お茶に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透し、国民の豊かで健康的な生活の実現に重要な役割を担うとともに、茶業が地域の産業として重要な地位を占めている中で、近年、生活様式の多様化その他のお茶をめぐる諸情勢の著しい変化が生じていることに鑑み、茶業及びお茶の文化の振興を図るため、農林水産大臣による基本方針の策定について定めるとともに、お茶の生産者の経営の安定、お茶の消費の拡大及びこれに資するお茶を活用した食育の推進並びにお茶の輸出の促進に関する措置、お茶の伝統に関する知識等の普及の措置等を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。「お茶に関する伝統と文化が国民の生活に深く浸透し、国民の豊かで健康的な生活の実現に重要な役割」を担っているのだそうです。 「お茶」を「スポーツ」に取り換えても、意味が通じちゃいます。 いろいろな意味で、すごいですね。
地域WAONカード
昼休みに県庁生協で手に入れました。
昨日、発売になった「黄金の國、いわて。WAON」です。
【左が表、右が裏 です】
詳しくはここ(岩手県公式HP)とここ(イオンのプレスリリース)にありますが、
▼地域WAONカード「黄金の國、いわて。WAON」を6月9日(木)から販売
▼イオンの店舗をはじめファミリーマートやマクドナルド、吉野家など全国の95,500箇所の
「WAON」加盟店で利用可能な再チャージ可能のプリペイドカード
▼全国どこで利用しても、利用額の一部が岩手県に寄付され、
「平泉の文化遺産」の保全に活用される
▼ふつうは対象都道府県内のみの発売なのですが、
東日本大震災を受け、被災地である岩手県・宮城県のカードについては、
特別に全国のイオングループ店舗で販売される
とのことです。
全国の皆さんにジャンジャン使っていただいて、世界遺産登録が見えてきた「岩手の誇る平泉の文化遺産」を応援していただきたいと思っています。
ところで、
以前、「平泉応援バスカード」のお話を書いたことがありました。
これも、平泉の「世界遺産推進基金」に一枚当たり5円が寄付されるのだそうです。
しかし、
残念ながら、スポーツ界にこのシステムに似たものを聞いたことがありません。
民間の方々を巻き込んで事業を拡大してゆくシステムという面では、「伝統と文化」は、スポーツよりも強いのかな…とうらやましく思います。
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◇そんなことないでしょう。
被災地にオリンピック選手や横綱が来てくださっているじゃありませんか!?
◆そうそう。そのとおり。
本当にありがたいことです。
でもね、
岩手復興ネットに「文化・券\・スポーツ関係の来県者」というページがあって、
「多くの方々にお見舞いや激励のため岩手県にお越しいただいております。
心からお礼申し上げますとともに、今後とも宜しくご支援をお願いいたします。
以下、現時点でマスコミ報道で把握している方々の名簿を掲載いたします。」
として、リストが載ってるんだけれども、私が数えたところでは、
6月9日現在で、スポーツ関係者が延べ27人・団体、文化件p関係者が延べ76人・団体…
だった。
◇あらららら、そうでしたか。
じゃあ、スポーツ関係者がたくさん来ているというのは、イメージだけなんですね。
◆いやいや、実際、たくさんの方々においでいただいているんだよ。
でも、それ以上に、文化件p関係の方々がたくさんお見えになっているということだね。
◇スポーツの世界にいると、スポーツのことしか見えなくなってしまいますよ。
視野を広くしなければいけませんね。
◆ど、同感。
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今国会で成立が見込まれている「スポーツ基本法案」はどうなっているのかなあ…となって審査状況を調べました。
現在、衆議院での審査を終了し、参議院での審議に回っています。
ついでに、それらのページをあちこちウロウロしていると、
「お茶の振興に関する法律」という、私にすれば驚きの法律が成立していることがわかりました。
提案の趣獅ヘ次のとおりです。