がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ファシリティとアクティビティ

月曜日・6月18日に岩手県盛岡市で 「平成30年度いわてスポーツコミッション研修会」が開催されました。 Which is more important between Facility and Activity? Inspired by Iwate Sports Commission Workshop. パネルディスカッションのテーマは 「岩手の自然を生かした魅力的なスポーツアクティビティを考える」 ■コーディネーターは 司東道雄さん(いわてスポーツコミッション顧問、NPO法人フォルダGM) ■パネラーは ・佐藤克行さん(SUP、Water & Snow SPICE 代表)  ・三浦ガクさん(七時雨マウンテントレイルフェス実行委員長) ・佐々木清治さん(県立種市高校教諭、波乗り先生) ■助言者に ・小林勲さん(みなかみ町エコパーク推進課、講演「アウトドア天国・みなかみ」講師) ・村里敏彰さん(いわてスポーツコミッション顧問、2020年東京五輪パラリンピック組織委員会国際局長、関連記事) *** 岩手県には、 地域づくりのために興味深いことをしている人たちがたくさんいらっしゃっるのですが、 恥ずかしながら その方々の活動を知らずにいた…ということに愕然としたのです。 パネラーの皆さんは 地域のためにイベントをするであって、 レースやイベントのために地域を使うのではないとおっしゃっていたように 私は聞きました。 SUPの後に、水辺を離れて何を楽しんでもらうのか、 トレイルランニングをしない人には、どんな楽しみを提供するのか、 現在「日帰り一往復」のイベントを、「一泊一往復」「二泊一往復」に伸ばしてもらうためにはどんな工夫が必要なのかなどということを 皆さんは真剣に考えていらっしゃいました。 素晴らしい方々です。 *** どうやら どんな施設を持っているのかということではなく どんなことができるのかということ つまり ファシリティ(施設)よりも アクティビティ(活動)が大切なのです。 単に 岩手にはこんな施設がありますよではなく、 岩手に来たならば、 こんなことができるんですよ、こんな環境で! というアプローチが必要なのだということに気がつきました。 *** と、思って、 いわてスポーツコミッションのサイトをのぞいてみると スポーツ施設や合宿地のほかに ちゃんと「アウトドア・イベント」という紹介ページがあって 感心しました。 ほんの一部を書き写します。 こんなことができるのだそうです。ワクワクしますよね。
◆山からの清水が流れる内間木渓流をさかのぼるアクティビティ。天然のウオータースライダーや滝つぼダイブで、夏の自然を楽しめます。 ◆ロープ1本で木を傷めることもなく登ってしまう木登り体験。高い場所から眺める景色は気持ちが良いですよ。コツさえつかめば誰でも楽しめます。 ◆東北初のBMX(バイシクルモトクロス)公認コースが整備されています。 ◆ゲレンデに大きいシートをご用意。のびのびと寝転んで満天の星空観察会。白樺ロッジではあたたかい飲み物を用意しています。 ◆専門のインストラクター指導のもと、初心者でも安心して安比の空を飛ぶことができます。 ◆馬と触れ合える家族向けの施設。えさやりはもちろん、乗馬体験ややぶさめ体験など、乗馬初心者から経験者まで幅広く楽しめる。 ◆ベースとなる入畑ダム湖から新たなるフィールドへ。スリル・興奮・感動のスタンドアップパドルボード。丁寧な指導によって初心者でも安心して楽しめます。 ◆インストラクターと二人乗りで大空散歩を楽しみます。室根山の高度は895m、遠野エリアの高度は約800m。室根の高度差700m 遠野の高度差500mです。約10分の大空散歩を体験できます。 ◆サッパ船を使っての北山崎クルージング。定期観光船では通過できない洞窟をくぐったり、断崖絶壁の近くまで行くことができるのもスリリングで迫力満点。 ◆高い透明度を誇る地底湖と、様々な形の鍾乳石が神秘的な世界へ誘います。長い年月をかけて作られた鍾乳洞を探検してみましょう。 ◆ボランティアガイドによる震災復興ガイド。防災教育に関して、現地で説明します。 ◆東北太平洋沿岸ならではのダイナミックな海や山を歩くトレッキングです。県内は洋野町陸前高田市まで開通しています。
■いわてスポーツコミッションのサイトは  この下線部をタップすると見られます。  その中にある「アウトドア・イベント」は   県北エリアが、この下線部タップで   県央エリアは、この下線部をタップすると   県南エリアも、この下線部のタップで   そして、   沿岸エリアは、この下線部をタップすると見られますので   どうぞご覧くださいませ。