日産自動車のカルロス・ゴーン社長は「自動車会社が車だけ売る時代は終わった。電気自動車(EV)とつながる住宅など社会インフラも同時に提案していく」と語った。「自動車」と「住宅」がくっついた結果、なにが出来上がるのか、やっぱり私の頭ではわかりませんが、きっと何か素敵なことが起きるのでしょう。 さて、 何と何をくっつければ面白いことができるのだろうか…と考えてみたいですね。 これ、 量の変更ではなく質の変更の観点です。 ********** ◇なな、何ですか、これ!? ◆昨日、販売開始で限定100万個だよ。 無くなってるかと思って気が気じゃあなかった。 ◇ですから、いったい何なんですか? ◆「あれ」と「あれ」をくっつけたもの! くっつけると何かが起こるのねぇ! ◇さっぱり分かりません!? ◆ファミリーマートで売っている「スライム肉まん」 170円。 ◇く、く、くっつければ良いってもんじゃありません。 でも、いい歳をして買ってくる人も買ってくる人です! ◆見かけによらず、おいしいよ!
石割桜の酵母
岩手県公式HPに
『石割桜から採取に成功した試作用酵母の無料配布について』という、私にはまったく理解ができない題名の記事が載っていました。
読んでみると、
『石割桜』でパンをつくろう!ということのようです。
▼北里大学海洋バイオテクノロジー釜石研究所では
▼著名な花や木から食品加工用酵母の採集に成功しています。
▼そのうち、盛岡の石割桜から採取に成功した酵母は
パンづくりに適していることが分かり、
▼岩手県立盛岡農業高校の協力のもと試作品の製造に成功。
▼研究所は、このたびの津波により壊滅的な被害を受けましたが
▼収集した酵母は瓦礫の中から救済され無事でした。
▼研究所は、石を割り力強く咲く桜から採取され、
津波の被害も乗り越えたこの酵母を、
震災復興支援に活用したいと考え
▼この酵母を用いた製品開発に興味・関心のある県内の製パン業者等に試作用酵母を配布する予定
すばらしいことだと思いますが、
私の頭では、どう考えても、石割桜とパンは結びつかないのです。桜から酵母がとれる…とても不思議です。
ちなみにチラシによれば
岩手県名花名木由来「いわて花咲酵母」は、
「盛岡 石割桜」のほかに、「北上 展勝地の桜並木」「遠野 夫婦杉桜」「大船渡 三面椿」などがあるのだそうですし、
なにやら、この酵母でビールも作れるらしいのです。
花や木とパンやビール…
ますます不思議ですが、ますます楽しみです。
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『枯れた技術の水平思考』という言葉を思い出しました。
任天堂のDNAを創造した男…と呼ばれている、横井軍平さんが哲学としていたといわれている言葉です。
今ある何かと、良く知られている何かをくっつけて、新しいものが出来上がる…桜の酵母とは少し話が違うような気がしますがとても気になります。
今日の日経のネット版に、次の記事がありました。