帰り道、サンビルの前に大きな
クリスマスリースが出ていました。
去年も行われた
「Waのまち もりおかリースプロジェクト」のものかな
…と思いました。
(じゃあ、デパート前で写真を撮ろう!)
と、大通りを歩いてくると、
去年とは違って、
直径50センチぐらいの小さめのリースがあちらこちらにあります。
どこがそのような趣獅ナやっているのか、ネット上で調べましたが分かりません。
でも、地味です。
(今年は、そうなのかな…)
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デパートの前に来ましたが、リースは見当たりません。
でも、
2週間ほど前に「電飾」が灯った時とは、何かが違っています。
何が違うか、分かりませんでした。
でも、派手です。
(あっ!? 街灯!)
あの日から、一度も灯ることのなかった「木をかたどった街灯」がすべて点灯しています。
うれしいけれども、本当に良いのかな…と複雑な気持ちです。
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クリスマスで思い出しました。
『トナカイ募集』のお話です。
先週の盛岡経済新聞に
『遠野まごころネット』の
クリスマスイベントの記事がありました。
被災地ボランティアを支援するNPO法人「遠野まごころネット」(遠野市)が12月23日〜25日に三陸地域で実施する「サンタが100人やってきた!プロジェクト」で、すでに予定の100人を超えるボランティアがサンタに名乗りを上げている。(略)
今後は現地を回る車が足りないことから、岩手在住者などに「トナカイ役」として車持ち込みでの参加を呼び鰍ッている。
なるほど、
トナカイがいないと、どこに子どもがいてどうやって行けば良いのかが、サンタには分からない。
それにしても、
私は、「運転ボランティア募集」という名前は思いついても、「トナカイ募集」という言葉は出てきません。
これも、やられた…と思います。
そして、
「サンタが100人やってきた!プロジェクト」のページを読んで、また、やられました。
<<そもそものきっかけ>>
きっかけは、震災直後に陸前高田市の避難所に派遣された看護士さんのブログでした。避難所で看護士さんと仲良くなった小さな女の子が、看護士さんにお願いをしました。
「また冬になったらサンタさん来てくれるかな? おうちなくなっちゃったけれどサンタさん、プレゼント持って帰ってしまわないようにお姉ちゃん(看護士さん)から言っておいて」と。
看護士さんは思わず「なにが欲しい?」と問いかけ、女の子の返事は、
「おうちとママ」でした。
母親は、女の子が大事にしていたお人形や絵本の入ったリュックを抱えて亡くなっていたのだそうです。
3月11日の震災は、試練というにはあまりにもむごすぎる体験を子どもたちに与えました。そんな子供たちが、少しでも笑顔になれるようなクリスマスをプレゼントしたいと思い、このプロジェクトを始動させました。
いかがでしょうか。
私は、サンタにもトナカイにもなれそうもありません。
「おうちとママ」にかわるものを届けることはとてもできませんが、募金で応援しようと思います。
でも、少しだけです。
皆さんも、よろしくお願いしますね。