと言っても、選手強化計画で掲げる「岩手のスポーツレベル向上策」っていったい何なの?
という人がほとんだと思います。
選手強化計画には、「基本方針」にぶら下がっている「推進基本施策」も示されています。
箇条書きで読みづらいので勝手に「2016年にはこうなっているよ」という見方に末�してご紹介します。
▼各競技団体には、明確な強化組織があり活性化している
▼すべての競技に、高い目標と知識を持った指導者がいる
▼一貫指導体制で選手強化が行われ、優秀な指導者が適正に配置されている
▼素質あるジュニア選手が発掘され優秀な選手に育成されている
▼大学スポーツや企業スポーツ・クラブチームが活発に活動している
▼産業経済界との連携により選手の雇用が安定している
▼スポーツ医・科学サメ[トスタッフが養成され、サメ[トプログラムが開発されている
▼競技・種目の特性を配慮した練習環境が整備されている
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さて、どちらを選びましょうか…。
�@ 計画どおりの強化事業を行い、
開催県にふさわしい成績を収めるとともに、将来に向けての岩手のスポーツ振興体制をつくる
�A 強化事業を縮小し、
十分な選手強化が行われず体制整備ができなくても、予定どおりに実施する
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◇ぎゃああああ!
大変なことですねぇ。
◆な、何が!?
◇「2016年にはこうなっているよ」の件です。
◆えっ!?
◇こういうことでしょう…
「今は、すべての▼項目の『している・されている』が『してない・されていない』状態である」
◆ぎゃふん。