がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

2018 私のテーマ

A happy new year. Updateing my blog about my theme of this year. 2017年の私のテーマは「風景を疑う」でした。 このテーマにした理由は、この下線部をタップすると読めますので、どうぞお読みください。 さて、 2018年も始まりました。 「風景を疑う」ことは引き続きの行動指針としたままで、 あらたなテーマを設定しました。 広げつづけよう 感動。 伝えつづけよう 感謝。 です。 昨年から、あちらこちらで使ってきたフレーズですが、 今年・2018年は 風景を疑い続けながら 感動を広げつづけ、感謝を伝えつづける一年とすることを誓います。 どうぞよろしくお願いいたします。 テーマ設定については 岩手スポーツマガジン・スタンダード(Standard) 2017年11・12月号(通巻52号)の私の連載コラム 「がんばろう!岩手のスポーツ」44話に「つづけること」という題で書いたとおりです。 雑誌版に写真を一枚追加して引用しますので、お読みください。
第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の岩手県選手団の一員として愛媛県に行ってきました。私が滞在していた松山市は「俳句に親しみ、俳句を楽しみ、俳句を愛するまち松山」をスローガンに「俳都」を宣言しています。そのため、街の中には、あちらこちらに俳句や五七五で語調を整えたスローガンが掲示されていますし、路面電車 の車体にも思わずニッコリしてしまう標語が書かれていました。さらに、空港や駅、国体の会場にも、そして路面電車の中などびっくりするような場所にまで、俳句ャXトが置かれていて、素敵なしつらえの街だと感じました。 その松山の中心には「大街道(おおかいどう)」という大きなアーケード街があります。うらやましいほどたくさんの人で賑わっている商店街です。国体・大会に合わせたのでしょうか、アーケードの内部には松山市内の小・中学生 がつくった国体と大会を応援する「まつやま子ども応援スローガン」が書かれた「吊りャXター」が飾られていました。俳都らしい取り組みをしているなあと感心しながら一つ一つ見ていると、その中に、こういう標語がありました。小学校上学年の部でグランプリに入賞した作品です。  あきらめない  がんばるすがた  見とるけん 愛媛の人たちは、私たちがスポーツで「あきらめない がんばるすがた」を見ています。がんばりを見せなくてはいけないと、力が湧いてくる素晴らしい標語です。 陸上競技場のそばには、物販・ 体験などのテントが並んだ「みきゃん広場」という「おもてなし」スペースがあります。その中の大きな休憩テントに、東日本大震災津波の復興支援をテーマにした「愛媛新聞紙面展示」がありました。六年前の東日本大震災津波発生後に、被災地で復興支援に当たった医師や大学生ボランティアへのインタビューなどを大きな写真とともに紹介していものです。 見ていると(あきらめない がんばるすがた 見とるけん)という大街道の吊りャXターの標語が思い出されました。 愛媛の人たちは、災害から六年経った今でも復旧・復興に対する私たちの「がんばるすがた」を見てくださっています。感謝しなくてはいけません。でも、スポーツの場面でどうすれば感謝の気持ちを伝えることができるのかが、よくわかっていませんでした。 今年の国体の総合開会式直前の出陣式で、選手団長が激励の言葉を述べました。その中に、震災津 波被害、台風・大雨被害からの復旧・復興への世界中の方々からの 支援への感謝を示すことについての発言がありました。こうです。  被災地の私たちが  勝つこと・強くあることが  感謝を伝えることである 腑に落ちました。昨年の希望郷いわて国体と希望郷いわて大会 スローガンは「広げよう 感動。 伝えよう 感謝。」でした。でも、選手がどうやってスポーツの場で 感謝を伝えることができるのかが、私は、よくわからなかったのです。多くの人たちが私たちの「あきらめない がんばるすがた」を見ています。私たちがあきらめず最後まで勝つことを目指す姿を見せることで、感動を広げ感謝を伝えることができます。いわて国体、いわて大会は終わりましたが、スローガンの精神は続いてゆくものだと信じています。私はスローガンに「つづけ」という文字を足して使うことにしました。  広げ つづけ よう 感動。  伝え つづけ よう 感謝。 (雑誌版は、この下線部をタップするとお読みいただけます。)
*** 今年もよろしくお願いいたします。 ■岩手スポーツマガジンスタンダードは  この下線部をタップ