Work style reforming.
Thinking about our custom in school.
一昨日・12月26日付けで文部科学省から
「学校における働き方改革に関する緊急対策」という題の
「文部科学大臣決定」文書が出されています。
ほとんど報道されていませんが、
現在の私たちにとって仕事を進めるうえでの大切な方向性が示されていますので
ここでお知らせします。
だって、今までこうしてきたから、
そして、それは、私にとっては、とてもいいことだったから…という
「過去を振り返る」対策ではなく
「将来を見据える」対応が求められているように
私は感じています。
文部科学大臣決定の「学校における働き方改革委関する緊急対策」にはこうあります。
文部科学省が中心的に実施していく内容を、本緊急対策として取りまとめ、着実に実施していく。
そして、緊急対策に大きな影響を与えている
中央教育審議会の「学校における働き方改革に関する総合的な方策について（中間まとめ）」には、
「学校・教師が担う業務の明確化・適正化」という項で
「これまで学校・教師が担ってきた代表的な業務のありかたに関する考え方」を整理し
「学校の業務だが、必ずしも教師が行う必要のない業務」として
「部活動」があげられています。
それを受けて、
「緊急対策」では
「それぞれの業務を適正化するための取組」の中で
「部活動」の項を起こし
・活動
体制・活動時間・休養日・大会の在り方
・顧問
部活動指導員・外部人材の参画
・少子化等の規模縮小
部数の適正化、合同部活動・総合型地域スポーツクラブとの連携
・大会等
部活動指導員による引率、合同チーム・総合型地域スポーツクラブ等の参加
・入試
部活動に対する評価の在り方見直し
・各種団体主催大会
各種団体での、現状の把握と見直し
の６項目について示したうえでこう結んでいます。
将来的には，なぁ〜に、口だけだろう…なんて思ってはいけません。地方公共団体や教育委員会において，学校や地域住民と意識共有を図りつつ，地域で部活動に代わり得る質の高い活動の機会を確保できる十分な体制を整える取組を進め，環境が整った上で，
部活動を学校単位の取組から地域単位の取組にし，学校以外が担うことも検討する。
来年度の文部科学省の予算にもちゃんと反映されているのです。
もう一度書きます。
だって、今までこうしてきたから、
そして、それは、私にとっては、とてもいいことだったから…という
「過去を振り返る」対策ではなく
「将来を見据える」対応が求められているように
私は感じています。
がんばりますよ！がんばりましょうね！
***
◇なにそれ！
先生方を楽させることが目的の「緊急対策」なんじゃないんですか!?
◆中央教育審議会の「中間まとめ」には
「学校における働き方改革」の背景・意義 が書かれていて
それをきちんと読めばそうじゃないことがわかるんだけど…。
◇hirafujiさん、四段でしょう？
◆いや、柔道も剣道も初段。
◇ばあぁか。
読んだんでしょう！
キチンと読むのなんか面唐ｭさいので、教えてよ。
◆５項目にわけて背景・意義が書いてある。
で、まとめはこうでした。
世界的にも評価が高い，
我が国の教師が児童生徒に対して総合的な指導を担う
「日本型学校教育」の良さを維持し，
新学習指導要領を着実に実施することで，
質の高い学校教育を持続発展させるためには，
政府の動向も踏まえつつ，
教師の業務負担の軽減を図ることが喫緊の課題である。
◇あら、つまり、
これからの日本を担ってゆく児童・生徒のために
学校教育の質的転換を図る必要がある。
そのためにも、
地域の方々の力を借りて、あるいは、一緒になって
学校指導・運営体制を構築するために
今の働き方、つまり、仕事の仕方をみなおそう…
という程のことですね。
ガテンが行きました！
■文部科学大臣決定の「緊急対策」は
この下線部をタップしてお読みください。
■中央教育審議会の「中間まとめ」は
この下線部をタップするとたどれるのですが
ファイルがたくさんあって探しづらいので
・概要版への近道がこの下線部
・本文への近道がこの下線部 です。
***
運動部活動の県レベルの集大成である
「岩手県高等学校総合体育大会」は
総合開会式がどうのこうのというレベルをこえた課題に
これから全力で取り組んでゆかなければなりません…と
私は個人的に考えています。
■総合開会式がどうのこうの？という人は
この下線部をタップして岩手日報の記事をお読みください。
■ところで、お前さんは、どういう意見なの？というひとは、
この下線部をタップして（ははあ、個人的には廃止なのね）
