今日はインターハイの会場を回りました。盛岡市の挙ケ、北上市の陸上競技です。
挙ケ男子団体の決勝は、
なんと、
結果は、
「福岡 18‐13 福岡工業」で、福岡高校の初優勝。
おめでとうございます。
決勝は、どちらがどうなっても
岩手県勢が1・2位となることに決まっていましたので、安心でした。
しかもこんな「かぶりつき」で見ることができました。
選手の入場の様子です。はじめに入ってきたのが福岡工業高校、後ろが福岡高校です。
同じ県のチームが、優勝と準優勝を同時にするのは、大会はじまって以来の出来事だろう、
しかも、福岡高校と福岡工業高校は二戸市にあるんだ。同一市での優勝・準優勝なんかありっこない…
とプログラムを調べてみて驚きました。
昭和31年の第1回大会は、優勝が静岡県の市立沼津高校、準優勝が沼津商業高校でした。同一県・同一市です。
さらに、
32年の第2回大会も、優勝は市立沼津高校、準優勝が沼津商業高校です。2年連続です。
でも、今は、
同一県から2チーム出場できるのは「開催地」である時だけですので、「連続」は不可能です。破れない記録ですね。
それはともかく、
岩手県第2代表チームが全国2位になるということは、とんでもなくすばらしいことです。
昨年は女子の伊保内高校がインターハイの挙ケ女子団体で3位に入っています。
岩手の挙ケは確実に力をつけています。
どのような変化があったのか、注目してみたいと考えています。
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女子の決勝は、熊本の秀岳館高校と、鹿児島の加治木高校の対決となりました。
ずっと戦いぶりを見ていて、秀岳館はリズム良くスイスイと射つクールなチームだなぁ…と感じていました。
(本当の戦いになったら、このチームのような射ち方が必要なんだろうな。)
と、好感を持って応援していました。
果たして、
決勝でも短い間隔でスパスパと当ててゆき、見事、優勝を果たしました。
団体戦は、5人が4本ずつ射ちますが、秀岳館が全員射ち終えて椅子に座って控えた時には、まだ、加治木は、全員があと1射、つまり、5射を残していました。
そのうち、相手が外してしまいました。その時、優勝が決まったはずです。
後ろに控えていた監督の先生が、左手で小さくガッツメ[ズをしました。
そのうちに、椅子に座っている選手たちの身体が震え始めました。
良くみると、優勝した、あのドライな射ち方の秀岳館の選手たちが、泣いているのです。
そして、泣きながら退場して行きました。
なにかよくわかりませんが、素敵な選手たちだな…と心から感じました。
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挙ケ場では「かぶりつき」で見せてもらいましたが、
陸上競技場では
「すなかぶり」で三段跳びを見せていただきました。
の写真もこんなアングルで撮れました。
普通ではない所から競技を見させていただくと、いろいろなことがわかりますね。
ありがとうございました。