がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

国体基本構想

今朝、いつものように歩いてくると、いつもの場所から街頭演説の声がします。 (ああ、選挙も近い…) ところが、いつもの声ではないのです。 その場所付近は、県議会議員の斉藤信先生か、市議会議員の高橋司先生が、しばしば街頭演説をしている所ですが、どちらの声でもありません。 演説の姿も遠くにしか見えませんし、自分のお名前もおっしゃいませんので、 (どこのどなたが何を言っているんだろう?)という状態です。 歩いている人に何かを伝えるのは本当に難しいことなんだな…と感じた朝です。 こう考えると、 うるさいと感じていた名前の連呼も効果的な作戦であることがわかりますね。 ********** 平成28年岩手県で開催される第71回国民体育大会「開催基本構想」のパブリックコメントの結果が公表されています。 開催基本構想を策定する趣獅ヘ、次のとおり示されています。
大会の開催及び開催準備の指針となる基本目標と、その実現に向けて取り組むべき方向性や考え方について明らかにし、国体開催に向けた各種計画等の参考とするとともに県民、関係団体への周知に活用する
パブリックコメント皆さんから寄せられたご意見は18件ありましたが、 そのうち9件は「選手強化支援」、4件が「広報・県民運動」、2件が「施設整備支援」、「その他」が3件でした。 18件が多いのか少ないのかということはさておき、 意見の半分が「選手強化」に対するご意見で、そのすべてが、「選手を強くするためにどうするか」という趣獅フご意見であると私は読みました。 大規模スポーツイベントの開催には様々な狙いがありますが、 本県選手の活躍は欠かせない事柄なのだなぁ…と、再確認させていただきました。 ***** 参考までに「開催基本構想」の最終章を丸写しします。 国民体育大会開催の「ねらい」であるこの章をお読みいただければ、 「する人・みる人・支える人」のいずれかの形で関わり、応援したくなると思います。
おわりに 国体開催を岩手の財産に  第71回国体は、関係機関・団体、市町村、県が一丸となって、「県民の総力を結集して、夢と感動を与える国体」として開催するものです。  第71回国体の開催を、全ての県民が岩手の財産として実感し、県民の豊かなスポーツライフの実現や、スポーツを通じて活力にあふれた地域を実現していくことで、県民一人ひとりが、共に支え合いながらいきいきと働き、安心して暮らし、楽しく学んでいくことのできる希望あふれる社会「希望郷いわて」の実現に向けた力となるように総力をあげて取り組んでいきます。 1 豊かなスポーツライフの実現  国体開催を契機として、本県競技力の向上・維持を図るとともに、関係機関・団体との連携により本県のスポーツ振興を推進する組織体制の基盤の強化を進めます。  また、県民が気軽にスポーツに親しめる環境の整備を進め、県民が生涯にわたって幅広く運動やスポーツと関わりを持ちながら、明るく健康で活力ある人生を歩むことができるよう、生涯スポーツや健康スポーツの振興を図り、県民の豊かなスポーツライフの実現を目指します。 2 スポーツを通じた活力にあふれた地域の実現  国体開催への取組を通じて岩手のスポーツ振興を担う人材を育成するとともに、国体開催で得た経験を活かし全国規模の競技会を招致・開催するなど、スポーツによる地域の活性化を進めます。  国体開催を通して形成した地域間や世代間などの多様なつながりと交流を、国体終了後も継続することにより、県民が積極的に参画する活力にあふれた地域づくりを進めます。 3 「希望郷いわて」の実現  第71回国体が、一過性のイベントに終わることなく、県民が国体の成功で得た「夢と感動」を力として、本県が平成21 年12 月に策定した「いわて県民計画」の目標である「希望郷いわて」の実現に向けた大きな一歩となるよう総力をあげて取り組んでいきます。