昨日の「徳島県一人勝ち」をお読みになって
(どうせ、阿波踊りの女性踊り手さんにやられただけなんだろう、鼻の下伸ばし親父!)
と思った方も、たくさんおられるに違いないでしょうから、証拠をご覧ください。
早池峰バスブログの『遠野物語めぐり号展示! in フォーラム「ふるさとの伝承が教えてくれること」』という記事です。
写真たんまりで「徳島県一人勝ち」の臨場感抜群です!
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奥さまやご主人を無念にも失われてしまった方々もお読みになるかもしれません。
展開上、お許しいただきたいと思います。
昨日は、映画を観に行っていました。
ご覧いただけばわかるように、「夫婦どちらかが50歳以上※同一作品に限り」という条件をクリアすればいつでも二人で2000円、つまり、一人1000円で映画が見られる「夫婦50割引き」を使いました。
前回、映画を観に行った時は、たまたま「カップルデー」にあたっていましたので、その割引料金で入り、「ソフトウエアとしての楽しませるシステム」に感心したことをお知らせしました。
今回は、椅子です。
映画館の椅子はフカフカで、背中も高いのです。
(2006年の建物だからな。)と単純に新しいから立派な椅子なんだろうな、と考えました。
でも、
9月14日にお邪魔した花巻市総合体育館アネックスの椅子のことを思い出しました。
2011年完成の新しい施設ですが、椅子は固くて背が低いのです。お尻が痛い。
花巻だけがそうではありません。県内の体育館の椅子はどこでもそうです。
あれれれれ、と、気になって調べてみました。
土曜日に行った遠野市民センターは1971年の開館、岩手県民会館は岩手県民会館は1973年の開館、でも、椅子はどちらもフカフカです。体育館の椅子にはない「ひじ鰍ッ」もついています。
新しい、古い、ではなかったようです。
「主役の違い」なのかもしれません。
スポーツ施設の主役は「プレーヤー」、素晴らしいプレーをしてもらうことが大切。
文化施設の主役は「お客様」、お客様を楽しませることが大切。
椅子だけをとってみるとそういうふうに考えられます。
スポーツに関わるという事は「する」「みる」「支える」の三つの側面がある、とよく言われ、
私もそんなふうにお話をすることがありますが、
施設はそうはなっていないことに気がつきます。
お客様が靴を脱ぎ、自分で持って行った上履きに履き替え(←最近はそうでもないのですが)、
レストランもコーヒーショップもない施設で、固い椅子に何時間か座っている姿…
選手控室はロッカーもシャワーもあるが、ボランティアルームどころか、支える人たちのロッカーもない状況…
そんなことも考えないで、「する・みる・支える」とは、ちゃんちゃら可笑しいよな、自分…と深く反省しています。
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◇なるほどね。
入場料が1000円の映画館で、フカフカのシートを準備できるんだったら、
スポーツ施設でもできないはずはないですよね。
◆だろ。
◇しかも、映画館は冷房が入るけど、岩手県のスポーツ施設は冷房がないですよね。
◆花巻市総合体育館アネックスは冷房が入るよ。
◇あら失礼。
でも、やっぱりスポーツ関係者の考え方なんでしょうね、これって、昔からの。
◆スポーツ関係者だけじゃないよ。
施設をつくる人たちなどのスポーツに関する考え方・見方を変えてあげないと、
固い椅子は、いつまでたっても、そのままだよね。
◇そのとおりですね。
ところで、間違いがありましたよ。
◆えっ!? 何が間違ってた?
◇計算。
◆へっ!?
◇「夫婦50割引き」だから、一人1000円で映画が観られる…って、さっき。
◆二人で2000円だから、一人1000円だろう!
◇奥様が2000円、出したんでしょ、全額、財布から!
◆あっ!