「がんばろう!岩手のスポーツ」提供『岩手スポーツ検定』(本屋編)
【問題】
盛岡市内のある書店の棚の写真です。
さて、間違いを探してください。
【ヒント】
▼野球の本が集まっているコーナー
▼確かにダイヤモンドは
野球場に関係するけどねぇ
▼著者は「
楽天イーグルス創業メンバー」
だけどもねぇ
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「ラッフル」ってお聞きになったことがありますか?
私の知っている、ワッフルでもシャッフルでも
カップルでも、もちろん、ライフルでもありません。
今日、はじめて知った言葉です。
日本オリンピック委員会(
JOC)が
「ロンドンに力を。被災地に笑顔を。」を合言葉にして、「ラッフル」手法で寄付を募り、「エール FOR 日本」プロジェクトを行う、という
お知らせがありました。
一口、千円の寄付で
「
ロンドンオリンピック日本代表応援ツアーに5組10名様をご招待」をはじめ
「あなたが応援する競技の
オリンピアンお宝グッズ」や「協賛企業からのステキな商品」が抽選で当たる…
という内容のキャンペーンです。
(へぇ〜)と
「エール FOR 日本」のサイトを調べてみると、
『寄付金は100%スポーツによる被災地支援と
ロンドンオリンピック日本代表支援に使われ』、このプロジェクトの経費は
日本財団が負担するのだそうです。
整理します。
�@
JOCは、被災地支援と
ロンドン五輪選手強化のために、事業を行いたい。
�AJOCと
日本財団はこの事業実施のため「ラッフル」手法で寄付を募ることにした。
�B寄付金を集めるための「景品」などに関する間接経費は
日本財団が負担する。
�C寄付金の全額が
JOCの事業費に回る。
これまでにもあった仕組みでしょうが、私は初めて知りました。こういうことだそうです。
日本語で「慈善福引」と訳される“ラッフル”。欧米では広く認知されている寄付集めの方法で、寄付者様にラッフルチケットをお渡しし、プロジェクトに賛同する企業・団体などから無償でご提供いただいた景品の抽選を楽しむものです。
すばらしいシステムですよね。
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最近、寄付や募金は「2.0」に入ってきたんじゃないのかな…と思います。
発災当初は、私にできることは…と悩んで、
被災された方々に
義援金としてわ
たる募金に寄付したり、被災地の
自治体に使途を特定せずに寄付された方々が多かったと思います。
私もそうでした。
(困っている人を助ける)という、具体的なようで具体的でないお金の支援の仕方が「1.0」だと捉えています。
決して、この方式を否定しているものではなく、この形態のご支援に対し心から感謝しております。
さて、
「エール FOR 日本」のサイトには
「寄付の使われ方」というページがあります。
そこには
『寄付金は100%スポーツによる被災地支援と
ロンドンオリンピック日本代表支援に使われます。』という記述とともに、その具体的な事業が示されています。次の四つです。
�@被災地ジュニアアスリートの
ロンドンオリンピック招待
�Aスポーツの力で被災地を笑顔にする活動
�B被災地へのスポーツ用品の寄贈
�C
味の素ナショナルトレーニングセンターのト
レーニング機材の充実
「誰が何をする」ために必要な経費を、それぞれの方が自分の価値判断でお手伝いする…
これが「2.0」だと思いますし、
情報が広まるにつれ、皆さんの動きも、「2.0」化しているように、私は、感じます。
それに合わせて、
誰に何をさせるために手伝ってほしい、それにはこういう意義があるのだ、という判断材料をお示ししてゆかなければいけないだろうと考えています。
「エール FOR 日本」は「2.0」対応だと思います。私たちも、きちんと、「2.0」の動きをしなければなりません。
それが、
「新しい岩手型」ってなんだろう…とお考えになって、
疑問を呈しておられる方々に対する説明にもなるはずです。
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昨夜、昨日発売のプレジデント2012/4/30号の33ページを読んでビックリしました。
『ビジネスマン1000人調査の結論!「年収別」心底、役立った一冊、ゴミ箱行きの一冊』の中の「分析&解説・成毛 眞(インスパイア)vs土井英司(エリ
エス・ブック・
コンサルティング)」にこんな記述があったのです。
土井 私は丸善・丸の内本店や紀伊國屋書店の本店と本町店(大阪)、神保町の三省堂本店、浜松町の文教堂、そして盛岡のさわや書店などが好きですが、書店のレベルは客のレベルに比例します。
何か、盛岡に住む私たちは「レベルが高い」とほめられた様な気がしました。
しかし、
土曜日に、さわや書店で本を買った、私は、
…そのまま、「
かもめの玉子」を目指して
場外馬券場に走ったことを思い出しました。
(私は、レベルを上げている人ではないな…。)
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【クイズの答え】
南壮一郎著
『絶対ブレない「軸」のつくり方』(
ダイヤモンド社)は
カネなし、コネなし、実績なしのどん底から楽天・三木谷社長を20分で口説き落とし、「楽天イーグルス創業メンバー」へ!イチローのエージェントも認めた「突破力」と、夢への「一歩の踏み出し方」とは。
という紹介があるスポーツビジネス関連の本です。既読の私は、中味を読まずに並べてるな…と思っちゃいました。
もちろん「さわや書店」ではありませんからご心配なく。
あ、この書店、並べる順番は関係ないのか、じゃあ、これでもいいのか。ジュンフドウだからな。