人によって意見が異なるのは自然であり、そして重要なことである。長年にわたって私は幾度となく、二人の人間が同じ意見を持っていたら、どちらか一人は不要だと言ってきた。相違のない世界は同一性の世界であり、そのような世界に進歩はない。それなのに私たちは違う意見にぶつかると、違いを尊重せず、自分のアイデンティティが脅かされると思い、自分を守ろうとする。防御のマインドに縛られている人は、自分のまわりに壁を築いて自分の立場を固めてしまい、前進できないのである。 (第3の案 成功者の選択,スティーブン・R・コビー他,キングベアー出版,p.62)おそるべし★津軽モダン ********** ご、ごめんなさい。『花暦』は、今日が最終日…でした。
年度末の津軽モダン
年度末です。
激動の23年度、皆さま、本当にありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。
さらに、来年度もよろしくお願いいたします。
さて、
昨日、右の名刺をいただきました。
「退任御挨拶」の赤いゴム印が押されているものは
よく目にしますが、
「いろいろお世話いただき ありがとうございました」
とまで印刷されているものは、初めて見ました。
あまった名刺にハンコをついて…ではなく、
わざわざ、年度末に向けて印刷したのでしょう。
見習うべき先輩です。
今年度でご退職。長い間、ありがとうございました。
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御田屋清水に下る坂の途中に「盛久ギャラリー」があります。
旅館をギャラリーにしたもので、2007年に開設記念展示に行ってきたことは以前記事にしました。
そこで、ちょっと前から、
「花暦 中山 薫 ガラスアクセサリー展 + LANDPROTECT(津軽塗×シルバー)」
をやっているのは知っていましたが、オヤジ一人では入りづらく…
今日は、お昼を食べる口実で夫婦で出かけ、盛久ギャラリーにも寄ってきました。
作品の写真は「ロケタッチ新聞」というサイトの岩手版にありましたのでご覧ください。
とても素敵です。
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私は、中庭に飾ってあった、盛久さんの木に中山さんのガラスが吊り下げられたオブジェの写真を許可を得て撮ってきましたので、ご披露しますね。
(ううぅ〜ん、どの角度を選んでも逆光だ…置き場所を工夫してほしいなぁ、まったくぅ。)
と、思いながら撮ってきましたが、写真を見てびっくり。
大きなテーブルに、不思議な影が落ちているのです。木の影+ガラスの影 です。
(そうか、影を見る作品だったのか…)
と、写真を撮ることだけに気をとられていた自分を大きく反省しています。
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ガラス製品も素敵なのですが、
「ガラスアクセサリー展 + LANDPROTECT」と題名にあるように、津軽塗作家さんと一緒につくったネックレスが素敵です。
寄った時には、運よく中山さん(ガラスの作家さん)がいらっしゃって、お話をお聞きすることができました。
ガラス細工が、漆塗りの作品と組み合わせられることで、素晴らしい作品が出来上がるのだ…という趣獅フことをおっしゃっておられました。
ロケタッチ新聞によれば、この作品、「津軽モダン」というのだそうです。作品をご覧あれ。
【おまけ】
▼中山薫さんの『フュージングガラスアクセサリーの「タピア」』のページ
▼津軽塗×SVアクセサリー作家島守宏和さんの『landprotect「LIFE IS BET」』のページ
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私が、もし、ガラス作家だったら、漆の木が枯れてしまえばいいと思うでしょうし、
もし、津軽塗作家だったら、エネルギー不足でガラスが溶かせなければいいと思うでしょう。
つまり、どちらかを駆逐して独り勝ちを狙うわけです。
その瞬間、今、読んでいる本に載っていた、こんな文章を思い出しました。