遊んでばかりおりました。
「宇佐元恭一&マンナカルテット クリスマスコンサート」に行ってきました。
右の写真は、リハーサルの様子です。
出演者などの詳しい情報はこの下線部をクリックしてチラシをご覧いただきたいのですが、
温泉ホテルのロビーで行われたコンサートは、素敵でした。
先週の水曜日に「そば屋寄席」を聞きに行ったことは このブログで記事にしてお知らせしていましたが、その時にこう書きました。
2時間半、途中に10分程度の休憩をはさんで、今回は音楽がメインでしたが、やっぱり、その、人を惹きつける能力に脱帽です。たった一人で、
プロジェクターもスクリーンも使わず、
話の途中で音楽も動画も流さず、
すごいプレゼンテーション能力です。
落語家とミュージシャンの違い、に、気がついたような気がします。
落語家は
視線を水平より15度下向き…つまり、客席にしばしば落とします。
何か、目が会ったような気がして(僕のために話しているのかな…)という気になります。
ミュージシャンは
視線を水平より15度上向き…つまり、遠くの空の方向に向けます。
何か、視線に導かれるような気がして(僕を遠くに連れて行ってくれるんだな…)という気になります。
あ、柳屋さん喬さんと宇佐元恭一さんの二人を比べただけで、落語家とミュージシャンに演繹してしまう暴挙には気がついていますが、私には、そう思えます。
スポーツのコーチって、どちらの視線を持てばいいんだろう…と、考えてしまうのです。
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今日は今日で、花巻温泉。
岩手県花巻市の花巻温泉千秋閣の真ん前にある「ココ・デ・アエール」というギャラリーに行ってきました。
そこでは、北上市の木工作家・「さとう つかさ」さんの「大人の木遊び」展をしているのです。
どうですか、このオートバイ。
他にもたくさんの作品があります。
詳しくはこの下線部をクリックして「ココ・デ・アエール」のブログでご覧ください。
さて、
このギャラリーは、2012年の5月にオープンしたそうですが、その建物は、それまで温泉客のための売店でした。
つまり、
対象は「温泉に来た観光客」だったわけです。
ところが、
展覧会をしたり、ミニコンサートをしたりと、温泉客以外のお客様を対象にした「こと」を始めました。
なるほど、
夕方から朝まで滞在する温泉客と、日中にギャラリーを訪れる鑑賞客は全く違う人たちです。
考えようによっては、同じ空間を昼夜2回転させる、ということなのかも知れません。
温泉客が少なくなったから、温泉場に温泉客以外の人を集めよう…という考えがあるのだと、勝手に思っています。
すごい工夫だな…と感心します。みならわなければなりません。
おそるべし!温泉ギャラリー。
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わが夫婦は、昨日は新安比温泉、今日は花巻温泉と遊びまくっておりました。
さぞや、夫婦そろってさぞや「ふやけた」だろう、と、お思いでしょうが、それ、ハズレ!
昨日も今日も、温泉に行きながら、温泉に入らずに「音楽」や「木工」を楽しんできただけなのでした。
温泉コンサートや温泉展覧会…可能性は広がりますよね。
あ、コントラバスも弾いちゃったりしています、木工品を、エアで。