選抜高校野球が開幕しました
新2年生は
阪神・淡路大震災の年に生まれたのだそうです。
なにか、不思議な気持ちです。
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サッカーの
小笠原満男選手が
県庁に来たらしいのです。
知りませんでした。
地震直後はサッカーをする気になれなかったが、被災者の方々から『いつも見てるよ』と言われた。
一生懸命やりたい
登山の
野口健さんが陸前高田に寝袋などを届けに来てくださったらしいのです。
広田小学校の体育館に地元の中学生が何人もいて、届けられる救援物資の仕分けをボランティアで行っていた。
自身も被災者でありながら、でも笑顔を絶やさず。あの子たちの笑顔に救われた。
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昨日、
日本学校歯科医会という団体から電話がありました。
この団体は「幼児、児童生徒の歯科保健の向上を目的として、昭和7年に組織された」団体で本部は東京にあります。
担当職員が応対している様子を見ていると、なにやら
宮古高校の被災状況を聞かれているようです。
会長さんがたいそう気にしているとのことです。
宮古高校は平成21年の「全日本学校歯科保健優良校表彰」で
優秀賞(文部科学大臣賞)に入っていました。
優秀賞は高等学校ではただ一つでしたので、「日本一の歯科保健」の学校であったわけです。
去年の4月に
岩手県学校保健会学校歯科部会兼学校歯科医研修会があり
私も参加しましたが、その研修会には、日本学校歯科医会中田郁平会長、赤坂守人常務理事のお二人がわざわざ盛岡においでになっています。
私も、ちょっとの間ですが、お二人とお話をする機会に恵まれましたが、その時に会長さんが
宮古高校を絶賛していたことを思い出しました。
会長さん自らが、優秀校の審査のために
宮古高校の現地調査を行ったのでそうです。
その時に、
歯科保健活動が素晴らしいことはもちろんだが、会う生徒、会う生徒が、明るく挨拶してくれるんだよ。
本当に素晴らしい学校だった。
とおっしゃっていました。
その時のことを思い出されたのでしょう。
彼ら彼女らが被災したことに心を痛めておられるようです。
日本学校歯科医会として「歯ブラシをかき集めて
岩手県に送る」という約束をいただきました。
ありがたいことです。本当に助かります。
それにしても、2年前のさわやかな挨拶が、今になっても生きているということは明らかです。
私たちの普段の行動が非常時に生きるんだなあ…としみじみと感じたお電話でした。