がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

浮きこぼし

今週は、夜の会合が多いのですが、昼の会議が多いから、夜の会合も多いのです。 決して、夜だけ「情報交換」をしているのではありません。 昨日、文部科学省の国際教育課教科調査官の方のお話をお聞きする機会に恵まれました。 去年も、やっぱり文部科学省の視学官の方のお話をお聞きしていますが、国の方々は、ものごとをとんでもなく深く考えていらっしゃることを再認識しました。 さて、講演には、 「指導と評価の一体的な改革を目指して」というサブタイトルがついています。そして一枚目のスライドがこれ。
ががががぁ〜ん! 心当たりが、大あり!なのです…汗が出ました。 *********** 「浮きこぼし」という教育用語をご存知ですか。「ふきこぼし」ともいいます。 「浮きこぼれ」と「落ちこぼれ」について、こんな説明があります。 これを教員の側から見ると「浮きこぼし」「落ちこぼし」ということになるのです。
浮きこぼれとは学校用語である。一般的には、通塾などによって高い学力を身に付けた生徒や、もともと学習意欲が高い生徒が、通常の学校の授業内容に物足りなさや疎外感を感じたり、実際に他の生徒から疎外されたりすること。吹きこぼれとも言う。学業不振の生徒を「落ちこぼれ」というが、それの対義語として使われる。
今日の会議で「ふきこぼし」という言葉がでてきたのです。 今、私たちは、こんな状態(「体力・運動能力調査:小中学生、低下に歯止めかからず 東日本大震災で環境悪化が一因/岩手」)を何とかしなければいけない状況にあり、一生懸命に、考えているのですが、 ふと、 「浮きこぼし」もしちゃってるんじゃないだろうか…と、心配になったりもしています。