東京での会議に行って来ました。帰りの『ピンボケの筑波山』をご覧下さい。
筑波といえば、筑波大学は史上初の全国大学ラグビー選手権ベスト4入りです。すばらしい!
新幹線の線路と筑波山の間には、高圧電線がずっと走っています。
気がついたのですが、電柱には「腕」が9本もついていました。電線が18本もついているというわけです。
首都圏の電力需要はすごいんですね。
さて、
会議の会場は、都庁の33階でした。これまで、こんなに高い所で会議をしたことがありません。
自己新記録の達成です。
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会議は順調に進んで、予定していたものより一本早い新幹線に乗れました。
通路の反対側の窓から夕日が差し込んで、まぶしくて仕方がありません。
(ブラインドを下げてほしいなあ。本当に、気の利かない人だなぁ)
と、向こう側の窓際の席を見ると、60歳を少し過ぎたぐらいのご夫婦が並んで座っています。
奥様が窓際でご主人が通路側です。
座席の上の棚には、お土産でしょうか、「東京ばなな」をはじめとする大きな紙の手提げ袋が三つ。
ご主人は、もう、寝てしまっています。
奥様は、一人、夕焼けの山々をじっと見ています。
時々、振り返ってご主人に話しかけようとしたそうなのですが、寝てばかり。
また、夕焼けの山々をじっと見始めます。
(どんな旅行だったのかなぁ。何を話したいのかなぁ…。)
ブラインドの件は、許してあげることにしました。。
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ご主人は、とうとう、私が降りた盛岡駅まで目を覚ましませんでした。
軽くアルコールが入っていたのかもしれません。
外が暗くなって何も見えなくなると、奥様は、列車の前の扉の上ににスクロール表示されている「ニュース」をじっと見ています。
奥様は許した私でしたが、この旦那は許せないな…と思いました。
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昨日の「クリスマスセミナー」は、『ジョブカフェいわて』という盛岡で若年者の就職支援をしている団体(企業?)が行ったものでした。
とは言うものの、
20名ほどの参加者は、若年求職者ではなく、
盛岡市周辺のさまざまな業態の企業の経営陣の方々で、年齢は30〜40代というところでしょうか。
ご担当の方のお話では、お付き合いのある企業のうち、これは…と思う方々に声をかけたのだそうです。
なぜ私に…とも思えますが、
それはさておき、
何かとても不思議な気がしました。
(なんで企業人なんだろう?)
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こういうエキサイティングなことがあった夜は、
脳が洗浄されて活発になり、夜中に目が覚めて眠れなくなってしまうことがしばしばあります。
昨夜もそうでした。
目が覚めたので、寝る前のさっきの疑問を考え始めました。
わかったのです。(間違っているかもしれませんが…)
就職支援は、単に、求職と求人のマッチングをすればいいというものではないことが。
就職支援のためには、
求職者のスキルアップをしてやらなくてはなりませんし、一方で、県内企業がどんどん活躍し採用が拡大するように仕向けなければならないのです。
であるとすれば、セミナーの参加者がこれぞと思う企業の方々ということは道理が通ります。
学校での新卒求人への教育は「求職者のスキルアップ」に止まっていると感じています。
企業の力をアップさせて就業に結び付けようという、民間の方々の力はすごいな…とあらためて感心させられました。
本当は、
就業支援の切り口から、岩手の繁栄をビジョンとしているのかもしれません。
おそるべし★ジョブカフェ!
脳の洗浄は、さまざまなことに気がつきますね。