雪雲を育てた青空と、雪を降らせた雪雲と、雪をかぶった姫神山です。今朝は雪でした。
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昨日、『岩手スポーツマガジン スタンダード』の編集に携わっている方とお話をしました。
当然、11月15日に発売された単行本「海と、がれきと、ボールと、絆。」の話になります。
お見えになった方も、その本の著者のお一人です。
内容のお話などでひとしきり盛り上がった後、
発行社が「講談社」だったことに驚いた獅�話すと、こんなことを仰いました。
『講談社の編集の方には、
私の原稿に「がっぱり」と手を入れていただきました。』
中央の会社の人は「やっぱり違う」のだそうです。
これでもかこれでもかと「読みやすい表現」を求めてくるのだそうです。
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そこで思い出したのは、
11月初めに、スポーツに関する企画書をお持ちになった日本オリンピック委員会関係の方のことでした。
企画書は、
パワーャCントのスライドをカラー印刷したもので、表紙を含めてA4が8枚。
その中には、
開催の背景と目的、開催概要、会場、進行案�@�A、参加予定海外オリンピアンのプロフィール、先催事例が、
とても見やすくまとめられています。
(すばらしい企画だ。内容も完ぺきに近い。ぜひ成功させたい。)と思ってお話を伺っていると、
「でもね、これ、まだ、私のレベルです。関係者のブレインストーミングを経ていません。
これからみんなでブラッシュアップしてゆきます。今日のものは、まだイメージです。
次の案をお待ちください。」
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◇人の力を借りないといけないことって沢山ありますよね。
◆ああ、編集者の力や、関係者の力…だよね。
一人の頭の中では、思い込みがあったり、気付かないことがあったり…限界があるよね。
◇がはははは。めずらしく弱気!どうしたんですか?
◆マイクロソフトに教えられたんだ。
◇はぁっ!?
◆私は、単行本を「タンコウホン」と思い込んでいた。
でも、ワードで「たんこうほん」と打ち込んで変換をかけても変換されなかかった。
マイクロソフトもたいしたことはないな、と、思いながら、「たんこう」と「ほん」で変換した。
◇ふぅ〜ん。
◆でも、もしかして…と「たんこうぼん」と打ってみると、果たしてスッパリと変換された。
マイクロソフトさまさま…です。教えられました。
死ぬまで「たんこうほん」と思って過ごす所だった、あぶない、あぶない。