宇都宮美術館が所蔵する4つの代表的な版画連作『わが生涯』、『聖書』、『ダフニスとクロエ』、『オデュッセイア』を展示し、それぞれの物語を解説しながら、シャガールの版画の世界を紹介します。 会期:2013年4月6日(土)〜5月6日(月・休)素敵な世界が繰り広げられています。 どうぞ、ご覧になってくださいね。800円。 ***** 作品は「連作」ですので、そのお話の知識がないと、よくわかりません。 もちろん、 要所要所には、お話の流れを解説する表示があり、それを読めばだいたいわかるようになっています。 でも、 たぶん、キリスト教や聖書の知識を持たない私には、理解できていないことが沢山あるのだろうな… と、ヨーロッパの作品を見るたびにそう思います。 多くの人が、子どものころから教えられている「バイブル」を前提に描かれている部分がきっとあるはずです。 ***** バイブルの二つ目の意味には 『その分野で最も重要かつ権威ある書物』という意味があるのだそうです。 ことばをかえると、 その分野で、誰もが正しいと考え、最も基本となることがらが記載され、進めるべき方向が示されているもの、とでもいえるでしょう。 岩手のスポーツのバイブルは… そんなことを考えた「啄木忌」です。 ********** 【おまけ】 便所より青空見えて啄木忌 寺山修司
啄木忌のバイブル
今日の岩手山は、岩手県立美術館ヴューです。
2階の東側階段に向かう廊下からのパノラマ撮影です。岩手山が見づらかったのでちょっと修正しています。
素敵でしょ。
真ん中の窓に見える3本の旗は、左から、企画展にちなんでのフランス国旗、日本国旗、岩手県旗。
ちなみに、
ここから岩手山を見ることは無料でできます。
企画展・常設展を見なければ、
ミュージアムショップでもレストランでもホールでもライブラリーでも無料で利用することができるのです。
設計は日本設計でしたが、設計の在り方だけではない「なにか」が「文化」にはあります。
ずいぶん前に記事にしていますが、スポーツでは、入場券を買った人のためのグッズであり、レストランであったりするのです。
それで良しとは、考えません。
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それはさておき、
今、岩手県立博物館で行われている企画展は
『東日本大震災復興支援 宇都宮美術館コレクションによる
マルク・シャガール版画展』です。
県立美術館のサイトにはこうあります。