普通の3年生
朝からワクワクしていました。
『いよいよ本日は、「エールFOR日本」ロンドンオリンピック日本代表応援ツアー ラッフル抽選会です!
有効ラッフル数は、3,136枚。』
当然、
普段から善行を積んでいて、ラッフルチケットを2枚持っている私に当たるものと思っていましたが…。
ここには私の番号がありませんでした。
(ふん、もし当たっても、ヘイカイチュウノジョウニニイイインカイだからどうせ行けないから、いいや!)
と、酸っぱいブドウの狐のように欲求不満を「合理化」しています。
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私の住んでいる地区の中学校では、
学校の情報を地域の役員の方々に、直接、中学生が配達する「下中繋ぎ隊」というシステムが、2010年から続いています。(以前、ここで記事にしています。)
一昨日、家にいる時に、チャイムが鳴りました。
近所の中学3年生です。「繋ぎ隊」として、妻あての手紙を届けてくれたのです。
柔道部員です。去年は県大会に出ていたような気がしました。
(おう、G君、休みの日に、いつも、ありがとうね。ところで、今年も県大会には出るの?)
この前、市の中学校総合体育大会が、県大会の予選を兼ねて行われた記憶があったのです。
励まそうと思ったのです。
G君の表情が少し曇ったように感じました。
(ちょっと、ここを…)と右の肘を指さしました。
(そうか、怪我しちゃったのか…、残念だったね。次に頑張ってね。)と別の意味で励ましました。
(はい…)といって帰って行きました。
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今日、知り合いの方のfacebookに導かれ、その方のブログに行ってみました。
題名は『挙ケ部』。
高校で挙ケをしている娘さんが、東北大会で敗れ、インターハイの出場権を逃し、3年間の部活動を終えた…という内容です。
結びはこうでした。
ありがとう仲間たち!
ありがとう3年間!!
ありがとう挙ケ部 !!!
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あっ!と思いました。
G君、中学校の柔道が終わってしまっていたのです。先月。
そんなことも考えず、『次に頑張ってね』とお気楽なことを言ってしまった自分を恥じました。
それにしても、
普通の「3年生」は、6月でスポーツから離れてしまうんだよな、つまり、スポーツをしてる期間が3か月だけなんだな…
と思ってしまっているわけです。
などと、また、関係者のくせに、人ごとのようにお気楽なことを書いる私です。
「普通の3年生」を何とかしなければいけませんね。
追:紫波町体育協会の「中学校3年生スポーツ教室」はまだ続いているのだろうか、と、思っています。