がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

「強み」と「弱み」/文部科学大臣優秀教職員表彰から

1月17日に、令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰式が行われ、
全国で799名(個人表彰、国立22名、公立743名、私立34名)が表彰されています。

岩手県の方々は、
洋野町立中野中学校 村松康司さん
洋野町立中野中学校 西川欣孝さん
岩手県立盛岡第四高等学校 佐藤文子さん
岩手県立盛岡ひがし支援学校 佐藤浩子さん
の4名の方々です。
おめでとうございます。

なお、

村松さん、西川さんはソフトテニスの指導者、また、佐藤文子さんは合唱の指導者で、
「特別活動指導、部活動指導」のカテゴリーで、
さらに、
佐藤浩子さんは、栄養教諭で、「体育、保健、給食指導」のカテゴリーで表彰されています。

私は、
岩手県からは、部活動の指導者が多く表彰される傾向にある…と、長い間、感じています。今年度も、そうです。

実は、
表彰のカテゴリー(実践分野)は、現在、七つあります
❶学習指導 
❷生徒指導、進路指導  
❸体育、保健、給食指導 
❹特別活動指導、部活動指導 
❺特別支援教育 
❻地域連携 
❼ユネスコ活動、国際交流 
❽学校運営改善 
❾その他

確かめてみました。
文部科学省のサイトには、2006年度から2022年度前の優秀教職員の名簿をたどれるページがあります→[文部科学大臣優秀教職員表彰:文部科学省]

そこに載っている実践分野ごとの教職員の数をひろい、全国と岩手県の、それぞれの合計数の割合を比べてみました。
参考図を載せます。

詳しくは下表のとおりですが、
せっかくのなので、
勝手に、つまり、根拠なく肌感覚で、
優秀な教職員がいない分野は、弱い分野だろうと仮定して、
評価もつけてみました。

***

さて、どうすればいいのか…
❶強い分野を伸ばし続け、弱い分野を引きあげよう
❷弱い分野を切り捨てて、強い分野に特化しよう
❸弱い分野を伸ばすため、強い分野の資源をそちらに回そう
❹このままで岩手はいいのだ、ごちゃごちゃ言うな
❺そもそも優秀教職員の数とその分野の充実度は関連しない。無駄な作業だったな、ははははは。

学校教育全体を見とおした、つまり、岩手の未来をつくる人を育てるためのの作戦が求められるのだろうと考えます。
さあ、
がんばりますよ、知恵を絞りましょうね。